田中英道 東北大学名誉教授(美術史・歴史学、文学)に、「歴史観測」新刊書籍『「ありがとう」という品性~なぜ「ありえない」が感謝の言葉になるのか』の著者、局長・尾崎克之が、「映画」の話を聞いてみた。

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  • Опубліковано 4 лип 2024
  • #田中英道 #小津安二郎 #日本映画 #日本史
    田中英道東北大学名誉教授(美術史・歴史学、文学)が、小津安二郎、黒澤明、宮崎駿、フェデリコ・フェリーニ、ルキノ・ヴィスコンティ、ヌーヴェルバーグを語る。
    ●「歴史観測」局長・尾崎克之の新刊
    『「ありがとう」という品性~なぜ「ありえない」が感謝の言葉になるのか』(啓文社書房)
    amzn.asia/d/9NiZWwt
    全国書店、アマゾン、楽天市場で好評発売中!
    目次紹介
    -----
    序章 「ありがとう」の相手は「人」ではなく「世の中」
    ●実は自虐風、逆説的な「ありがとう」という言葉
    ●外国語の感謝の言葉と「ありがとう」の違い
    ●「ありがとう」が大好き、の統計的根拠
    ●「ありがとう」でできている小津映画『東京物語』
    ●『東京物語』が見事に示す「ありがとう」の原理
    第1章 「ありがとう」はいつどこで生まれた?
    ●明治時代後期に始まった「ありがとう」普及作戦
    ●教育の世界の、日本vs.中国
    ●選別された「方言」こそが「標準語」
    ●「ありがとう」が標準語になった瞬間
    ●国語辞典に載っていなかった「ありがとう」
    ●実は京都弁だった「ありがとう」
    ●宣教師による戦国時代日本語研究の凄まじさ
    ●1603年刊行ポルトガル語辞書に載っている「ありがとう」
    ●方言にうるさかった宣教師の『日葡辞書』
    第2章 「ありがたいvs.かたじけない」のシェア競争
    ●「ありがたい」が感謝の言葉となる時
    ●『徒然草』に見る感謝の言葉
    ●『源氏物語』の「ありがたし」はネガティブ?
    ●「ありがとう」などとは決して言わない光源氏
    ●「ありがたし」の古代史と夏目漱石のニセ漢文
    ●古代の天皇が使った「ありがたし」大事件
    ●天皇の上に何者かがいる?
    ●仏マニアの孝謙天皇が引き起こした一大騒動
    ●仏教を国家事業化した天武天皇
    ●仏教依存症の父と娘
    ●なぜか「ありがとう」とシンクロする仏教の浸透
    第3章 決して謝らない平安貴族と「ありがとう」の関係~『源氏物語』から~
    ●六条御息所が徹底的に悪い、その理由
    ●皇位継承に関する紫式部の過激な仕掛け
    ●安全保障装置だった「宿世」の思想
    ●いいわけだらけの『源氏物語』
    ●『源氏物語』が「小説」ではない理由
    ●宮中女房の読み上げ台本だった『源氏物語』
    ●「世の中とは何か」を教えるための『源氏物語』
    ●『源氏物語』がおもしろくないのは当たり前
    ●何でも入る魔法の箱「もののあはれ」
    ●「もの(存在)のあはれ(あれこれ)」は、つまり「世の中」
    ●そんなことって「世の中」にあるの?
    第4章 創造しない日本の神と「ありがとう」の関係~本居宣長から~
    ●日本の神様はなぜ占いをする?
    ●『古事記』は文学的、『日本書紀』は学者風
    ●『古事記』は近現代に発掘された教養
    ●神話が表す、神話の子孫たちの「世の中」観
    ●日本神話に秘蔵されている「ありがとう」
    おわりに 密やかに世界に誇るべき「ありがとう」の世界観
    ●「いただきます」の現代史~参考として
    ●世界一奥ゆかしく、世界一タフな日本
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    「ありがとう」が広まったのは20世紀、明治時代の終わりから?
    「ありがとう」は国語辞典には載っていなかった?
    「ありがとう」は実は京都弁だった?
    「ありがとう」の映画だった小津安二郎『東京物語』?
    「ありがとう」は戦国時代のポルトガル語辞書に載っていた?
    「ありがとう」などとは決して言わない『源氏物語』の光源氏?
    「ありがとう」の初登場は8世紀の万葉集?
    日本人は一時間に一回、必ず「ありがとう」と言う?
    thanks: 音楽:BGMer

КОМЕНТАРІ • 1

  • @chip855
    @chip855 21 день тому +1

    手のひらと手のひらを合わせて 幸せーー