鬼走り－揖斐川・鷺田橋の野鯉

梅雨に入って2週間後、1年ぶりに揖斐川・鷺田橋下流の河原に竿を出しました。
今回はこのポイントに初めて水中カメラを投入し、揖斐川中流部にどんな魚たちが生息しているのかを見るのが主な目的です。
すると、第1投から強烈なアタリで野鯉がアタックしてきました。
揖斐川らしい凄まじい鬼走りで獲物は一気に対岸まで走り、それから下流へラインを引き出していきます。
それを何とかいなし、取り込んだ獲物は、86cmで11kgもある非常にコンディションの良さをうかがわせる野鯉でした。
1年ぶりの鷺田橋のポイントは、梅雨空を吹き飛ばす清涼感を私に与えてくれました。
そして、水中には、オイカワが大群をなし、おなじみのニゴイやフナの群れも餌に集まり、アユやカマツカまでも姿を見せてくれました。
まさしく、鷺田橋のポイントは魚たちのパラダイスであったのです。
この美しい自然をいつまでも残して生きたいものです。