宮本裕史ジャズトランペット アドリブレッスン風景その17

Поділитися
Вставка
  • Опубліковано 18 вер 2024
  • 動画内字幕内容
    ーーーーーーーー
    宮本裕史ジャズトランペット アドリブレッスン風景その17です。
    今回は僕のレッスンでの最古株の方です。間に遠方で暮らしていた時期もありますが、12年以上の付き合いになるはず。
    少なくとも3年前くらいには、すでに彼に対してはアドリブ面では何も教えることは無いというレベルに達しており、それ以降は奏法とタイムコントロールのレッスンをしています。
    この動画内でもそうなのですが、彼のアドリブのメロディラインは大変良くできており、僕も舌を巻くレベル。これらは先天的なものではなく彼が努力の積み重ねで獲得したものです。
    しかし勿体ないことに、少し前までの彼は、アドリブ中にて音の選択で吟味に吟味を重ねることによりタイム感を犠牲にしてしまう事が多かった。テレビゲームなどでの処理落ち(情報処理が追い付かなくなり表示スピードが落ちること)のようなことが起きてしまいます。
    また、音列に向けるその集中によって奏法を崩しやすく、音色が荒れることもしばしばありました。
    ここ数年ではレッスンではその部分にフォーカスした練習がメインでした。
    この動画シリーズでは一番最初に紹介すべきが彼だったのですが、そのタイムの劣化、音色の劣化の所為でアドリブの内容のすばらしさをかなりスポイルして聴こえてしまい、彼のマイナスプロモーションになってしまうので今回まで保留にしていました。
    現在ではご覧の通り僕と比較しても大差ないくらいのクオリティで演奏できるようになっています。(※ 楽器などのセッティングが違うのでキャラも印象も違いますが)
    彼の名前は阿部肇さん。会社勤めの人です。現在は社会人ビッグバンドで月に1~2回の活動程度ですが、長年の付き合いの友人として、コンボでの活動もしてほしいなぁ、と思っています。
    さて、曲はチャーリーパーカーのYardbird suite。じつは僕が苦手な曲です。
    随分と若いうちから苦手意識を持ってしまっており、いまだにそれを拭い去ることが出来ません。
    しかしスタンダードに多く共通して現れるコードの様々な動きがたくさん詰まっており、やり甲斐有るしレッスン向きな題材でもあります。サビもかなりレアなキーに転調するのでこの曲も奏者の実力を試される難曲の一つではないでしょうか?(僕も翻弄されていくつかミスっています)
    ところでこの生徒さん、先述の音色の問題とリズム処理落ちの問題はもうすぐ解決します。成長曲線から考えるにあと半年で問題は霧散するでしょう。
    そうなれば彼の素晴らしいメロディ構築能力は足枷が外れ、この動画をはるかに超えたものになることでしょう。今からとても楽しみにしています。
    字幕は以上です(演奏はもうしばらく続きます)。

КОМЕНТАРІ • 1

  • @tzl9994
    @tzl9994 3 місяці тому +1

    とても素敵な演奏、解説でしたので
    チャンネル登録しちゃいました❣️