【あらゆるジャンルの漫画で不可欠な表現要素ついに発見! センスは不要・意志だけ必要、答えは「ユーモア」】漫画家ためになるラジオ【vol.085】

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  • Опубліковано 27 жов 2024
  • 漫画には数多くのジャンルがありますが、ほぼ全ての漫画に共通して盛り込まれている要素が1つだけあります。それが「ユーモア(おかしみ)」です。
    「ギャグ」を入れなきゃいけないわけではなく、そのユーモアが笑えるかどうかも問題ではなく、単純に入っているかどうか。
    特に賞に応募するような読み切りは、「真剣」のみで描かれている作品が多いですが、世の中の連載作品でユーモアが1つの表現もないような漫画は、ほとんど無いのではないでしょうか。
    どんなジャンルであってもおかしみを感じさせる部分がないと、緊張・息苦しさだけが連続することになってしまいます。だからこそ漫画を描く人は、自分が思うより「2割増」ぐらいそういう表現を入れるよう意識してみましょう。
    作品としての情報量の整理の過程で、おそらく真っ先に削られるであろうユーモア表現ですが、存在の重要性は世の中の大半の作品が採り入れていることで既に証明されています。
    そして大切なのは、ユーモアを入れようという「意志」自体を持つこと。そこにユーモアの「センス」は必要ありません。
    売れている漫画のユーモアはよく「面白い」と評価されますが、それ単体を切り出してギャグとして評価した場合、実際は微妙なものも多いでしょう。作品全体の流れの中に入れられているからこそ、上手く機能しているのです。
    ユーモアとは余裕であり、余裕がない人ほど削ってしまう要素かもしれません。その意味でも、「ユーモア2割増しにしよう」という気持ちを持っておくと、あなたの作品にも良い意味での余裕が生まれるかもしれませんよ…!
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    #漫画 #描き方 #テクニック #漫画家志望

КОМЕНТАРІ • 18

  • @八尾匠
    @八尾匠 3 місяці тому +9

    売れる作品の共通項は「緩急のバランスがいい」ってことだって聞きます。
    「緩」がなくてシリアス場面(急)ばかり続く作品はいいシーンが続いても息がつまります。ウケてる作品はよく見ると緊張がほどけるシーン、ユーモアを入れてほっと一息つけるシーンが効果的に入ってると思います
    「緩」をつける方法はユーモア以外にもかわいい、ほっとする、安心する、みたいなのが色々ありそうで、寄生獣だとミギーの妙なかわいさが緩として機能してるシーンが結構ありそうです。まどマギの絵柄がシリアスだったら、もう少し残酷さが増えた作品になってニッチ方向に振られる気もします
    LOLのARCANEっていうタイトルのついた海外の3Dアニメがあるんですけど あれはそれほど印象的には「緩」を入れてくれてなくて、なんか観てて疲れましたね・・(個人の感想です)アメリカンジョーク的なものを自分が受け取れてなかっただけかもしれないですが
    映画とかには結構、「急」ばっかりで作られたのがありそうですけど、
    逆にホラーとかスリラーみたいな作品ほど意図的に「緩」を入れてその後の「急」を効果的にしていそう
    「普通じゃない(意外性)」に関してはユーモア自体にも必要だと思いますけど
    「急」にギアチェンジする時にあると効果的なのかなと思います
    (逆に「緩」にギアチェンジするときにも意外性があるといいですよね)
    緩急そのものと意外性はどっちも必要だと思ってます
    UA-cam動画とかでジングル入れて切り替えるのも似たような感じを受けます
    雑談で談笑(ジングル)本題に入ってキリッとするとか

  • @Shouinboy
    @Shouinboy 3 місяці тому +3

    「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇である(チャールズ・チャップリン)」「何事も自分以外の人に起これば面白い(ウィル・ロジャース)」という言葉もあるように、ユーモアの本質は”客観視”、言い換えれば”別の視点から見る”ということではないかと思います。
    作者がどんなに大真面目に考えたシリアスな物語や演出でも、読者によっては異なる(意地悪な)見方をしてツッコむ(茶化す・批判する)人たちは必ずいるでしょう。それらをあらかじめ想定し、作品内で先回りして自分でツッコんでおくことでそういった読者たちも味方にして引き込むことができる、というのが漫画におけるユーモアの効果のひとつではないでしょうか(おそらく漫才におけるツッコミの効果と同じだと思います)。
    つまり、作品内にユーモアを入れられるかどうかというのは、言い換えれば”どれだけ自分の作品を客観視できるか=読者視点で考えられるか”ということの表れでもあり、プロの作品にそれが多く初心者に出来る人が少ないというのは、じつは当然の帰結ではないかと思います。

  • @dougasaki09
    @dougasaki09 3 місяці тому +1

    最近、取材とかしていて漫画家さんや漫画家志望さんに話聞く機会ありますが全ての漫画描いてる人は尊敬に値しますね😊✨

  • @ともぞう-m2m
    @ともぞう-m2m 3 місяці тому +3

    ユーモアを入れようとして入れるというよりは、多くの場合ネーム描いてる時に自然に思い浮かぶから入ってるんじゃないかなぁと思いました(シリアスなお話は特に)。描き手がそのくらい深くキャラの特性を掴んでいるというか。それと同時に、お話を作る早めの段階で、ユーモアのあるかけ合いが発生することが予測されるキャラ配置をしとくといいよね〜と思いました。

  • @emu_cell
    @emu_cell 3 місяці тому +1

    いつも為になる動画をありがとうございます。
    初コメントなのにラジオの内容と直接には関係のないコメントで恐縮なのですが、
    ヨシキさんの使われているマイクは、オーディオテクニカのUSBマイクでしょうか?
    だとしたら、マイクの頭頂部(?)がヨシキさんの口元に向いて設置されている様に見えますが、
    マイク側面の、メーカーロゴやボリュームスライダーらしきものの上の網の部分を口元に向けると音質が向上するかもしれません。
    メーカー等違うものだったら申し訳ないのですが、自分が聞く限りでもスイートスポットをはずした音質のように感じます。
    もし該当しそうでしたらお試しください。

  • @mk8eco
    @mk8eco 3 місяці тому +1

    いつも楽しく拝聴しています!今回の講義を聞いて、大高忍先生の「マギ」が思い浮かびました。少年漫画なのですが、シリアスとギャグ(キャラクター)の緩急がジェットコースターのようで風邪ひくわ…と読んでいた記憶が蘇りました。好きな漫画を思い返すと全てキャラクターたちの可愛い掛け合いとかを見てはまっていたように思います。(普段二次創作してるオタク)
    改めてストーリー作りの参考にさせてもらおうと思います…!ありがとうございます。

  • @M.I-u1l
    @M.I-u1l 3 місяці тому

    ホラーでもシリアスでも
    面白い映画にはユーモアが必ずはいっている気がします
    「笑い」とか「くすっ」ていう感覚が
    最終的に「おもしろかった」に繋がるのかも
    そしてどんなに感動的で素晴らしい映画でも、シリアスばかりだとしんどくなるのかも
    「ユーモア」がある映画はしんどくならず時間がたつのが早いです
    ユーモアがシリアスを深くすることもあります
    映画南極料理人でのバカ騒ぎは
    現地の過酷な生活をまぎらわせようとしている感じ

  • @ユズキ-x6t
    @ユズキ-x6t 3 місяці тому +1

    初コメント失礼いたします!
    ユーモアについて「確かにそうだ!」と気づくことができました。有名な作品を思い浮かべるとどの作品もユーモアがある…!
    同時に自分が今作っている作品はユーモアと呼べるほどのものがないなぁと焦りが💦
    次回はユーモアを意識して作品作りに励もうと思います!✨
    これからもラジオ楽しみにしております😊

  • @まる-y7e2f
    @まる-y7e2f 3 місяці тому +1

    自分は『漫画は教科書じゃねーし』と思って基本ふざけて描くようにしてます!
    ユーモアを入れるというよりは、基本ふざけてる中にシリアスなシーンを効かすイメージです

  • @Smunage
    @Smunage 3 місяці тому +1

    ストーリーやセリフのユーモアも必要なのだと思いますが、漫画は絵柄や演出でもユーモア表現できるのが良いですよね。
    時々デフォルメ絵が入るのもユーモアの一種でしょうし、真面目さを極限まで突き抜ければそんな奴いねえよの面白さが出ると思います。
    普通の会話でも、堅い話を堅いままお出しされても受け入れにくくユーモアがあれば聞きやすい気がします。
    なので広く見てもらえる売れてる漫画にはユーモアが必須なのかなあ。ゆるさは親しみやすさにも繋がると思うので。

  • @青と赤-l4m
    @青と赤-l4m 3 місяці тому +1

    伏線です!!

  • @鈴木伸-b8b
    @鈴木伸-b8b 3 місяці тому +1

    押見修造の血の轍はどうですか?

  • @ness3913
    @ness3913 3 місяці тому +1

    刃牙にも同じものを感じますが「真剣にバカなことをやる」って漫画ならではの面白さって感じがして好きです。
    作者や登場人物は大真面目にやってるけど、読んでる読者は笑っていいよ。みたいな感覚がサービス精神溢れてるな〜と。
    真面目なことを真面目にやる漫画は少し読んでて息苦しさを感じることありますね

  • @anan1919
    @anan1919 3 місяці тому

    堅苦しい専門家の話よりお笑い芸人の話のほうが面白くてみんな聞くのといっしょかな?ワイドショーのコメンテーターとかも今は必ず芸人いるし、ほんまでっかとか専門家✕芸人にして小難しい話を面白く聞きやすくしたのは漫画に通ずるものがある気がする

  • @sinnohara8584
    @sinnohara8584 3 місяці тому +1

    今回のお話を聞いていて
    ユーモアってもしかして漫画の本質なんじゃ?と思って
    「手塚治虫のマンガの描き方」を再読してみましたら
    本には「落書きが漫画の本質」と書かれていました
    (安心して感覚的にラクに描けるから良いのだと)
     
    風刺や真面目な内容でも「からかい」の気分があると
    もっと楽しくなるので「からかい精神」も大切だと
    やはり「楽しい感じ」って人を惹きつけます
    ちなみに、ユーモアやおかしみのない漫画として思い付いたのが
    「ゴルゴ13」なのですが、ゴルゴもあのシリアスさが
    1週まわって作品の外でギャグ化されていますよね
    でも、この世の地獄を描いたような重いテーマの作品には
    ユーモアはかえって邪魔かも知れません

  • @青と赤-l4m
    @青と赤-l4m Місяць тому

    主人公詐欺

  • @dougasaki09
    @dougasaki09 3 місяці тому

    最近、取材とかしていて漫画家さんや漫画家志望さんに話聞く機会ありますが全ての漫画描いてる人は尊敬に値しますね😊✨