多久神社(多久町2024-09-22)

出雲市多久町の多久神社（たく神社）にお詣りしました。多久神社は著書「出雲國風土記所載神社399社」で神祇官社 154番 多久社（たくのやしろ）と紹介されてます。創祀年代は不詳で北東に大船山があり、当社は大船大明神と呼ばれていたが、明治になって式にある多久神社に改称した。
出雲國風土記名： 多久社（たくのやしろ）
主祭神：多伎都比古姫（たきつひめのみこと）
　　　　天御梶姫命（あまのみかじひめのみこと）
出雲市多久町
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多伎都比古姫は天照大御神と須佐之男命とのうけい（誓約）において、天照大御神によって須佐之男命の身につけていた十拳剣から生まれ、須佐之男命の子となった三女神（多紀理毘売命・市寸島比売命・多岐都比売命）の第三子。
天御梶日女（アマノミカヂヒメ）は出雲国風土記　楯縫郡　神名樋山の条に登場する神であり、阿遅須枳高日子（アヂスキタカヒコ）の妻、多伎都比古タキツヒコ命の母とされる。島根県出雲市多久町いずもしたくちょうの多久神社（島根県出雲市多久町）に子の多伎都比古（タキツヒコ）と共に祀まつられている。
多久神社の情報
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「出雲国風土記」によれば、【郡家の東北、六里一百六十歩（今の三十二町四十間）、高さ、一百二十五丈五尺。周り、二十一里一百八十歩（今の二里）、巌（みね）の西に石神有り。高さ一丈、周り一丈、往の側に小さき石神百余りばかり有り。古老の言うには、『阿遅須枳高日子の后、「天御梶日女命」、多久村に来て「多伎都比古命」を産み給う。その時、「汝が命の御祖の向位に生もうと思うがここが良い」と教（さと）し詔り給わった。所謂、石神は「多伎都比古命」の御魂なり。旱に当りて雨を乞う時は必ず零らしむ】とある。「烏帽子岩石神」の一部と思われる。 例祭に、「簓（ささら）神事」奉納。例祭の終次第行われ、概ね午前十一時頃。
＊嶋根郡（松江市鹿島町南講武）にも非神祇官社　91番　多久社/多久神社がありますが別社です。