Розмір відео: 1280 X 720853 X 480640 X 360
Показувати елементи керування програвачем
Автоматичне відтворення
Автоповтор
大正、昭和初期の東京風景の描写、今の風景との違いなどを感じながら聞かせていただきました。大正生まれの両親は下町育ちで、子供の頃使っていた、おかずなしのご飯を、「すっぽり飯」と言っていて、その頃は、普通に使っていましたが、今では全く使うことがなくなってしまい、ほとんど死語になっていたのですが、その「すっぽり飯」を朗読で聞き、亡き両親、祖母と一緒に住んでいた、時代を懐かしく思いだしました。
朗読が川の様にサラサラと流れない時代の流れも感じる✌️
よくもまあ、こんなに長編朗読を完璧に出きるものだ❗プロどころではない!素晴らしい‼
ありがとうございます☺️
留守晴夫、賢者の毒が、冷笑と散柳窓夕映を論じてゐるので、是非。
@@seichan_bungaku 、、
%%%%%%%%%%%%%%%3
美しい日本語を聞かせて貰い、感動です。
もう少しゆっくり話してほしい。70代だと懸命に聴かないと理解できません。
留守晴夫、賢者の毒が、散柳窓夕栄と冷笑を論じてゐるので、是非。
々
@@seichan_bungaku😊
いつも楽しく拝聴しております。シャボンさんのお雪さんが優しくて、清潔感があるせいで、物語の哀愁と非情さとを際立たせて、余韻がたまらないです。また聴いてしまうと思います。
嬉しいお言葉、ありがとうございます☺️
荷風の代表作の朗読、それも全編一気のアップ、ありがとうございます。素晴らしい朗読でした。荷風の代表作ですが、この小説はとても風変わりで、他の荷風の小説とは趣きをだいぶ異にしていますね。荷風は江戸趣味を自称していますが、実は、この作でも最初にモーパッサンの名前を出しているように、フランス文学の影響を大きく受けていて、この作でもフランスのジッドの『贋金つかい』にならって、いわゆる〈メタフィクション〉の試みをしていますね。作中に別の小説『失踪』を進行させる、作者が小説のストーリーに注釈をする、後半にストーリーとはほぼ関係ない「作後贅言」を展開させる、などなどですが、それよりも、私がむしろ面白いのは、この小説の本当の主役は玉ノ井の街という空間であって、これは、いわゆる都市空間文学の新しい試みではないと思えた点です。それはともかく、娼婦に似合わない純情なお雪との偶然の出会いと意図的な別れをほぼ会話だけで描く荷風の筆致は見事で、この作を魅力的なものにしていますね。でも、そのお雪との思い出も過去に押し流してしまうような後半の「作後贅言」... お雪は、その名前のように、はかなく消え去ってしまいました。風俗小説、花街小説、娼婦小説などの側面もある本作について、まだまだ言いたいんですが、年寄りの長話になるんでこれ位で。
お聞きくださりありがとうございます。この話の本当の主役は玉ノ井の街…まさしくその通りだと思いました。お雪にしても「ヒロイン」と呼ぶにはあまりに風景と一体化しているように思われます。お雪とその周りの風物すべてが、えもいわれぬ情緒を感じさせる…本当に、主役は玉ノ井ですね。長編におつきあいくださり、ありがとうございました。
長年、東京モノは谷崎で十分という京都志向主義が祟って荷風は読まず嫌いで通してきましたが、朗読のおかげでようやく出会いました。素晴らしい作家、ある意味漱石以上の芸術家ですね。古風な江戸の諧謔の妙味、弱者・半端者・不完全な美への果てしない優しさ、若い時にはわからない価値です。ありがとうございます。
私も、朗読のおかげで読んだことのない作品や作家に出会わせていただいています。この作品もリクエストによるもので、自分から読もうとは思わなかったものなので、つくづくご縁というものはありがたいと思います。ありがとうございました。
素晴らしい朗読です。
ありがとうございます😊
荷風先生の文章、淡々と友人に話しかけてるような、親しさが魅力ですね。そういう意味では、聴かせるに手強い作品かもと思うのですが・・なんとこの朗読は、登場人物の指先の仕草さえ其処に見えるような素晴しさですね。 有難う御座いました。
もはや神の領域に達しています。尋常じゃありません。
お褒めいただき、ありがとうございます☺️『濹東綺譚』は淡々と流れるようでいながら情景描写は的確で、風の音や町の匂いが感じられる文章でした。世の憂いを忘れて下町の情趣に浸るひとときでした。おつきあいくださり、ありがとうございました。
@@黒猫-q6s さまいや、そんな☺️
嬉しい。今日も聞ける。
☺️
発音も抑揚もきれいですね。なだらかに耳に入ってきます。聞いていると肩の力が抜けるようです。朗読有り難う御座います。
お聞きくださりありがとうございます。お言葉、励みになります☺️
永井荷風の朗読、本当にありがとうございます。しかも代表作と目される作品ですね。前に読んだことはあるのですが、何を読んでいたのかわが身の未熟さを今回思い知らされました。数回に分けて聞かせて頂き、あともう少し残っていますが、とりあえず現在の感想まで。玉の井あたりの娼婦雪子との情交の一季節を描いたものですが、何よりも文章の格調の高さが際立っています。そして切なさも格別です。構成も凝ったもので作中作品「失踪」の挿入も技巧の跡が見られない自然なものです。何を訴えたかったのかはまたの機会に考えたいのですが、これはこの文学者の遺書のような作品ではないかと感じました。それほど全身全霊を傾けた小説に思えます。
文庫本『濹東綺譚』の解説には、次のような中村光夫氏の言葉を紹介しています。この作品は「彼の白鳥の歌といってよい作品で、彼の資性、教養、趣味など、いわば精神の姿態が渾然たる表現に達しています」また、樋口一葉の『たけくらべ』を意識して書かれたものだとの指摘もありました。玉ノ井の街の季節の移り変わりを、詩情豊かに描いた名作で、まさに代表作ですね。ありがとうございました。
長編朗読、お疲れ様です。以前『シャボンさんの朗読は長ければ長いほど有難い』とコメントしたことを申し訳なく思っています。勿論その気持ちは今も同じですが、そのせいでシャボンさんに多大な負荷をおかけしているのでは…と反省頻りなのです。数日置きにUPするだけでも大変なのに、こんな聞き応えある作品のご苦労は如何ばかりか…。ラクに手を抜きながらで構いません。どうか無理の無いようリスナーに あなたの美しい朗読をお聞かせ下さい✨。永井荷風氏の作品に疎い私ですが、この作品は興味深く楽しめました。荷風氏の著書を読んでみたくなりました😊
ご心配いただきまして、ありがとうございます☺️朗読は楽しみながらやっておりますので、そんな、苦になることはないのです。ただ長かったり、難解なものを読むにはそれなりに準備に時間がかかるので、苦労といえば言えるかもしれませんが、それも楽しみのひとつです。こうしてコメント欄で、お聞きくださった方のお言葉を読ませていただくのも、楽しみです。いつも励ましてくださり、本当に感謝しています。無理なく、楽しく、これからも続けていきたいと思っていますので、どうぞ引き続きお楽しみくださいませ☺️
中村光夫さんのこの作品に対する評のご紹介をありがとうございます。非常に的を射た批評だと感服いたしました。「作後贅言」まで読み終わりました。荷風にとってこの「墨東綺譚」が格別な作品であることをあらためて感じました。欲望を追求する熱情が現代人の特徴であるが、その先はどういう世の中になるか。中村光夫氏が言う通り白鳥の歌にふさわしい結末ですね、
長編おつきあいくださり、ありがとうございました。作後贅言では、さまざまな裏話が語られて興味深かったですね。この作品のタイトルは当初は『玉の井雙紙』だったそうですが、『濹東綺譚』という風雅なタイトルのおかげで、一層作品が後世に残るものになったと思います。つくづくタイトルって大事ですね。
ものすごいですね‼️とても、読んでいるとわ、思えません、実際に、動いている感覚です‼️もっともっと、早く出会いたかったです‼️
透明感のある見事な朗読力です。私は『墨東奇譚』と記憶していましたが、この朗読のタイトル通り「墨」にさんずいをつけるのが書名本来の表記であることに気付きました。
ありがとうございます。スマホで入力すると墨東奇譚という表記が出てきますから、そちらの方が一般的なのかなとも思います。また読み方も「きたん」ではなく「きだん」と濁ることも、朗読にとりかかって初めて知りました。1992年の新藤兼人監督作品のみ「きたん」と読むように定められているそうです。文字の書き方、読み方ひとつでも、作者の思いがこもっているものですね。ありがとうございました。
@@seichan_bungaku さん国語的には「奇譚」は「きたん」と読むべきでしょう。荷風は「奇談」の含意から敢えて「きだん」と読ませる意図があったように思います。
やっぱり 聴きやすい!内容が すんなり入ってくるのは、声の質 抑揚の素直さ 癖の無さなのでしょうか!ありがとうございます🍀
前から〜一度読んでみたと思っていました。わたくしが大好きでお慕いする方が永井荷風先生が大好き〜濹東綺譚が得意にお気に入りでいらして・・・スマホ📱が使え無く❗️手元に届くのに2週間掛かると云われ〜その間にこの本を書店に買いに行きました。 取り寄せて貰い〜読み始めた処・・・言葉がわからず?〜あなたさまの朗読の素晴らしいお声で読まれるのを聴きながら本を読み・・何とか愉しく〜今・途中まで来ました。 ありがとうございます😊🙇♀️
お役に立てて何よりです。ありがとうございました😊
@@seichan_bungaku さま😊こちらこそありがとうございます🙇♀️ 時代背景もわからずに困っておりました。永井荷風先生のお名前は存じていました。お友達は映画を観たと話しいました。最後まで素晴らしい朗読とご一緒に読んで参ります。🙆♀️🙇♀️
❤️マーク ありがとうございます😊🙇♀️
@@大知浩二 さん ありがとう❤️ございます。🙇♀️🙆♀️
作後贅言を聞いた後、もう一度本編を聞くと、荷風が大江とお雪に託した世界が分かる。そうするとこの小説の味わいが一層深くなる。帚葉翁が時代の変化を感じ批判した精力発展に翻弄される大正の現代人とは異なる、明治の、俗世の欲に無縁な世間の裏に生きる人間の孤独と儚い恋慕の情を語りたかったのだと、この朗読を聞いて思うのです。私は学生時代に岩波文庫版でこの本を読み、数年前に(確か)角川文庫で2~3度読み直し、木村荘八の装絵が欲しくなりもう一度岩波文庫を買って読んだ。日本や世界の文学の潮流には一切関与せず、己の世界を描き続けた孤高の荷風大先生。濹東奇談は珠玉の傑作です。
読むたびに新しい発見があり、新しい感動がありますね。そのときの自分の年齢や経験も関係してきますし・・・私も何年後かにまた朗読したら、違った世界が見えるかもしれないと思います。
昔、山本富士子が主演の話題作の映画が有りました。若さゆえに作品の舞台に反発して見ませんでした。シャボン様の朗読で歴史に残る名作とわかりました。有り難うざいます。
お聞きくださりありがとうございます。私もじつは映画の画像からお色気たっぷりなイメージを持っていて、はじめ朗読のリクエストがあったときは、どうしようかと思いました。それが実際に読んでみると、詩情あふれる随想的な作品で、ただそこが私娼街というだけの、懐旧的な美しい文章でした。読んでよかったです。長編におつきあいくださり、ありがとうございました😊
いつ頃かな?と思っていました。墨東綺譚やりましたね。シャボンさんの「墨東綺譚」シャボン節を楽しませて貰います。👍
いつも、楽しみにしております。もし、可能であれば、荷風さんの日和下駄の朗読をお願いしたく、思っております。
ありがとうございます。『日和下駄』承知しました。リストに入れておきます。お楽しみにお待ち下さい。
こんにちは✨😃❗☀️ 久しぶりに夫の書斎に入って本棚を眺めながら聞いています。夫の本📚️は純文学や専門書が多いため手に取り読む事がないのですが…?ゆっくり眺めて「あぁ有った」…因みに私はエッセイとか随筆のよう本が好きです…最近はほとんどテレビはニュース以外見ません‼️やはり…?読書がしっくりきます?ありがとうございました❤️ゆっくり聞かせていただきます。。。
ありがとうございます。お楽しみくださいませ。
素敵なお声で惚れ惚れしました。が。。ところどころ 発音が私には不可思議でした、ご出身は?
ご指摘ありがとうございます。精進いたします。
以前は 梅雨を ばいう と読んでいたのですか?
確認してみましたが、「梅雨」にルビがついていました。『濹東綺譚』本文中には「ばいう」となっているところと「つゆ」となっているところがあります。おそらく作者が意図的に使い分けたのではないかと思います。
挿し絵((❓️🤔)は朝顔の原生かしら❓️
この本を読むたびに、現代作家の貧弱さには小説が廃れるのは当然だが、自らを棚に上げてそれを読者のことにするのには情け無い🤭
綺譚 きたん
「濹東綺譚」+「作後贅言」「大江匡 + 種田順平」+「永井荷風」文学的な手法はよく分からないのですが、これって「メタフィクション」の走り…ですよね?
もっと言うと、永井荷風は『大江匡房』を祖に持つらしいですよ…🤔
@@seichan_bungaku さま検索してみて驚きました。「遊女記」の大江匡房の子孫!?なんという因果の輪廻…
Japonca bilmiyorum.
荷風は高等遊民です。 断腸亭日乗の朗読もあるでよ
🙄🌱
ありがとうシャボン横丁さん。本当に………本当に……「ありがとう」…それしか言う言葉が見つからない…
荷風は墨東奇譚しかない。しかし最後の漢詩の解説はいらない。外したほうがいい。
大正、昭和初期の東京風景の描写、今の風景との違いなどを感じながら聞かせていただきました。大正生まれの両親は下町育ちで、子供の頃使っていた、おかずなしのご飯を、「すっぽり飯」と言っていて、その頃は、普通に使っていましたが、今では全く使うことがなくなってしまい、ほとんど死語になっていたのですが、その「すっぽり飯」を朗読で聞き、亡き両親、祖母と一緒に住んでいた、時代を懐かしく思いだしました。
朗読が川の様にサラサラと流れない時代の流れも感じる✌️
よくもまあ、こんなに長編朗読を完璧に出きるものだ❗プロどころではない!素晴らしい‼
ありがとうございます☺️
留守晴夫、賢者の毒が、冷笑と散柳窓夕映を論じてゐるので、是非。
@@seichan_bungaku 、、
%%%%%%%%%%%%%%%3
美しい日本語を聞かせて貰い、感動です。
ありがとうございます☺️
もう少しゆっくり話してほしい。70代だと懸命に聴かないと理解できません。
留守晴夫、賢者の毒が、散柳窓夕栄と冷笑を論じてゐるので、是非。
々
@@seichan_bungaku😊
いつも楽しく拝聴しております。
シャボンさんのお雪さんが優しくて、清潔感があるせいで、物語の哀愁と非情さとを際立たせて、余韻がたまらないです。
また聴いてしまうと思います。
嬉しいお言葉、ありがとうございます☺️
荷風の代表作の朗読、それも全編一気のアップ、ありがとうございます。素晴らしい朗読でした。
荷風の代表作ですが、この小説はとても風変わりで、他の荷風の小説とは趣きをだいぶ異にしていますね。荷風は江戸趣味を自称していますが、実は、この作でも最初にモーパッサンの名前を出しているように、フランス文学の影響を大きく受けていて、この作でもフランスのジッドの『贋金つかい』にならって、いわゆる〈メタフィクション〉の試みをしていますね。作中に別の小説『失踪』を進行させる、作者が小説のストーリーに注釈をする、後半にストーリーとはほぼ関係ない「作後贅言」を展開させる、などなどですが、それよりも、私がむしろ面白いのは、この小説の本当の主役は玉ノ井の街という空間であって、これは、いわゆる都市空間文学の新しい試みではないと思えた点です。
それはともかく、娼婦に似合わない純情なお雪との偶然の出会いと意図的な別れをほぼ会話だけで描く荷風の筆致は見事で、この作を魅力的なものにしていますね。でも、そのお雪との思い出も過去に押し流してしまうような後半の「作後贅言」... お雪は、その名前のように、はかなく消え去ってしまいました。
風俗小説、花街小説、娼婦小説などの側面もある本作について、まだまだ言いたいんですが、年寄りの長話になるんでこれ位で。
お聞きくださりありがとうございます。
この話の本当の主役は玉ノ井の街…まさしくその通りだと思いました。お雪にしても「ヒロイン」と呼ぶにはあまりに風景と一体化しているように思われます。お雪とその周りの風物すべてが、えもいわれぬ情緒を感じさせる…本当に、主役は玉ノ井ですね。
長編におつきあいくださり、ありがとうございました。
長年、東京モノは谷崎で十分という京都志向主義が祟って荷風は読まず嫌いで通してきましたが、朗読のおかげでようやく出会いました。素晴らしい作家、ある意味漱石以上の芸術家ですね。古風な江戸の諧謔の妙味、弱者・半端者・不完全な美への果てしない優しさ、若い時にはわからない価値です。ありがとうございます。
私も、朗読のおかげで読んだことのない作品や作家に出会わせていただいています。この作品もリクエストによるもので、自分から読もうとは思わなかったものなので、つくづくご縁というものはありがたいと思います。
ありがとうございました。
素晴らしい朗読です。
ありがとうございます😊
荷風先生の文章、淡々と友人に話しかけてるような、親しさが魅力ですね。
そういう意味では、聴かせるに手強い作品かもと思うのですが・・
なんとこの朗読は、登場人物の指先の仕草さえ其処に見えるような素晴しさですね。
有難う御座いました。
もはや神の領域に達しています。
尋常じゃありません。
お褒めいただき、ありがとうございます☺️『濹東綺譚』は淡々と流れるようでいながら情景描写は的確で、風の音や町の匂いが感じられる文章でした。世の憂いを忘れて下町の情趣に浸るひとときでした。
おつきあいくださり、ありがとうございました。
@@黒猫-q6s さま
いや、そんな☺️
留守晴夫、賢者の毒が、散柳窓夕栄と冷笑を論じてゐるので、是非。
留守晴夫、賢者の毒が、散柳窓夕栄と冷笑を論じてゐるので、是非。
嬉しい。今日も聞ける。
☺️
留守晴夫、賢者の毒が、散柳窓夕栄と冷笑を論じてゐるので、是非。
発音も抑揚もきれいですね。
なだらかに耳に入ってきます。
聞いていると肩の力が抜けるようです。
朗読有り難う御座います。
お聞きくださりありがとうございます。お言葉、励みになります☺️
留守晴夫、賢者の毒が、散柳窓夕栄と冷笑を論じてゐるので、是非。
永井荷風の朗読、本当にありがとうございます。しかも代表作と目される作品ですね。前に読んだことはあるのですが、何を読んでいたのかわが身の未熟さを今回思い知らされました。数回に分けて聞かせて頂き、あともう少し残っていますが、とりあえず現在の感想まで。玉の井あたりの娼婦雪子との情交の一季節を描いたものですが、何よりも文章の格調の高さが際立っています。そして切なさも格別です。構成も凝ったもので作中作品「失踪」の挿入も技巧の跡が見られない自然なものです。何を訴えたかったのかはまたの機会に考えたいのですが、これはこの文学者の遺書のような作品ではないかと感じました。それほど全身全霊を傾けた小説に思えます。
文庫本『濹東綺譚』の解説には、次のような中村光夫氏の言葉を紹介しています。
この作品は「彼の白鳥の歌といってよい作品で、彼の資性、教養、趣味など、いわば精神の姿態が渾然たる表現に達しています」
また、樋口一葉の『たけくらべ』を意識して書かれたものだとの指摘もありました。
玉ノ井の街の季節の移り変わりを、詩情豊かに描いた名作で、まさに代表作ですね。
ありがとうございました。
長編朗読、お疲れ様です。
以前『シャボンさんの朗読は長ければ長いほど有難い』とコメントしたことを申し訳なく思っています。勿論その気持ちは今も同じですが、そのせいでシャボンさんに多大な負荷をおかけしているのでは…と反省頻りなのです。
数日置きにUPするだけでも大変なのに、こんな聞き応えある作品のご苦労は如何ばかりか…。
ラクに手を抜きながらで構いません。どうか無理の無いようリスナーに あなたの美しい朗読をお聞かせ下さい✨。
永井荷風氏の作品に疎い私ですが、この作品は興味深く楽しめました。荷風氏の著書を読んでみたくなりました😊
ご心配いただきまして、ありがとうございます☺️朗読は楽しみながらやっておりますので、そんな、苦になることはないのです。
ただ長かったり、難解なものを読むにはそれなりに準備に時間がかかるので、苦労といえば言えるかもしれませんが、それも楽しみのひとつです。
こうしてコメント欄で、お聞きくださった方のお言葉を読ませていただくのも、楽しみです。
いつも励ましてくださり、本当に感謝しています。無理なく、楽しく、これからも続けていきたいと思っていますので、どうぞ引き続きお楽しみくださいませ☺️
留守晴夫、賢者の毒が、散柳窓夕栄と冷笑を論じてゐるので、是非。
中村光夫さんのこの作品に対する評のご紹介をありがとうございます。非常に的を射た批評だと感服いたしました。「作後贅言」まで読み終わりました。荷風にとってこの「墨東綺譚」が格別な作品であることをあらためて感じました。欲望を追求する熱情が現代人の特徴であるが、その先はどういう世の中になるか。
中村光夫氏が言う通り白鳥の歌にふさわしい結末ですね、
長編おつきあいくださり、ありがとうございました。
作後贅言では、さまざまな裏話が語られて興味深かったですね。この作品のタイトルは当初は『玉の井雙紙』だったそうですが、『濹東綺譚』という風雅なタイトルのおかげで、一層作品が後世に残るものになったと思います。
つくづくタイトルって大事ですね。
留守晴夫、賢者の毒が、散柳窓夕栄と冷笑を論じてゐるので、是非。
ものすごいですね‼️とても、読んでいるとわ、思えません、実際に、動いている感覚です‼️もっともっと、早く出会いたかったです‼️
ありがとうございます😊
透明感のある見事な朗読力です。
私は『墨東奇譚』と記憶していましたが、この朗読のタイトル通り「墨」にさんずいをつけるのが書名本来の表記であることに気付きました。
ありがとうございます。
スマホで入力すると墨東奇譚という表記が出てきますから、そちらの方が一般的なのかなとも思います。
また読み方も「きたん」ではなく「きだん」と濁ることも、朗読にとりかかって初めて知りました。
1992年の新藤兼人監督作品のみ「きたん」と読むように定められているそうです。
文字の書き方、読み方ひとつでも、作者の思いがこもっているものですね。
ありがとうございました。
@@seichan_bungaku さん
国語的には「奇譚」は「きたん」と読むべきでしょう。荷風は「奇談」の含意から敢えて「きだん」と読ませる意図があったように思います。
留守晴夫、賢者の毒が、散柳窓夕栄と冷笑を論じてゐるので、是非。
やっぱり 聴きやすい!
内容が すんなり入ってくるのは、声の質 抑揚の素直さ 癖の無さなのでしょうか!
ありがとうございます🍀
ありがとうございます😊
留守晴夫、賢者の毒が、散柳窓夕栄と冷笑を論じてゐるので、是非。
前から〜一度読んでみたと思っていました。
わたくしが大好きでお慕いする方が永井荷風先生が大好き〜濹東綺譚が得意にお気に入りでいらして・・・スマホ📱が使え無く❗️手元に届くのに2週間掛かると云われ〜その間にこの本を書店に買いに行きました。 取り寄せて貰い〜読み始めた処・・・言葉がわからず?〜あなたさまの朗読の素晴らしいお声で読まれるのを聴きながら本を読み・・何とか愉しく〜今・途中まで来ました。 ありがとうございます😊🙇♀️
お役に立てて何よりです。
ありがとうございました😊
@@seichan_bungaku さま😊
こちらこそありがとうございます🙇♀️ 時代背景もわからずに困っておりました。
永井荷風先生のお名前は存じていました。
お友達は映画を観たと話しいました。
最後まで素晴らしい朗読とご一緒に読んで参ります。🙆♀️🙇♀️
❤️マーク ありがとうございます😊🙇♀️
留守晴夫、賢者の毒が、散柳窓夕栄と冷笑を論じてゐるので、是非。
@@大知浩二 さん ありがとう❤️ございます。🙇♀️🙆♀️
作後贅言を聞いた後、もう一度本編を聞くと、荷風が大江とお雪に託した世界が分かる。そうするとこの小説の味わいが一層深くなる。
帚葉翁が時代の変化を感じ批判した精力発展に翻弄される大正の現代人とは異なる、明治の、俗世の欲に無縁な世間の裏に生きる人間の孤独と儚い恋慕の情を語りたかったのだと、この朗読を聞いて思うのです。私は学生時代に岩波文庫版でこの本を読み、数年前に(確か)角川文庫で2~3度読み直し、木村荘八の装絵が欲しくなりもう一度岩波文庫を買って読んだ。
日本や世界の文学の潮流には一切関与せず、己の世界を描き続けた孤高の荷風大先生。濹東奇談は珠玉の傑作です。
読むたびに新しい発見があり、新しい感動がありますね。そのときの自分の年齢や経験も関係してきますし・・・私も何年後かにまた朗読したら、違った世界が見えるかもしれないと思います。
昔、山本富士子が主演の話題作の映画が有りました。若さゆえに作品の舞台に反発して見ませんでした。
シャボン様の朗読で歴史に残る名作とわかりました。有り難うざいます。
お聞きくださりありがとうございます。
私もじつは映画の画像からお色気たっぷりなイメージを持っていて、はじめ朗読のリクエストがあったときは、どうしようかと思いました。
それが実際に読んでみると、詩情あふれる随想的な作品で、ただそこが私娼街というだけの、懐旧的な美しい文章でした。読んでよかったです。
長編におつきあいくださり、ありがとうございました😊
留守晴夫、賢者の毒が、散柳窓夕栄と冷笑を論じてゐるので、是非。
いつ頃かな?と思っていました。墨東綺譚やりましたね。シャボンさんの「墨東綺譚」シャボン節を楽しませて貰います。👍
留守晴夫、賢者の毒が、散柳窓夕栄と冷笑を論じてゐるので、是非。
いつも、楽しみにしております。もし、可能であれば、荷風さんの日和下駄の朗読をお願いしたく、思っております。
ありがとうございます。
『日和下駄』承知しました。リストに入れておきます。お楽しみにお待ち下さい。
こんにちは✨😃❗☀️
久しぶりに夫の書斎に入って本棚を眺めながら聞いています。夫の本📚️は純文学や専門書が多いため手に取り読む事がないのですが…?ゆっくり眺めて「あぁ有った」…因みに私はエッセイとか随筆のよう本が好きです…最近はほとんどテレビはニュース以外見ません‼️やはり…?読書がしっくりきます?ありがとうございました❤️ゆっくり聞かせていただきます。。。
ありがとうございます。
お楽しみくださいませ。
素敵なお声で惚れ惚れしました。が。。ところどころ 発音が私には不可思議でした、ご出身は?
ご指摘ありがとうございます。
精進いたします。
以前は 梅雨を ばいう と読んでいたのですか?
確認してみましたが、「梅雨」にルビがついていました。
『濹東綺譚』本文中には「ばいう」となっているところと「つゆ」となっているところがあります。おそらく作者が意図的に使い分けたのではないかと思います。
挿し絵((❓️🤔)は朝顔の原生かしら❓️
この本を読むたびに、現代作家の貧弱さには小説が廃れるのは当然だが、自らを棚に上げてそれを読者のことにするのには情け無い🤭
綺譚 きたん
「濹東綺譚」+「作後贅言」
「大江匡 + 種田順平」+「永井荷風」
文学的な手法はよく分からないのですが、これって「メタフィクション」の走り…ですよね?
もっと言うと、永井荷風は『大江匡房』を祖に持つらしいですよ…🤔
@@seichan_bungaku さま
検索してみて驚きました。
「遊女記」の大江匡房の子孫!?
なんという因果の輪廻…
Japonca bilmiyorum.
荷風は高等遊民です。 断腸亭日乗の朗読もあるでよ
🙄🌱
ありがとうシャボン横丁さん。本当に………本当に……「ありがとう」…それしか言う言葉が見つからない…
荷風は墨東奇譚しかない。しかし最後の漢詩の解説はいらない。外したほうがいい。