ちょこっと法話「小慈悲を超えて~第十願 不貪計心の願~」

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  • Опубліковано 5 лют 2025
  • 阿弥陀さまの四十八願の第五願~第十願には六神通が誓われており、浄土に生まれ、智慧と慈悲に目覚めた者のあり方を神通力という形で顕して下さっています。
    第十願には「わたしが仏となるとき、わたしの国の天人や人々が、いろいろと思いはからい、その身に執着することがあるようなら、わたしは決してさとりを開きません」と浄土に生まれたものは様々な物に執着する法執とわが身に執着する我執を離れる漏尽通を得るという事が誓われています。
    私たち凡夫にも慈悲を起こす事はできます。ただその慈悲は自分の為であったり、自分の好きな人、大切な人には起こす事ができますが、嫌いな人や無関係な人には同じような慈悲を起こす事が困難です。つまり、煩悩に縛られた慈悲に過ぎないのです。
    そのような私たちだからこそ、浄土に生まれた者が先の五神通をもって慈悲活動をするときに、煩悩に縛られて制限されるような事がないようにとこの漏尽通を与えるというのです。(20240709)
    ※短い時間ですので略説しており言葉が不十分な点もある事をご了承ください。

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