【石仏と学ぶ】大日如来真言の巻

飯縄山の石仏と学ぶ十三仏のご真言。第12番は大日如来です。「摩訶毘廬遮那（まかびるしゃな）」の名でも知られ、偉大な光明を持って宇宙すべてを遍く照らす仏さまです。智拳印を結ばれた金剛界でのお姿と、法界定印を結ばれた胎蔵界でのお姿のいずれかで描かれますが、ご真言は一般に、それぞれを現す「ばざらだとばん」と「あびらんけん」を合わせて、「不二（二つにあらず）」の形でお唱えされます。
※ご真言の唱え方は、流派や伝によって様々なバリエーションがあります。この動画では高野山における比較的一般的な形でお唱えさせて頂いております。
なお、逆修日は『弘法大師逆修日記事』より（厳密には旧暦。それぞれの仏さまをご供養するのに適した日とされますが、その日でなければご利益がないということではありません）。また、各尊の種字は、最も一般的なものをご紹介しております。
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