中川五郎 in 沖縄「腰まで泥まみれ」Dig Music Gazette 07

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  • Опубліковано 19 жов 2024
  • Dig Music Gazette 07「腰まで泥まみれ」
    1969年に中川五郎さんが「腰まで泥まみれ」を発表して40数年が経つ。
    その長い間にはこの歌を歌わなかった時期もあったのかもしれない。
    何度も終わり、はじまる歌。何度も歌い直される歌。
    昨年の東日本大震災からもうすぐ1年。
    その後の原発事故からも1年。
    僕はあの時に感じた気持ちを持ち続けていられただろうか。
    この歌が歌われない世界がやって来るのが一番よいのだろうと思う。
    でも、その世界がまだやって来ないのなら、この歌は何度も何度も歌い直されるのだろう。
    東京や沖縄や福島、そして、この歌が必要とされる場所で。
    (岡本尚文)      
    Dig Music Gazetteの主宰者でフォトグラファーの岡本尚文さんから2011年の暮れから2012年の初めにかけて沖縄に行くと知らせを受け、それに合わせてぼくも沖縄に行って沖縄でDig Music Gazetteの撮影ができたらいいなとすぐに思いついた。ぼくは2012年1月3日から8日までの6日間沖縄に行くことに決め、行くなら撮影だけでなくぜひライブもやりたいと浦添市勢理客(じっちゃく)でGrooveというライブ・ハウスを開き、ベーシストとしてさまざまなバンドやセッションで大活躍している沖縄の親しい友人、ガチャピンこと上地一也さんに連絡をし、Grooveだけでなく沖縄市のプレイヤーズ・カフェや那覇栄町市場のサワディーなど、3か所 でのライブを決めてもらった。宿泊は岡本さんのところと那覇の平和通り商店街にあるゲスト・ハウス「An庵げすと・いん」で、「An庵げすと・いん」は、2010年の秋に「ピース・ミュージック・フェスタ in 辺野古」で沖縄に歌いに行った時、大変お世話になり、今回もすぐに連絡をして泊めてもらうことにした。「An庵げすと・いん」の一階のフリー・スペースでは、地元のミュージシャンたちがよくライブをやっていて、今回はそうした人たちと一緒にライブをすることもできた。
     到着した日と出発する日を別にすれば、4日間毎晩ライブをやったわけで、もちろん夕方までの時間は岡本さんと一緒に沖縄のあちこちでDig Music Gazetteの撮影をした。3曲ほどできるといいなと思っていたが、何と6曲も撮影することができた。沖縄に関係した歌もあれば、直接関係のない歌もあるが、どの曲も沖縄で撮影す る意味がしっかりとあるものばかりだと思う。
     最初にアップされるのは、ピート・シーガーの「Waist Deep In The Big Muddy」を日本語に訳した「腰まで泥まみれ」。この歌はピートが1966年に書いて、67年の夏にリリースしたアルバム『Waist Deep In The Big Muddy And Other Love Songs』に収めたものだが、ぼくは67年の秋に来日したピートがステージで歌ったこの歌に強烈すぎる衝撃を受け、すぐに日本語の歌詞をつけて歌い始めた。
    1960年代半ば、アメリカがベトナムを侵略する戦争を始め、どんどん深入りして、泥沼化していくことを痛烈に批判した歌だが、過去のできごとを歌った昔の物語歌などでは決してないと思う。ぼくは今の日本、とりわけ2011年3月11日の大震災や原発事故の後の日本のことを歌った歌でもあると強く受けとめて歌い続けてい る。そしていちばん沖縄で歌って撮影したかった歌でもある。
     原発再稼働? 原発新設? 原発海外輸出? 被災者支援打ち切り? 何よりも経済が、お金が大事だなどと、いまだに「進め!」、「進め!」と叫び続けている「BIG FOOL」たちに、ぼくらは絶対についていかない。自分たちで考え、自分たちで行動して行く。
    (中川五郎)

КОМЕНТАРІ • 4

  • @akutou1953
    @akutou1953 Рік тому +2

    今でも「進め」って叫び続けている人たちがいるんですよねぇ・・・・

  • @ykjtijouji
    @ykjtijouji 4 роки тому +2

    大好きです

  • @taji802
    @taji802 3 роки тому +9

    東京オリンピックの記録映画のテーマ曲にどうだろう。

  • @ynwa805
    @ynwa805 2 роки тому +2

    STOP ATTACKING UKRINE🇺🇦