【掛川市】 三熊野神社大祭 本楽
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- Опубліковано 8 лют 2025
- 2019年3月、国選択無形民俗文化財となった静岡県掛川市の「三熊野神社大祭の祢里(ねり)行事」です。山車は「一本柱万度型」と呼ばれる江戸型の特に古い様式の二輪屋台で、現在までそのかたちを色濃く遺していることが評価されました。
映像は本楽(本祭)の様子で、この日は神輿渡御をはじめ各種神事が行われます。神輿は神社から出発しますが、この祭礼では山車(地元では祢里と呼ぶ)は神社境内から出発せず、町の東端(河原町蓮池)から出発します。(大正末期、地元に軽便鉄道が敷設されたために変更。現在は段取り上、各町を出発した山車は必ず神社前を経由して所定の位置につく)13ある山車は前日にくじ引きによって決定した供奉順序で巡行され、経路の都合で神輿列と供奉する山車列が数回離合(すれ違い、追い抜き)する場面があります。このとき山車側は巡行を止め、囃子も止め、曳き手と囃子方は地面に土下座(正座)してその通過を待つという所作が行われます。
千秋楽では地域独特の手締めが合図となって、定められた順序(神社から稽古場(屋台蔵)が遠い町から)で宮出しとなり、自町に帰っていきます。
河原町枠上げ11:52
夜支度31:02
宮入り49:13
千秋楽1:11:22
※本楽の前日、町廻りにあたる「役廻り」は以下をご覧ください。
【掛川市】 三熊野神社大祭 役廻り
• 【掛川市】 三熊野神社大祭 役廻り
開催したのね。
去年は中止だったみたいだけど?
自分が祖父母がいた時は
4月のお祭りの時には良く行ったけど 社会人になると中々時間が取れなくなるから動画でみるしかなくなりますね。昔に比べたら結構大人しくなった感じはしますけど。
コメントありがとうございます。
私が祭礼を撮るようにようになったのは、この数年です。毎年同じように繰り返されていると思っていた祭礼も、関係者に言わせれば毎年順調に進行することは少なくて、いろいろ苦労があるそうです。戸畑祇園(北九州市)で台風直撃にあったとき、気づかされました。横須賀の方々も今回の再開に向けて、模索を重ねた様子がうかがえます。
数年前まで、私自身も祭礼に合わせて出かけることが難しい状況でした。それがやっとのことで都合がついたとき、来年もこれと同じ景色を見ることができるのかな‥と思うことが多々あったのが、撮影を始めたきっかけです。動画で撮影しているのは囃子やそこに響く様々な音も感じていたいと思ったからです。それがほんの数年後、感染症のためにこのような状況になるとは思いもしませんでしたが。
自分なりに現地の雰囲気を記録しようと頑張って歩き回っているのですが、勉強不足などでドラマチックな景色をいくつも撮り逃してしまっているようです。感染症終息の折には、ぜひ都合をつけて現地に出かけて体感してみてください。現地ならではの迫力、熱気、におい‥きっと私の動画の何倍もの感動があると思います!