高校生で世界のランウェイを経験 モデル・平井佑奈さんが大切にしているもの【中塚美緒のライブトーク】 (24/04/16

今、旬な人や話題の人に私が直接会って話を聞くライブトーク。今回のゲストは岡山市の岡山学芸館高校をこの春卒業したモデル、平井佑奈さん（１８）です。
２０２３年、「パリコレ」と並ぶ世界４大コレクションの一つ「ＮＹコレクション」のランウェイを弱冠１８歳で歩いたモデル・平井佑奈さん。世界のモデルの中でもほんの一握りしかチャンスをつかめない舞台で現役女子高校生として世界デビューを果たしました。
Ｑ：平井さんは２０２３年の９月にニューヨークコレクションという世界の舞台に挑戦をしたが、日本を飛び出し世界の舞台は？
（平井佑奈さん）
「普段はあまり緊張しないタイプ。やっぱりステージに立った時は頭が真っ白になって緊張した。初めての海外だったので戸惑うことも多くあった。うまくコミュニケーションが取れなかったり、ファッションショー自体も初めてだったので、ずっと緊張していた」
Ｑ：ＬＡのコレクションに歩いた時の衣装、実際に絵に描いてもらうことは？
（平井佑奈さん）
「すごい肩幅が大きくなったんですけど、大きな肌色のターバンを巻いて、その上に大きなリボンを身につけているので、ちょっとバレリーナっぽい。パンツはハーフパンツだったが、すごくカジュアルで着ていても動きやすく、すごく歩きやすい、ウォーキングしやすいなっていう印象でした。自分のランウェイを見ていただいて、自分の着ている服を見ていただけるすごいいい機会だったので嬉しかった」
世界を舞台に活躍する平井さん。幼稚園の頃、テレビで見たモデルの姿にあこがれ中学２年生でモデル事務所のオーディションを受けます。しかし、始めから順風満帆というわけではありませんでした。
（平井佑奈さん）
「何回か小学生の時にオーディションを受けて、諦めてできたらいいなくらいだったが、チャレンジし続けることは大切だなと思っていて、一発で合格して、すぐに東京の事務所に所属したわけではないので、諦めずに好きを貫くことは大切だと思う」
Ｑ：特に背中を押してくれた家族は？
（平井佑奈さん）
「みんなだが、応援する形が違うだけ。父は特に東京と岡山を行ったり来たりする中でも、一緒に行くこともあったりすごく支えてもらっているし、インスタグラムの投稿は、全部ではないが、ほとんど妹が撮ってくれているのですごく助かっている」
Ｑ：平井さんの母校である学芸館高校での撮影、いかが？
（平井佑奈さん）
「なんか不思議な感じ。実際に高校一年生の時にこの教室を使っていたので、ちょっと懐かしい。大きな行事が印象に残っていて、体育祭だったり文化祭だったり球技大会だったり、体を動かすこととか、みんなと協力して何かを作ることが好きなので、すごく印象に残っている」
＜導きの箱＞　
■人生の転機　
「靴のイラスト」
（平井佑奈さん）
「実物を持ってきた。この黒い靴がウォーキングレッスンをした時もランウェイを歩いた時もこの靴で、思い出の品、もっとモデル活動を頑張っていきたいと思ったきっかけの靴。ファッションショーの時は今回のデザイナーは靴までデザインしている人ではなく、黒いパンプスを持ってきてくれと言われてたので、私は実際にこの練習していたものを持っていき、履いた。ウォーキングはただ歩いているだけに見えるが、普段は使わない筋肉を使うので絶対に筋肉痛になるし、やっぱり擦れてくるので、かかとの靴擦れが激しく、絆創膏ではどうもならなくなってきて、最終的にはガムテープを巻いて練習した。ガムテープ意外と良く、直接足に貼る」
■人柄に迫る　
　“知られざる特技”
「どこでも寝られる。モデルの仕事は待機時間も長いので座っている時にも寝られる。食べることが好きなので、おいしそうに食べることは得意」
Ｑ：４月から大学生、改めて目標は？
（平井佑奈さん）
「まずは皆さんに知ってもらえるよう、憧れてもらえるようなモデルになることが大きな目標。モデルを目指すきっかけとなった東京ガールズコレクションに出たい。（東京は）同じ目標を持っている人たちが集まる場でもあるので、自分のモチベーションをもっと上げて、体づくりだったり、ランウェイだったり鍛えていけたら」