詩の朗読「秋の朝」司 龍之介 作

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  • Опубліковано 12 лис 2024

КОМЕНТАРІ • 2

  • @山下スガコ
    @山下スガコ Місяць тому

    早く目覚めた時の早朝の静けさは、なんとも言えない神聖なものを感じますね。少し前に夕日を見ました。西に見える山並みのすぐ上に茜色の帯びがスーと走りその真ん中に同じ茜色の太陽がくっきり浮かんでいました。その美しさに大自然の神秘を感じ、私は目が離せませんでした。

  • @Tukasa-Ryunosuke
    @Tukasa-Ryunosuke  Місяць тому

    秋の朝
    薄ら寒い朝を迎え
    ベッドから出るのが少々億劫
    窓を開けてないのに風が吹いているようで
    身震いして無言の挨拶
    白湯を飲むと少しホッとして
    感動する程、体が温まった
    スマホを開いてSNSに無限に流れる
    顔も知らない人が書いた詩を読んだ
    読まないものもあったりして
    鼻をかもうとしたら「いいね」を押すのを忘れた
    思いの外、早起きしてしまった
    外はまだ暗いが紺色が差して
    神様は目を擦りながら体を伸ばす
    天照様は部屋から出て来ず
    虫の声も聞こえない
    さてはて、今から何をしよう
    パラパラと本を開いて昨日の続きを読む
    朝の静かな寂しさの中
    読書もひと段落して
    ココアを飲む
    ミルクの白を見て何故か安心して
    沸騰するまで待つ時間が何気に好き
    一口含めてホーと一息つくと
    ようやく今日も目覚めたのだと自覚する
    当たり前のように今日も目覚めたけど
    きっと奇跡なんだろうな
    だけどどうだろう
    このまま朝を迎えることを拒む人もいる
    奇跡なのか悪夢なのか
    だけどどうか秋の朝だけは
    喜びに浸って目覚めてほしい
    静かで涼やかな朝
    朝はだいたいそうだけど
    それを特別な時間だと分かってくれたら……
    あけぼのの空
    大地を明るく照らしだし
    山の峰から顔を出した天照様は
    なんて美人なんだろう
    道路では車が走りだす
    もう仕事へ行ってるのか
    俺はこの人達のおかげで生きていけてるのだな
    ありがたい
    虫達にお願いして
    感謝の気持ちを虫の知らせで伝えてもらおう
    そうだ、そうしよう