村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』感想|望んだものが得られる人の小説

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  • Опубліковано 12 січ 2025

КОМЕНТАРІ • 8

  • @kei-orihara
    @kei-orihara  Рік тому +2

    折原です。補足。根拠は乏しくても、得られるという確信があるものは自然に得られる。あると知ってるものはもう持ってる。強く望んだものへの道筋は宇宙が示してくれる。そういう原理を信じた上で読むと、ダンスダンスダンスは、僕が「さて、何を求めようか?」を探す旅の話しだと思います。フロントの女性に慎重だった理由もその辺にあると思われます。失ったものに意味を、得られるものには信頼を。

  • @yankees0303-g7s
    @yankees0303-g7s Рік тому +2

    素晴らしい解説動画、楽しませていただきました!村上春樹の作品は本当にいろいろな解釈が出来ますよね。私もダンスダンスダンスダンス何度か再読してますが、「いろいろ失い続けて傷ついた主人公が、少女の助けを借り、ダークサイドに堕ちたラスボスと対峙し、そしてヒロインを異界の扉から守る物語」として読むのが一番好きです!笑
    牧村拓という村上春樹のアナグラムである登場人物が、(賢者のような位置付けとして?)娼婦を紹介することで主人公を導く(電話番号を渡す)ところも好きです笑

    • @kei-orihara
      @kei-orihara  Рік тому +1

      へえ!牧村拓って村上春樹のアナグラムなんですか!恥ずかしながら全く気付きませんでした!面白いなあ
      抽象度が高い分、色々な解釈や当てはめができそうですよね。みんなどんな風に読んでいるか気になっていたので、貴重なコメントいただけて嬉しいです!

  • @dir2274
    @dir2274 10 місяців тому +1

    パウロ・コエーリョの「アルケミスト」私も実際に読んだことがあったのでこの動画を見てはっとしました。素晴らしい動画をありがとうございます。

    • @kei-orihara
      @kei-orihara  10 місяців тому +1

      折原です。こちらこそ、見ていただきありがとうございます。『アルケミスト』は「望むこと」の大切さを信じられる素晴らしい本だと思います。

  • @MiraiJikanImage
    @MiraiJikanImage Рік тому +1

    日本には実は見えない階級があって、村上春樹は生まれながらに上流階級に
    属している..と思う時があります。
    したがって、村上春樹の小説はトルストイやドストエフスキーと同じで、有閑階級の
    ための小説という気がします。
    私は中流のいちばん下あたりにいる感じです。

    • @kei-orihara
      @kei-orihara  Рік тому +1

      なるほど、有閑階級のための小説ですか。まさにその有閑階級の方たちは村上春樹作品を読んでどう感じるのか、どのような読み方をするのか、興味がありますね。面白い視点をありがとうございます。

    • @ゴロフキン-g4o
      @ゴロフキン-g4o Місяць тому +1

      さして勉強せずに早稲田に入れてそんなものは当然みたいな自分の持ってるものに無自覚というかさういうものに苛立ちを感じますねぇ!