Розмір відео: 1280 X 720853 X 480640 X 360
Показувати елементи керування програвачем
Автоматичне відтворення
Автоповтор
この映画って人それぞれ捉え方や感じ方が違って当然の作り方だったのに左の人が右の人の意見を否定しすぎでちょっとなんか嫌。自分からどう思いましたかって聞いといてそんなに否定してたら、相手も話したくなくなる。一緒に生活して介護してたらお互いが限界だったのもわかってるだろうしある程度察してごめんねとなるのもあり得なくはないし、ありがとうとごめんねでその後の市子の生き方がまた全然変わったかもしれないのもあり得るくらいこの一言も割とキーだと私は思います。
なんなの左の人。あまりにも無神経。右側の方の感想をいちいち否定して自分の意見が正しいとマウントを取る。その点、右側の方は常識がある。恥をかかされて腹もたつだろうに、にこにこして相手を立てている。二人の人間性がはっきりとわかる。
北は殺されたんじゃなくて、自殺だと思う。市子のために死を選んだんだと思う。
そうかあ?わざわざ掲示板で知り合った女と呼び寄せといて殺す気満々じゃん。
自分もそう思いました。北はあの女の人を殺すか、あの女の人を自殺させれば良い状況だったのだが、一緒に死ぬことを選んだんでしょうね。
花ちゃんがとにかく素晴らしかった。北くんは市子を殺したのかな?物理的に市子ができたとは思えないんだけど。北くんは自らを犠牲にして市子を守ろうとしたのでは?
北を殺した、というか巻き込んだという事になりますかね。北は市子のヒーローになるって台詞を言っていたし、市子に人生を台無しにされた。しかし市子にとっては自分を生きる為の邪魔にしかならなかったのかも。色々観客に想像させてとても良かったと思います。皆さんの捉え方が色々あって、コメント読ませて頂くのも楽しいですね。この映画は、大事のように思えるシーンを敢えて撮っておらず大袈裟に涙を誘うような事もせずに観客に伝えており今年度の「怪物」に匹敵するくらい、映画の構成が素晴らしかったです。二人の出会いの場面、最後の最後に出した事によって序盤のプロポーズのシーンに改めて感情が爆発し、最後まで涙が止まらなかったです。
市子と再会しない長谷川、同情を抱かせてくれない市子の行動、良い意味で裏切られる映画だと思いました。どんでんも返さない。
面白く見させてもらいました 市子について私が思ったのは子供の頃に友達にタマゴッチ?なにかおもちゃを万引きしてくるところでこの子は法を犯すことに躊躇いのない子なんだなと思い最後に自分を守ってくれた男を殺害したことに特に違和感は持ちませんでした やはり市子ような人生を送ると色んなためらいがなくなるのかな
え?鼻歌うたったのって時系列的には一番ラストだよ?ふたりが海に車で飛び込んで新しい身分証をゲットして海から帰るときに歌ってるこの二人は一番最初で歌ってるから時制も一番最初だと勘違いしちゃってるよ
左さぁ、、
左の人、意見の押し付けが強すぎない?
冒頭のごはんの話とか結婚届で涙したりのシーンからミスリードは始まっててそれ引きずったままだと北を○すシーンに違和感を感じるかもしれませんね。市子の倫理観のなさは子供の頃から手癖の悪さでわかってるけど先入観やハードな私生活、何より市子の魅力で覆っちゃってるんでしょうねエンディングの鼻唄はお母さんが月子が死んだ時に食器洗いながらフンフンしてたやつです。人生リセットした後に唄う讃歌というかレクイエムというかとりあえず人生リセット系キラーとして市子2を待ってます。
いつも楽しく観ています。某NPO勤務の時、身分証明何もない人、記憶喪失のひと(本当は?)何人もいました。2017年で無国籍、無戸籍の人約一万人とのこと。子どもの場合は市子と同じく再婚300日問題が多い、貧困層では全く特別なことではないです。映画は演者さん、皆すごかったです。ボーイフレンドの倉君が怯えたように去って行ったのが印象的でした。
市子は冷酷な殺人鬼だったと思いますよ。鼻歌は母親と同じものではなかったでしょうか?ラストは明らかに同じ鼻歌だった。怖い。
冒頭の急いで逃げる部分については、予定よりだいぶ早く長谷川が帰ってくることになったからなんじゃないかと思ってます。長谷川は帰る前にメールをくれるのが好きって言ってたし、いつも夜帰るのが遅いって言ってたから、やはりあの日は何かあって急遽、長谷川が帰ってくることになったんだと思います
コメントありがとうございます!確かにそうかもしれませんね!
12/30山形フォーラムで「市子」を観てきました。市子という人物の過去のさまざまな事件を少しずつ明らかにしながら人としての市子の人物像を少しずつ結んでいく映画でした。「ある男」や「月」「ロストケア」などで扱ったさまざまな問題が炙り出されてきて最初から最後まで苦しく感じながら見ました。この市子の人生のどこかの段階で公的機関や周りの人たちが助けることはできなかったのかと思ってしまいます。市子の幸せな時期の笑顔が素敵だっただけに、最後まで行く感じが辛かったです。主演の二人の演技がとにかく素晴らしかったです。
切なく、悲しくエモーショナルな作品に仕上がらなかったのが良かった底深い闇を感じました、サスペンスやホラーとはまた違った、、、多分最後の市子の「一言」で2人は結果的に亡くなったのかなと想像しましたあくまで想像です無意識の内に近寄る人を不幸にする市子にとって長谷川君だけは愛していた様な気がする漠然と「雪女」みたいな話だな
私の理解不足かも知れませんが、市子は北に直接手を下したのではなく、北を自殺願望者との心中に仕向けたんだと思いました。その方がより恐ろしいんですがね。あの年代表示は意味なかったです。とても頭の中で時系列を並び替えられません。
僕も北くんの行く末がどうしても腑に落ちず。2回目いかないとなーーと思っていました。パンフレットの年表にも北くんの結末は書かれてないですしね。
@@nanashi445ですよね。車で海に飛び込んだというニュースだけだと思うのです。どうとらえるかは、観客次第ということかも。
確かにキタくんを自殺願望者扱いにするとジワジワ怖いな、、、でも掲示板でやりとりしたのは市子だからキタくんじゃないのはいずれわかりそう
幸せだった一枚の写真が最後に出て来るから、写真の日付って必要だったのではと思いました。
左の方の聞き方話し方、参考になりました。反面教師として。映画はとても良かったです。
本日鑑賞しました。鑑賞後に酒匂さん・竹内さん・Tさんの会話を聴くことで、理解が深まるというか、自分がどう思ったかをあらためて考えることが出来ました。シネマサロンを拝見することで、鑑賞後の映画が記憶に残りますし、いろいろと考えることが楽しいです。映画の楽しさをシネマサロンが教えてくださっている気がしておりまして、いつも楽しみにしております。
冒頭は、遺体が発見されたニュースを見たので慌てて荷物をまとめ出したんだと思いました。中村ゆりさんのセリフで、酒匂さんがおっしゃる「ごめんね」もありだと思いますが、「ありがとう」の方が刺さりますね。
「私がすることをしてもらって」ならごめんね、「私ができないことをしてくれて」ならありがとう。私も「ありがとう」の方が、母親と姉の間でしっくりくる言葉だととおもいました。横から失礼しました。
妹の月子死にたいと訴えてる目してた。😢
コメントありがとうございます!確かにあの目はそうかもしれません。
映画館で予告を観て、これは凄そう!と思って観に行きました。衝撃でした!市子の生い立ちが重く、確かに殺人は仕方のないことだったと感情移入していったとこはありましたが、北くんと縁を切ろうとしたとこから市子が自分の全てを肯定しようとする思考に恐怖を感じました。最後まで没入できて観て良かったと思える映画です。
コメントありがとうございます!今年を代表する邦画作品になるかもしれませんね。
え!だって車の中で遺体となって発見されたのは若い男女だった。だから市子を手助けするはずの男性も一緒に殺したんでしょ。又はあの男性、市子のために車で海に飛び込んだか?と思っていました。ラストは市子が母親と同じ鼻歌で歩いている場面で終わる。母親も自分の娘がベットで死んでるのに、平気で同じ鼻歌で洗い物してましたよね。つまり市子も母親同様、冷血カルト人間だ。と思っていました。冷血な人間て平気で泣いて見せたりするのでしょ。あの男性二人にはそうでした。だからこの映画、市子の怖さ描いてるのかな?と思っていました。???
その解釈もありですよね!怖い!
今日やっと観れました。離婚後300日問題のことは知りませんでした。そもそもこのことが全ての根源のように思います。市子ちゃんがキキちゃんに救われたこと、長谷川くんと幸せな時間を過ごせたことを語っていたところが本当にグッときました。地獄のような人生から本当に心の底から救われた思いだったんだろうなぁと思いました。罪は償わないといけないのかもしれないけど、市子ちゃんの幸せを願えない社会はちょっとしんどいなぁと思います。
しんどい世の中ですね。
傑作だと思う。『罪と罰』のラスコーリニコフにはソーニャ映画『ヒミズ』では住田には茶沢という罪を認めるよう諭す存在がいた。ラスコーリニコフや住田のように罪の意識に苛まれることは見てる限りなかったが、裏を返せばそれだけ生きることだけに固執し、愛に飢え、孤独だったのではないか。ソーニャ、茶沢という存在がいなかったヴァージョンの映画としてこれはこれで大変面白かった。この2つの作品と違い主人公が女性という面も問題提起としてはあり。漫画版『ヒミズ』の住田がピストルを自分に向けてではなく相手に向けていく物語が映画『市子』なんだと思う。『ヒトリシズカ』『砂の器』などが似た作品として挙げられてますが、自分は 韓国ドラマ『マスクガール』に似てると思った。それ程この作品には物語として強度があるということではないかな。市子自身は幸せなのかもしれないが、罪を重ねずに生きるにはパレーシアが必要だった…
情報and詳細コメントありがとうございます!「マスクガール」観てないので気になりますね!
僕は北君が市子の代わりに女性の殺害を勝って出たものの、誤って自分まで死んでしまったものと解釈するようにしました。それぞれの性格や関係性を考えるとそれが一番しっくりくるように思っています。
コメントありがとうございます!ご指摘の解釈もアリだと思います!
そう、ケーキ屋の市子のシーンで印象変わりました。同情できなくなった。
コメントありがとうございます!確かに、転換点だったかもしれませんね。
先日ようやく、配信で観ました。ラストはいろんな可能性が考えられますが、市子に命令されるがままに北(意思薄弱)が冬子(戸籍提供志願者)を殺して山中に死体を隠して(力仕事なので男性の腕力が必要だった;戸籍を奪うなら死体を隠したいはず)、しかし2人で車で帰る途中に思い詰めた北が無理心中を図って車ごと海中転落したものだと解釈しました。でも皆さんのコメントを読んでると、市子がサイコパスでマインドコントロールさえ使いこなすシリアルキラーの魔女だったという線も十分ありそうだなあと思いました。パート2を作るとしたら、冬子の戸籍で暮らしていた市子を見つけた長谷川を市子が殺すストーリーになるかもですね。笑
皆さんのコメント拝読するだけで楽しいです!ありがとうございます!
左の人「いや」「でも」が多すぎてみててストレス…………………話してる内容は面白いけど聴いててイライラしちゃう〜〜〜
分かります。。
否定が多すぎて嫌ですよね。。。
こういう人は無意識なんですよね。癖になってるから無自覚でそういう風になってると思う。指摘されないとわからないけど、めんどくさいので周りの人は何も言わずに離れてく。
自分はサスペンス映画として見ずに、失恋映画のドキュメンタリーとしてみたらとても良かったです。なぜ結婚を伝えた翌日に消えたのか知りたいという衝動から聞けるだけの証言を聞き、今まで向き合ってこなかった彼女の人生を彼女の外から知っていく。そしてあのお母さんのおじぎが主人公が求めてたものなんじゃないかと勝手ながら思いました。
正直 お話の筋はそこまででしたああ無戸籍なんだろうなって想像できちゃって そこと別に主題が殺人かぁってでも出演者さんたちの演技はすごく良かったです杉咲さんは熱演が続きますね
個人的には、今年一番がっつり喰らいました。【以下ネタバレ?】ラストの死体の見つかった男女は、北くんと訪ねてきた女性で、やはり市子が自分の意志で殺したのだと思いました。そして、日本のどこかでその女性の戸籍で暮らしているのかも。と思いました。(というかそう願いたい思いです。確かに4人に手を下したこととなりますが)あと、写真の日付の表現ですが、長谷川との楽しい日々でフイルムカメラで楽しそうに写真を撮ってるシーンや、幸せな時の写真をカバンに大事に入れていたり、市子にとって写真は大事だったのかも。ということと関連付けてあの字体なのかと思ったり。
なるほど、戸籍を乗っ取るために自殺願望者を募っていたと。あとは足がつく北と一緒に葬るとなると合点がいきます。こうやって観賞後色々考察の余白が広いのは面白いですね。
コメントありがとうございます!写真、日付の件おっしゃる通りかもしれませんね!
北の死をどう捉えるかで評価が変わるというのは納得です自分もそこで衝撃を受けましたし作品に対しての評価が上がりました北の死に対しては久しぶりに抗い難い魔性の女を見たという感じです
市子が、花を好きな理由が「水をあげへんと枯れるから好き」というセリフが 見てる時は(ポエマーだなぁ)という印象を受けましたが、見終わってから 複雑な気持ちになりました...いつも映画についての考察等は記事で読むことしかしていなかったので、予告を見たらこちらのchがオススメに出てきて 出会えて良かったです🥰
コメントありがとうございます!これからも毎日アップしていきますのでよろしくお願いいたします!
余韻がたなびきました。
コメントありがとうございます!
キャストは皆さん熱演でしたが、私は脚本に面白みを殆ど感じませんでした。戸田監督の前作『散歩時間』は大変面白かったのですが。お二人の口には挙がりませんでしたが無戸籍の若者を描いた映画には『タロウのバカ』という傑作があるじゃないですかー。他の方もコメントされていますが、森永悠希さん演じる北は、最後は女と心中するように市子に仕向けられたように見えました。はっきりとは描かれていないので市子が直接殺したようにも解釈できるように作られていますが。映画からの内容からは外れた野暮な話ですが、私が耳にした話では、無戸籍の人が生まれるのは、お二人が話されていたような怠惰な母親が原因ではなく、DV夫から妊婦が逃げ出した場合に出産した子供の出生届と住民票から避難先が知られるのを恐れた母親が出生届を出さない(出せない)ケースや、出産した子供が離婚した前夫の戸籍上の子供にされてしまう嫡出推定を恐れて出生届をためらった結果であるケースも多いようです(悲劇の元凶は母親ではなく暴力夫)。
@@user-ty6qm2mt6w コメントありがとうございます! ラストシーン最高ですよね! 陰惨としか言いようのないお話ですが、社会から存在すら認められない人間がどうなっていくのか、強く心に刻まれる映画体験でした。主演のYOSHI君が早逝してしまったのは誠に残念。『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』は以前から気になってますがまだ観ることができておりません。機会があればぜひ。
2日連続で鑑賞しました。初日鑑賞しただけでは、市子の壮絶な人生には同情できるけど、少なくとも2人を殺めてるのってどうなん?っていう思いがあったんですが、2回目の観賞後感は、市子はもう一度、長谷川君に会ってなんらかの決着?着地が見たい!!って、思いました。ラスト幸せだった日々のシーンが流れた以上、長谷川との暮らしが市子の最高だったのであれば…長谷川の市子への愛が報われて欲しい!市子に会って抱き締めてあげて欲しい!例えそれがペットセメタリーのラストのようになっても!(笑)動画を拝見した感想だと、市子は最初から壊れてたんだろうな。と、感じました。梢ちゃんとデパート行って、下着を買ってもらうお礼にたまごっち万引きして、咎められたら困り顔で「あかん?」って、聞くし、ケーキ屋での北に対する態度など、「悪魔やで」って言われた瞬間、感情的にスイッチ入るところとか杉咲花さん渾身の演技でしたね。長谷川こと若葉竜也さんも素晴らしい演技でした。お母さんから市子の過去を聞いて号泣するシーンは凄い感情がこもってて良かったです。マジで浴衣着て花火行けや~😢
殺人を仕方無いって言ってるこの二人がヤバいと思う
お二人が指摘されているような脚本のあらが気になり、自分はいまいちな作品に感じました。自分も「ありがとう」に違和感ありました。ごめん派です。ただそれ以前にあのシーンは、殺したと観客に思わせておいて、母親に声をかけられた市子の耳に正常な人工呼吸器の音が戻ってくるとか、実は殺してなかったというひっかけがありうる場面な気がします。だから妹の状態を明確に示さなかったのはどうかと思いました。
ごめんに賛意いただきありがとうございます!ご指摘の演出もアリですね!
📻今回のネタバレジングルはばんばひろふみ で SACHIKO でした
あの歌を歌いながら、SACHIKOが出てこない、竹内さん、アウト😅
市子の世の中に正しく存在できない悲しさ、自分自身の置き場を見つけることができない時間の長さと切実さを想像すると胸が痛みます。誰かの存在を消してしまわないと自分の存在を世の中に固定することができず、自分の存在を確固たるものにすることに執着し犯罪にも手を染めてしまう姿の哀しさには震えました。酒匂さん!これは傑作ですね。瞠目しました。
市子の正体を探りながら、過去の闇に突き落とされる。完全に引き込まれてしまいました。
最近ありがちな私は誰な映画かなと思いましたが、殺人に麻痺してしまった人の話というのが新鮮でした。
コメントありがとうございます!殺人麻痺してるのは後天的にサイコパス気質になったのかもしれませんね。
字体ってかフィルム写真重要だよ
Eテレの番組で、出生届けを出してもらえないまま閉じ込められて生活してた女性の話を聞いたことあったので、予告編で見当はついてました。なので、市子の秘密になかなか辿り着かないのがもどかしかったです。そして、北君を殺した時に、きっと既に何人も殺してるんじゃないかと思ってしまいました。
Eテレの番組気になります!
@@cinemasalon 「ねほりんぱほりん」です。ポッドキャストで聴けます。エピソード23の『戸籍のない人』回です。
まず私もこの映画は傑作だと思います。意図して時制をわかりにくく描くことで、次第に謎が明らかになっていく過程がミステリーとして実に面白かったです。それで市子が最初は無垢な存在だと思っていたのが、Tさんの仰られるポイントでの、ああこの人は実はこんな存在なんだと、わかるところで見え方ががらりと変わって行くところが素晴らしい。同じようなテーマの作品では昨年の「ある男」が近いのかなと思いますが、「ある男」がどちらかというと人間存在の実存に触れるような観念的な部分があったのに対し、「市子」は杉咲花演じる市子の過去の影を背負ったファムファタールの物語として、またミステリーとして楽しめました。わたしは「ある男」より「市子」の方が好みです。ご指摘されていましたが、ミステリでは宮部みゆきの「火車」が近いと思います。また映画では、押しつけがましい感動を無くした「砂の器」ですかね。以下ネタバレ鑑賞後、パンフレットでの月子、市子年表をみると、描かれていない細かな設定がわかり、なるほどと腑に落ちる部分がありました。逆に言えば、肝心なところをぼかして描かないという、ある意味実に不親切な作品なのかもしれません。まずなぜ市子の出生届が出されなかったの理由については、前の夫ののDVによる離別があったのだけど、いわゆる300日ルールによって前夫の子供とされることによるDV被害を恐れて出せなかったということらしいです。それで出生届を出せず、月子が筋ジストロフィー症であったのを好都合としてなり替わって学校に通うようになったということらしいです。あと、竹内さんが「鼻歌」といっていた歌は童謡の「にじ」で月子が生前この歌を聞いて楽し気な反応をしていたということのようです。そんなことを踏まえて「にじ」を聞くとなかなかに泣けますね。ua-cam.com/video/SqRkxiu-1QA/v-deo.html今年の邦画フェイバリット候補になりました。
ラストが酷くて全く同情出来ない女。でしたけどねえ、、、笑
女版「ある男」または「さがす」みたいな話でしたね😅長らく一人っ子政策を行なっていた彼の国には、もしかしたらこの立場の人がいるのかな?とは思ってたけど日本でもあるのかなぁ?いたとしてもああ言う理由なら警察が”存在しないはず”なんて言うわけないよな、とか宇野翔平刑事は若葉竜也に対してベラベラ喋りすぎるさし、諸々疑問を感じつつも、深く考えるのは止めて不思議感だけ受け止めるべきなんだなと思って観ました(確かにいつの間にか見なくなってたけど数年後また見たヤツとかいたし、小学校の頃)。で、あの史上最もヘビーな「ありがとう」に凍りつきつつも、どこか冷めた視線で見てる自分の存在も感じて少し恐ろしくなりましたね(「月」の鑑賞後感に近いものもあるかな?あっ、しかも月子🥶)。ただ、そこを含めて杉咲花の演技はさすがだったものの、ちょっと魔性成分が少なめだったかな?と思いました(小学生の頃に比べて)。それをあの三件目で表していたんでしょうかね?私もかなり唐突感、違和感ありました(自殺願望者はともかく北は😅)。
魔性成分確かに少なめでしたね。なので、より惹きつけられました。男はバカですね💦
私が引っかかったのは、妹が介護が必要な難病で生きてるうちに戸籍を奪ったつてこと。スナックに親子でいた時はもう戸籍をもらってたと思うけど、妹の面倒は誰が???とか、考えちゃいました。年表とかあるぐらいだから、ちゃんと辻褄合うんだろうけど、子どもが殺人というわけにはいかなかったのか、と考えちゃいました。大人パートは良かったです。杉咲花、いいですね。
生きたいと思ってたから市子を睨んでた月子なのかなと、そのあと市子の中に月子が入ったと私は思いました。市子を通して生や性を体験して月子にとっての市子は器なのかなと、市子は罪の重りに自我が崩壊してて、月子が入った事で生きたいと思うことが出来たのかも、この映画のテーマは存在の証明。国にも見放され、自分を守るためには自分でどうにかしないと、その上で市子(月子)は他人の器を欲しがったのかなと思う。彼氏らは市子が生を諦めると勘違いして助けようと奮闘するけど、市子(月子)は逆で生きようと考えてた。最期に暗闇でロケット花火。存在を消された市子(月子)が存在を知らせているような印象的なシーンでした。市子と月子が力を合わせて生きようとしてると私には見えました。
コメントありがとうございます!とても興味深い解釈ですね!
北は市子のために死んだ。でもそれすらも市子にとってはウザいと思う。助けるとか守るとか言う言葉は市子にとっては苦痛で邪魔でしか無い。男が女に対して「俺が守るから」って言うのは男が女に依存してるだけ。女は1人で生きていける。
コメントありがとうございます!確かに自立している女性は多いですね。
プロポーズされたから逃げたのではなくて、ニュースで姉の死体が発見されたことを知って急いで逃げることにしたのだと思いました。プロポーズについては幸福感が続いているから鼻歌を歌っていたのかと。違うかしら?北(森永)くんは自ら市子の為に死を選んだのかと思いました。とするとこの件は殺人までは問われないと思いましたけれど。それでも最初に何らかの戸籍があったら運命は全く変わったのに…、映画わ見ながらずっと考えていました。浅い感動を許さない、心に厳しい余韻が残る映画でした。
ん〜掲示板で知り合った女ているかな?戸籍をまた利用して生きるとなると、ずる賢くそこまで自分は生きたいの?て感じになるから最後の彼氏との場面が全く泣けない。キタくんと一緒に死んだ方がスッキリした。これではただの魔性の女。まあそれを描きたいのかな。
コメントありがとうございます!確かに泣けはしないですね💦監督のやりたかったのが本作なんだと思います。
月子は市子が殺してのかについては、月子自身が望んだ可能性はあると思います。長い目配せのやりとりのシーンにはそういう含意があったのかなと。 母親が「ありがとう」と言うまで自分が殺したことに気が付いてなかったようにも見えました。 月子として生きることは市子にとって二重に自己を奪われることなのですから、その虚無感はなかなか他人には窺い知れないはず。 その感じを杉咲花さんがすごく上手く表現していたと思いました。 3人目の殺人は、私もたまごっちみたいな気がします。 自分のためというより、若葉竜也のために、市子を殺してあげた気がします。 ちょっと変なんですが、生まれた時から自分がない人なので。
無戸籍は視聴前から予想しておりましたが、市子を単なる悲劇のヒロインとして描くことなく、最後まで掴みどころのない人間として描かれていて良かったです。俳優のチョイスも見事ですし、終始一貫して夏のジメッとした感じが伝わってくるカメラワークやエンドロールも良かったですね。
観客に委ねられる部分が多かったように感じました!
仲悪いの?
質問ありがとうございます!毎週、収録後2人での食事会も早3年目、仲が悪かろう筈がありません!
@@cinemasalon お返事ありがとうございます!
『市子』とても良かったです静かな怖い作品でした全て観ている訳ではないですが杉咲花の代表作になるのではないでしょうか?出来ることなら『渇水』『怪物』と続けて夏に観たかったです全体を包み込む空気感が苦しくて重くて良かったです。
会話噛み合わなくて動画最後まで観れんわ
コメントありがとうございます!噛み合う事も噛み合わない事もありますね。台本無し、忖度無しのトークなので毎回出たとこ勝負です!よろしければ他の動画もご覧ください!
とにかく北がうざかった
話しを聞いて観たくなりました。観に行きます☺️
この映画を観ていく中で、次第に「市子」の人物像の輪郭が見えてきたと思ったらそれを覆され、また掴みかけたと思えば壊される、というのを鑑賞中何度か経験して、今でも人物像は不確かなまま、「市子」について反芻してしまいます。引っかかるところが多すぎてまた今週末観に行きますが、「ほつれる」と同様に今年のフェイバリットに入ってしまいそうです。
今日2回目鑑賞してきました。最後の二人が亡くなった件ですが、状況証拠からしても私には市子が直接手を下したようには思えず、あの自殺願望者の女性を利用したのか、自殺に見せかけて仕向けた様に受け取りました。ただその動機ですが、寮で半ば強引にケーキ屋に誘われた事で、恐らくそこで初めて自分の存在意義のようなものが芽生えた、自分の居場所を作る夢が生まれたから、竹内さんのおっしゃる通り、邪魔になったのではないかと思えます。ーーー新聞配達の寮での「花は水あげへんと枯れるから、好きや」という市子のセリフは、妹の事を示唆しているのでしょうか。そんな事も、ふと思いました。余談ですが、「鼻歌唄いながらバックに荷物詰めてる」という趣旨のご発言は誤りで、オープニングの鼻歌唄いながら歩いているシーンの後が、バッグに荷物詰めている全く別のシーンだったので混同されたのだと思います。
真面目にきいてたけど、歌うたう? ああ あ
コメントありがとうございます!意外と大人気なんです!
幸子でなくて「市子」誰か!突っ込んでよ!どこまでボケるの! 苦笑
第三の事件は、北と市子が心中したので2名、という解釈は、市子を美化し過ぎでしょうか?
それもあり得ると思います!
描きたい人物像は分かるし、力作ではあると思います。"市子"が生まれ育った環境的に「かわいそう」「仕方がない」というのではなく、「そういう壊れた人なんだ」という解釈にならざるを得ないかな、と思います。善悪のどっち側、社会におけるどの立ち位置かというより、理解の及ばない行動原理の存在、という造形でしょうか。安直にカテゴライズするなら、サイコパスというふうに言えるかもしれません。社会通念的な行動規範の及ばない人物を描いた作品は、今年他にもいくつかありました。この作品の場合、出来自体が悪いとは言わないんですけど、最終的に手段が目的化してしまったように感じ取ってしまうんですよね。長谷川と3年間過ごしてきた時間が、北と女性を殺めた(であろう)ことで空しくなったというか。(脱走後、女性の戸籍を奪おう?としていたこと、それが本性であるんだろうな、とか)そうなると自分の味わいとしてnot for meとなりました。
自分は低評価ですねぇ・・・お二人から言及があった通り宮部みゆき「火車」の戸籍交換とかまんまだし、他にも空気感として東野圭吾「白夜行」っぽい雰囲気です、こういう風に感じると他にも有名無名問わずミステリー小説からお知恵拝借という感否めなかったですね。まぁ本当にオリジナルは無理になっているのが特にミステリーですから仕方はありませんがちょっと露骨かな?と・・・中村ゆりのキャスティングは市子のどの時代を優先したかったのか?個人的には若すぎると思いキャスティングミスと思いました。ただ「中村ゆりお前も戸籍を・・・」は面白かったですね。wowowドラマになった「ヒトリシズカ」に言及されている方がいますが確かにあれにも似ていますね。そう考えるとこのアイデアってもうミステリーでいえば古いかな???
《市子》ちょうどこの配信の日の昼、福岡市のkino cinema天神で観てきました。 無国籍や戸籍交換の話は、宮部みゆきさんの『火車』、平野啓一郎さんの『ある男』でも扱ってます。また東野圭吾の『祈りの幕が下りる時』では殺人を犯した父親が死んだ男になりすまして生きていくが、本作は、ひたすら重くて救いがなかったぁ。唯一の救いは若葉竜也さんのひたむきさ?!。 ただやっぱり杉咲花さんの演技は見事。『湯を沸かすほどの熱い愛』で中学生の彼女に出会ってから、一作毎に力をつけ、すばらしい俳優さんになりましたね。 杉咲&若葉&倉の三人は、朝ドラ『おちょやん』でも共演。 また「史上最強の脇役」(と認定している)宇野祥平さんの登場が、個人的にはうれしかった。……本題とは外れますが、新年早々NHKBSで放送される“スター誕生”を舞台とした特集ドラマで、宇野祥平さん、初?の主役に。昭和の大作詞家『阿久悠』さんを演じます!!!
かなり楽しめた作品でした。本筋とは関係ないですが、ほんの少しではありましたが若葉竜也くんと中田青渚さんの絡みがあり「街の上で」ファンへのサービスなのではないかなどと邪推してひとりニンマリしてしまいました。
今年のマイ・ベストワン邦画です。主人公が可哀相という着地点ではなく、フォムファータルになっている展開がすごい。観る前は戸籍のない人物を描いたモチーフは、正直「またか」と思っていましたが、その展開ぶりが凡庸な日本映画の枠を超えていると思いました。原作以上によかった「ある男」も非凡な作品でしたけれどね。撮影の演出が随所に技巧的に効いていると思います。杉咲花さんの演技が素晴らしく、ゾクゾクさせるようなショットが多数あります。
フィルムに宿る魂ですか?
コメントありがとうございます!そうかもしれませんね!
前日に法廷遊戯を観てからの鑑賞だったので杉咲花さんを堪能できました。男性不信に陥りそうな体験を持っていたので長谷川との信頼関係がどのように築かれてきたのかもう少し深く見たかったです。
確かに2人の馴れ初めは省略されてましたね。
テーマとヒロイン像は自分の趣味にドンズバでしたが監督の演出テンポが全く刺さらなくてなんか勉強になりました
北くんを殺したことはごく自然と受け止められました。そもそも小学生のときから簡単に男子へのキスをしたり、教室のリーダーの彼女になったり一貫として自分の性的魅力で人を利用して女友達ですら切り捨てるのが彼女のキャラクターなのでラストの殺人はむしろ納得しかありませんでした。
ケーキ屋のころから市子はポジティブに生きたいという意識が芽生え、自分が自由に生きるために、冬子の戸籍を手に入れ、邪魔な北を殺したのだと思います。昨年末は、悪い子バビーに続き、市子 と胸に残る映画見られて良かったです!
今年にある男を観賞したことで、この作品が引き立ちました。複雑な観賞後感でした。確かに今年のベストかな。
この映画いったい何が言いたいのかサッパリわからなかった。ストーリーも演出も複雑で意味がわからなかった。筋ジストロフィーの子、何だったの?ひどくないですか?平凡な幸せが大切???つまらなかった。
この映画って人それぞれ捉え方や感じ方が違って当然の作り方だったのに
左の人が右の人の意見を否定しすぎでちょっとなんか嫌。
自分からどう思いましたかって聞いといてそんなに否定してたら、相手も話したくなくなる。
一緒に生活して介護してたら
お互いが限界だったのもわかってるだろうし
ある程度察してごめんねとなるのもあり得なくはないし、
ありがとうとごめんねで
その後の市子の生き方がまた全然変わったかもしれないのもあり得るくらい
この一言も割とキーだと私は思います。
なんなの左の人。あまりにも無神経。右側の方の感想をいちいち否定して自分の意見が正しいとマウントを取る。その点、右側の方は常識がある。恥をかかされて腹もたつだろうに、にこにこして相手を立てている。二人の人間性がはっきりとわかる。
北は殺されたんじゃなくて、自殺だと思う。市子のために死を選んだんだと思う。
そうかあ?わざわざ掲示板で知り合った女と呼び寄せといて殺す気満々じゃん。
自分もそう思いました。北はあの女の人を殺すか、あの女の人を自殺させれば良い状況だったのだが、一緒に死ぬことを選んだんでしょうね。
花ちゃんがとにかく素晴らしかった。
北くんは市子を殺したのかな?物理的に市子ができたとは思えないんだけど。北くんは自らを犠牲にして市子を守ろうとしたのでは?
北を殺した、というか
巻き込んだという事になりますかね。
北は市子のヒーローになるって台詞を言っていたし、市子に人生を台無しにされた。
しかし市子にとっては自分を生きる為の邪魔にしかならなかったのかも。
色々観客に想像させて
とても良かったと思います。
皆さんの捉え方が色々あって、コメント読ませて頂くのも楽しいですね。
この映画は、大事のように思えるシーンを敢えて撮っておらず
大袈裟に涙を誘うような事もせずに観客に伝えており
今年度の「怪物」に匹敵するくらい、映画の構成が素晴らしかったです。
二人の出会いの場面、最後の最後に出した事によって
序盤のプロポーズのシーンに改めて感情が爆発し、最後まで涙が止まらなかったです。
市子と再会しない長谷川、同情を抱かせてくれない市子の行動、良い意味で裏切られる映画だと思いました。どんでんも返さない。
面白く見させてもらいました 市子について私が思ったのは子供の頃に友達にタマゴッチ?なにかおもちゃを万引きしてくるところでこの子は法を犯すことに躊躇いのない子なんだなと思い最後に自分を守ってくれた男を殺害したことに特に違和感は持ちませんでした やはり市子ような人生を送ると色んなためらいがなくなるのかな
え?鼻歌うたったのって時系列的には一番ラストだよ?
ふたりが海に車で飛び込んで新しい身分証をゲットして海から帰るときに歌ってる
この二人は一番最初で歌ってるから時制も一番最初だと勘違いしちゃってるよ
左さぁ、、
左の人、意見の押し付けが強すぎない?
冒頭のごはんの話とか結婚届で涙したりのシーンからミスリードは始まってて
それ引きずったままだと北を○すシーンに違和感を感じるかもしれませんね。
市子の倫理観のなさは子供の頃から手癖の悪さでわかってるけど
先入観やハードな私生活、何より市子の魅力で覆っちゃってるんでしょうね
エンディングの鼻唄はお母さんが月子が死んだ時に食器洗いながらフンフンしてたやつです。人生リセットした後に唄う讃歌というかレクイエムというか
とりあえず人生リセット系キラーとして市子2を待ってます。
いつも楽しく観ています。
某NPO勤務の時、身分証明何もない人、記憶喪失のひと(本当は?)何人もいました。2017年で無国籍、無戸籍の人約一万人とのこと。子どもの場合は市子と同じく再婚300日問題が多い、貧困層では全く特別なことではないです。
映画は演者さん、皆すごかったです。ボーイフレンドの倉君が怯えたように去って行ったのが印象的でした。
市子は冷酷な殺人鬼だったと思いますよ。鼻歌は母親と同じものではなかったでしょうか?ラストは明らかに同じ鼻歌だった。怖い。
冒頭の急いで逃げる部分については、予定よりだいぶ早く長谷川が帰ってくることになったからなんじゃないかと思ってます。長谷川は帰る前にメールをくれるのが好きって言ってたし、いつも夜帰るのが遅いって言ってたから、やはりあの日は何かあって急遽、長谷川が帰ってくることになったんだと思います
コメントありがとうございます!
確かにそうかもしれませんね!
12/30山形フォーラムで「市子」を観てきました。
市子という人物の過去のさまざまな事件を少しずつ明らかにしながら人としての市子の人物像を少しずつ結んでいく映画でした。「ある男」や「月」「ロストケア」などで扱ったさまざまな問題が炙り出されてきて最初から最後まで苦しく感じながら見ました。この市子の人生のどこかの段階で公的機関や周りの人たちが助けることはできなかったのかと思ってしまいます。市子の幸せな時期の笑顔が素敵だっただけに、最後まで行く感じが辛かったです。主演の二人の演技がとにかく素晴らしかったです。
切なく、悲しくエモーショナルな作品に仕上がらなかったのが良かった
底深い闇を感じました、サスペンスやホラーとはまた違った、、、
多分最後の市子の「一言」で2人は結果的に亡くなったのかなと想像しました
あくまで想像です
無意識の内に近寄る人を不幸にする
市子にとって長谷川君だけは愛していた様な気がする
漠然と「雪女」みたいな話だな
私の理解不足かも知れませんが、市子は北に直接手を下したのではなく、北を自殺願望者との心中に仕向けたんだと思いました。その方がより恐ろしいんですがね。
あの年代表示は意味なかったです。とても頭の中で時系列を並び替えられません。
僕も北くんの行く末がどうしても腑に落ちず。2回目いかないとなーーと思っていました。
パンフレットの年表にも北くんの結末は書かれてないですしね。
@@nanashi445ですよね。車で海に飛び込んだというニュースだけだと思うのです。どうとらえるかは、観客次第ということかも。
確かにキタくんを自殺願望者扱いにするとジワジワ怖いな、、、でも掲示板でやりとりしたのは市子だからキタくんじゃないのはいずれわかりそう
幸せだった一枚の写真が最後に出て来るから、写真の日付って必要だったのではと思いました。
左の方の聞き方話し方、参考になりました。反面教師として。
映画はとても良かったです。
本日鑑賞しました。鑑賞後に酒匂さん・竹内さん・Tさんの会話を聴くことで、理解が深まるというか、自分がどう思ったかをあらためて考えることが出来ました。シネマサロンを拝見することで、鑑賞後の映画が記憶に残りますし、いろいろと考えることが楽しいです。映画の楽しさをシネマサロンが教えてくださっている気がしておりまして、いつも楽しみにしております。
冒頭は、遺体が発見されたニュースを見たので慌てて荷物をまとめ出したんだと思いました。中村ゆりさんのセリフで、酒匂さんがおっしゃる「ごめんね」もありだと思いますが、「ありがとう」の方が刺さりますね。
「私がすることをしてもらって」ならごめんね、「私ができないことをしてくれて」ならありがとう。
私も「ありがとう」の方が、母親と姉の間でしっくりくる言葉だととおもいました。
横から失礼しました。
妹の月子死にたいと訴えてる目してた。😢
コメントありがとうございます!
確かにあの目はそうかもしれません。
映画館で予告を観て、これは凄そう!と思って観に行きました。
衝撃でした!市子の生い立ちが重く、確かに殺人は仕方のないことだったと感情移入していったとこはありましたが、北くんと縁を切ろうとしたとこから市子が自分の全てを肯定しようとする思考に恐怖を感じました。
最後まで没入できて観て良かったと思える映画です。
コメントありがとうございます!
今年を代表する邦画作品になるかもしれませんね。
え!だって車の中で遺体となって発見されたのは若い男女だった。だから市子を手助けするはずの男性も一緒に殺したんでしょ。又はあの男性、市子のために車で海に飛び込んだか?と思っていました。ラストは市子が母親と同じ鼻歌で歩いている場面で終わる。母親も自分の娘がベットで死んでるのに、平気で同じ鼻歌で洗い物してましたよね。つまり市子も母親同様、冷血カルト人間だ。と思っていました。冷血な人間て平気で泣いて見せたりするのでしょ。あの男性二人にはそうでした。だからこの映画、市子の怖さ描いてるのかな?と思っていました。???
その解釈もありですよね!怖い!
今日やっと観れました。
離婚後300日問題のことは知りませんでした。
そもそもこのことが全ての根源のように思います。
市子ちゃんがキキちゃんに救われたこと、長谷川くんと幸せな時間を過ごせたことを語っていたところが本当にグッときました。
地獄のような人生から本当に心の底から救われた思いだったんだろうなぁと思いました。
罪は償わないといけないのかもしれないけど、市子ちゃんの幸せを願えない社会はちょっとしんどいなぁと思います。
しんどい世の中ですね。
傑作だと思う。
『罪と罰』のラスコーリニコフにはソーニャ
映画『ヒミズ』では住田には茶沢という罪を認めるよう諭す存在がいた。
ラスコーリニコフや住田のように罪の意識に苛まれることは見てる限りなかったが、裏を返せばそれだけ生きることだけに固執し、愛に飢え、孤独だったのではないか。
ソーニャ、茶沢という存在がいなかったヴァージョンの映画としてこれはこれで大変面白かった。この2つの作品と違い主人公が女性という面も問題提起としてはあり。
漫画版『ヒミズ』の住田がピストルを自分に向けてではなく相手に向けていく物語が映画『市子』なんだと思う。
『ヒトリシズカ』『砂の器』などが似た作品として挙げられてますが、自分は 韓国ドラマ『マスクガール』に似てると思った。
それ程この作品には物語として強度があるということではないかな。
市子自身は幸せなのかもしれないが、罪を重ねずに生きるにはパレーシアが必要だった…
情報and詳細コメントありがとうございます!
「マスクガール」観てないので気になりますね!
僕は北君が市子の代わりに女性の殺害を勝って出たものの、誤って自分まで死んでしまったものと解釈するようにしました。それぞれの性格や関係性を考えるとそれが一番しっくりくるように思っています。
コメントありがとうございます!
ご指摘の解釈もアリだと思います!
そう、ケーキ屋の市子のシーンで印象変わりました。同情できなくなった。
コメントありがとうございます!
確かに、転換点だったかもしれませんね。
先日ようやく、配信で観ました。
ラストはいろんな可能性が考えられますが、市子に命令されるがままに北(意思薄弱)が冬子(戸籍提供志願者)を殺して山中に死体を隠して(力仕事なので男性の腕力が必要だった;戸籍を奪うなら死体を隠したいはず)、しかし2人で車で帰る途中に思い詰めた北が無理心中を図って車ごと海中転落したものだと解釈しました。
でも皆さんのコメントを読んでると、市子がサイコパスでマインドコントロールさえ使いこなすシリアルキラーの魔女だったという線も十分ありそうだなあと思いました。パート2を作るとしたら、冬子の戸籍で暮らしていた市子を見つけた長谷川を市子が殺すストーリーになるかもですね。笑
皆さんのコメント拝読するだけで楽しいです!
ありがとうございます!
左の人「いや」「でも」が多すぎてみててストレス…………………話してる内容は面白いけど聴いててイライラしちゃう〜〜〜
分かります。。
否定が多すぎて嫌ですよね。。。
こういう人は無意識なんですよね。癖になってるから無自覚でそういう風になってると思う。指摘されないとわからないけど、めんどくさいので周りの人は何も言わずに離れてく。
自分はサスペンス映画として見ずに、失恋映画のドキュメンタリーとしてみたらとても良かったです。
なぜ結婚を伝えた翌日に消えたのか知りたいという衝動から聞けるだけの証言を聞き、今まで向き合ってこなかった彼女の人生を彼女の外から知っていく。
そしてあのお母さんのおじぎが主人公が求めてたものなんじゃないかと勝手ながら思いました。
正直 お話の筋はそこまででした
ああ無戸籍なんだろうなって想像できちゃって そこと別に主題が殺人かぁって
でも出演者さんたちの演技はすごく良かったです
杉咲さんは熱演が続きますね
個人的には、今年一番がっつり喰らいました。
【以下ネタバレ?】
ラストの死体の見つかった男女は、北くんと訪ねてきた女性で、やはり市子が自分の意志で殺したのだと思いました。そして、日本のどこかでその女性の戸籍で暮らしているのかも。と思いました。(というかそう願いたい思いです。確かに4人に手を下したこととなりますが)
あと、写真の日付の表現ですが、長谷川との楽しい日々でフイルムカメラで楽しそうに写真を撮ってるシーンや、幸せな時の写真をカバンに大事に入れていたり、市子にとって写真は大事だったのかも。ということと関連付けてあの字体なのかと思ったり。
なるほど、戸籍を乗っ取るために自殺願望者を募っていたと。
あとは足がつく北と一緒に葬るとなると合点がいきます。
こうやって観賞後色々考察の余白が広いのは面白いですね。
コメントありがとうございます!
写真、日付の件おっしゃる通りかもしれませんね!
北の死をどう捉えるかで評価が変わるというのは納得です
自分もそこで衝撃を受けましたし作品に対しての評価が上がりました
北の死に対しては久しぶりに抗い難い魔性の女を見たという感じです
市子が、花を好きな理由が「水をあげへんと枯れるから好き」というセリフが 見てる時は(ポエマーだなぁ)という印象を受けましたが、見終わってから 複雑な気持ちになりました...
いつも映画についての考察等は記事で読むことしかしていなかったので、予告を見たらこちらのchがオススメに出てきて 出会えて良かったです🥰
コメントありがとうございます!
これからも毎日アップしていきますのでよろしくお願いいたします!
余韻がたなびきました。
コメントありがとうございます!
キャストは皆さん熱演でしたが、私は脚本に面白みを殆ど感じませんでした。戸田監督の前作『散歩時間』は大変面白かったのですが。
お二人の口には挙がりませんでしたが無戸籍の若者を描いた映画には『タロウのバカ』という傑作があるじゃないですかー。
他の方もコメントされていますが、森永悠希さん演じる北は、最後は女と心中するように市子に仕向けられたように見えました。はっきりとは描かれていないので市子が直接殺したようにも解釈できるように作られていますが。
映画からの内容からは外れた野暮な話ですが、私が耳にした話では、無戸籍の人が生まれるのは、お二人が話されていたような怠惰な母親が原因ではなく、DV夫から妊婦が逃げ出した場合に出産した子供の出生届と住民票から避難先が知られるのを恐れた母親が出生届を出さない(出せない)ケースや、出産した子供が離婚した前夫の戸籍上の子供にされてしまう嫡出推定を恐れて出生届をためらった結果であるケースも多いようです(悲劇の元凶は母親ではなく暴力夫)。
@@user-ty6qm2mt6w コメントありがとうございます! ラストシーン最高ですよね! 陰惨としか言いようのないお話ですが、社会から存在すら認められない人間がどうなっていくのか、強く心に刻まれる映画体験でした。主演のYOSHI君が早逝してしまったのは誠に残念。『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』は以前から気になってますがまだ観ることができておりません。機会があればぜひ。
2日連続で鑑賞しました。
初日鑑賞しただけでは、市子の壮絶な人生には同情できるけど、少なくとも2人を殺めてるのってどうなん?っていう思いがあったんですが、2回目の観賞後感は、市子はもう一度、長谷川君に会ってなんらかの決着?着地が見たい!!って、思いました。ラスト幸せだった日々のシーンが流れた以上、長谷川との暮らしが市子の最高だったのであれば…長谷川の市子への愛が報われて欲しい!市子に会って抱き締めてあげて欲しい!例えそれがペットセメタリーのラストのようになっても!(笑)
動画を拝見した感想だと、市子は最初から壊れてたんだろうな。と、感じました。
梢ちゃんとデパート行って、下着を買ってもらうお礼にたまごっち万引きして、咎められたら困り顔で「あかん?」って、聞くし、ケーキ屋での北に対する態度など、「悪魔やで」って言われた瞬間、感情的にスイッチ入るところとか杉咲花さん渾身の演技でしたね。
長谷川こと若葉竜也さんも素晴らしい演技でした。お母さんから市子の過去を聞いて号泣するシーンは凄い感情がこもってて良かったです。
マジで浴衣着て花火行けや~😢
殺人を仕方無いって言ってるこの二人がヤバいと思う
お二人が指摘されているような脚本のあらが気になり、自分はいまいちな作品に感じました。
自分も「ありがとう」に違和感ありました。ごめん派です。ただそれ以前にあのシーンは、殺したと観客に思わせておいて、母親に声をかけられた市子の耳に正常な人工呼吸器の音が戻ってくるとか、実は殺してなかったというひっかけがありうる場面な気がします。だから妹の状態を明確に示さなかったのはどうかと思いました。
ごめんに賛意いただきありがとうございます!
ご指摘の演出もアリですね!
📻今回のネタバレジングルは
ばんばひろふみ で SACHIKO でした
あの歌を歌いながら、SACHIKOが出てこない、竹内さん、アウト😅
市子の世の中に正しく存在できない悲しさ、自分自身の置き場を見つけることができない時間の長さと切実さを想像すると胸が痛みます。誰かの存在を消してしまわないと自分の存在を世の中に固定することができず、自分の存在を確固たるものにすることに執着し犯罪にも手を染めてしまう姿の哀しさには震えました。酒匂さん!これは傑作ですね。瞠目しました。
市子の正体を探りながら、過去の闇に突き落とされる。完全に引き込まれてしまいました。
最近ありがちな私は誰な映画かなと思いましたが、殺人に麻痺してしまった人の話というのが新鮮でした。
コメントありがとうございます!
殺人麻痺してるのは後天的にサイコパス気質になったのかもしれませんね。
字体ってかフィルム写真重要だよ
Eテレの番組で、出生届けを出してもらえないまま閉じ込められて生活してた女性の話を聞いたことあったので、予告編で見当はついてました。
なので、市子の秘密になかなか辿り着かないのがもどかしかったです。
そして、北君を殺した時に、きっと既に何人も殺してるんじゃないかと思ってしまいました。
Eテレの番組気になります!
@@cinemasalon 「ねほりんぱほりん」です。ポッドキャストで聴けます。エピソード23の『戸籍のない人』回です。
まず私もこの映画は傑作だと思います。
意図して時制をわかりにくく描くことで、次第に謎が明らかになっていく過程がミステリーとして実に面白かったです。
それで市子が最初は無垢な存在だと思っていたのが、Tさんの仰られるポイントでの、ああこの人は実はこんな存在なんだと、わかるところで見え方ががらりと変わって行くところが素晴らしい。
同じようなテーマの作品では昨年の「ある男」が近いのかなと思いますが、「ある男」がどちらかというと人間存在の実存に触れるような観念的な部分があったのに対し、「市子」は杉咲花演じる市子の過去の影を背負ったファムファタールの物語として、またミステリーとして楽しめました。わたしは「ある男」より「市子」の方が好みです。
ご指摘されていましたが、ミステリでは宮部みゆきの「火車」が近いと思います。また映画では、押しつけがましい感動を無くした「砂の器」ですかね。
以下ネタバレ
鑑賞後、パンフレットでの月子、市子年表をみると、描かれていない細かな設定がわかり、なるほどと腑に落ちる部分がありました。逆に言えば、肝心なところをぼかして描かないという、ある意味実に不親切な作品なのかもしれません。
まずなぜ市子の出生届が出されなかったの理由については、前の夫ののDVによる離別があったのだけど、いわゆる300日ルールによって前夫の子供とされることによるDV被害を恐れて出せなかったということらしいです。それで出生届を出せず、月子が筋ジストロフィー症であったのを好都合としてなり替わって学校に通うようになったということらしいです。
あと、竹内さんが「鼻歌」といっていた歌は童謡の「にじ」で月子が生前この歌を聞いて楽し気な反応をしていたということのようです。そんなことを踏まえて「にじ」を聞くとなかなかに泣けますね。
ua-cam.com/video/SqRkxiu-1QA/v-deo.html
今年の邦画フェイバリット候補になりました。
ラストが酷くて全く同情出来ない女。でしたけどねえ、、、笑
女版「ある男」または「さがす」みたいな話でしたね😅
長らく一人っ子政策を行なっていた彼の国には、もしかしたらこの立場の人がいるのかな?とは思ってたけど日本でもあるのかなぁ?
いたとしてもああ言う理由なら警察が”存在しないはず”なんて言うわけないよな、とか宇野翔平刑事は若葉竜也に対してベラベラ喋りすぎるさし、諸々疑問を感じつつも、深く考えるのは止めて不思議感だけ受け止めるべきなんだなと思って観ました(確かにいつの間にか見なくなってたけど数年後また見たヤツとかいたし、小学校の頃)。
で、あの史上最もヘビーな「ありがとう」に凍りつきつつも、どこか冷めた視線で見てる自分の存在も感じて少し恐ろしくなりましたね(「月」の鑑賞後感に近いものもあるかな?あっ、しかも月子🥶)。
ただ、そこを含めて杉咲花の演技はさすがだったものの、ちょっと魔性成分が少なめだったかな?と思いました(小学生の頃に比べて)。それをあの三件目で表していたんでしょうかね?私もかなり唐突感、違和感ありました(自殺願望者はともかく北は😅)。
魔性成分確かに少なめでしたね。
なので、より惹きつけられました。男はバカですね💦
私が引っかかったのは、妹が介護が必要な難病で生きてるうちに戸籍を奪ったつてこと。
スナックに親子でいた時はもう戸籍をもらってたと思うけど、妹の面倒は誰が???とか、考えちゃいました。
年表とかあるぐらいだから、ちゃんと辻褄合うんだろうけど、子どもが殺人というわけにはいかなかったのか、と考えちゃいました。
大人パートは良かったです。杉咲花、いいですね。
生きたいと思ってたから市子を睨んでた月子なのかなと、
そのあと市子の中に月子が入ったと私は思いました。
市子を通して生や性を体験して月子にとっての市子は器なのかなと、
市子は罪の重りに自我が崩壊してて、月子が入った事で生きたいと思うことが出来たのかも、
この映画のテーマは存在の証明。
国にも見放され、自分を守るためには自分でどうにかしないと、
その上で市子(月子)は他人の器を欲しがったのかなと思う。
彼氏らは市子が生を諦めると勘違いして助けようと奮闘するけど、市子(月子)は逆で生きようと考えてた。
最期に暗闇でロケット花火。存在を消された市子(月子)が存在を知らせているような印象的なシーンでした。市子と月子が力を合わせて生きようとしてると私には見えました。
コメントありがとうございます!
とても興味深い解釈ですね!
北は市子のために死んだ。
でもそれすらも市子にとってはウザいと思う。助けるとか守るとか言う言葉は市子にとっては苦痛で邪魔でしか無い。
男が女に対して「俺が守るから」って言うのは男が女に依存してるだけ。女は1人で生きていける。
コメントありがとうございます!
確かに自立している女性は多いですね。
プロポーズされたから逃げたのではなくて、ニュースで姉の死体が発見されたことを知って急いで逃げることにしたのだと思いました。
プロポーズについては幸福感が続いているから鼻歌を歌っていたのかと。違うかしら?
北(森永)くんは自ら市子の為に死を選んだのかと思いました。とするとこの件は殺人までは問われないと思いましたけれど。
それでも最初に何らかの戸籍があったら運命は全く変わったのに…、映画わ見ながらずっと考えていました。浅い感動を許さない、心に厳しい余韻が残る映画でした。
ん〜掲示板で知り合った女ているかな?
戸籍をまた利用して生きるとなると、ずる賢くそこまで自分は生きたいの?て感じになるから最後の彼氏との場面が全く泣けない。
キタくんと一緒に死んだ方がスッキリした。これではただの魔性の女。まあそれを描きたいのかな。
コメントありがとうございます!
確かに泣けはしないですね💦
監督のやりたかったのが本作なんだと思います。
月子は市子が殺してのかについては、月子自身が望んだ可能性はあると思います。長い目配せのやりとりのシーンにはそういう含意があったのかなと。
母親が「ありがとう」と言うまで自分が殺したことに気が付いてなかったようにも見えました。
月子として生きることは市子にとって二重に自己を奪われることなのですから、その虚無感はなかなか他人には窺い知れないはず。
その感じを杉咲花さんがすごく上手く表現していたと思いました。
3人目の殺人は、私もたまごっちみたいな気がします。
自分のためというより、若葉竜也のために、市子を殺してあげた気がします。
ちょっと変なんですが、生まれた時から自分がない人なので。
無戸籍は視聴前から予想しておりましたが、市子を単なる悲劇のヒロインとして描くことなく、最後まで掴みどころのない人間として描かれていて良かったです。
俳優のチョイスも見事ですし、終始一貫して夏のジメッとした感じが伝わってくるカメラワークやエンドロールも良かったですね。
観客に委ねられる部分が多かったように感じました!
仲悪いの?
質問ありがとうございます!
毎週、収録後2人での食事会も早3年目、仲が悪かろう筈がありません!
@@cinemasalon お返事ありがとうございます!
『市子』
とても良かったです
静かな怖い作品でした
全て観ている訳ではないですが
杉咲花の代表作になるのではないでしょうか?
出来ることなら『渇水』『怪物』と続けて夏に観たかったです
全体を包み込む空気感が苦しくて
重くて良かったです。
会話噛み合わなくて動画最後まで観れんわ
コメントありがとうございます!
噛み合う事も噛み合わない事もありますね。
台本無し、忖度無しのトークなので毎回出たとこ勝負です!
よろしければ他の動画もご覧ください!
とにかく北がうざかった
話しを聞いて観たくなりました。観に行きます☺️
この映画を観ていく中で、
次第に「市子」の人物像の輪郭が見えてきたと思ったら
それを覆され、また掴みかけたと思えば壊される、
というのを鑑賞中何度か経験して、
今でも人物像は不確かなまま、
「市子」について反芻してしまいます。
引っかかるところが多すぎて
また今週末観に行きますが、
「ほつれる」と同様に
今年のフェイバリットに入ってしまいそうです。
今日2回目鑑賞してきました。
最後の二人が亡くなった件ですが、
状況証拠からしても
私には市子が直接手を下したようには思えず、
あの自殺願望者の女性を利用したのか、自殺に見せかけて仕向けた様に受け取りました。
ただその動機ですが、
寮で半ば強引にケーキ屋に誘われた事で、恐らくそこで初めて自分の存在意義のようなものが芽生えた、自分の居場所を作る夢が生まれたから、
竹内さんのおっしゃる通り、邪魔になったのではないかと思えます。
ーーー
新聞配達の寮での
「花は水あげへんと枯れるから、好きや」という市子のセリフは、妹の事を示唆しているのでしょうか。
そんな事も、ふと思いました。
余談ですが、
「鼻歌唄いながらバックに荷物詰めてる」という趣旨のご発言は誤りで、
オープニングの鼻歌唄いながら歩いているシーンの後が、
バッグに荷物詰めている全く別のシーンだったので混同されたのだと思います。
真面目にきいてたけど、歌うたう? ああ あ
コメントありがとうございます!
意外と大人気なんです!
幸子でなくて「市子」
誰か!突っ込んでよ!
どこまでボケるの! 苦笑
第三の事件は、北と市子が心中したので2名、という解釈は、市子を美化し過ぎでしょうか?
それもあり得ると思います!
描きたい人物像は分かるし、力作ではあると思います。
"市子"が生まれ育った環境的に「かわいそう」「仕方がない」というのではなく、
「そういう壊れた人なんだ」という解釈にならざるを得ないかな、と思います。
善悪のどっち側、社会におけるどの立ち位置かというより、
理解の及ばない行動原理の存在、という造形でしょうか。
安直にカテゴライズするなら、サイコパスというふうに言えるかもしれません。
社会通念的な行動規範の及ばない人物を描いた作品は、今年他にもいくつかありました。
この作品の場合、出来自体が悪いとは言わないんですけど、
最終的に手段が目的化してしまったように感じ取ってしまうんですよね。
長谷川と3年間過ごしてきた時間が、北と女性を殺めた(であろう)ことで空しくなったというか。
(脱走後、女性の戸籍を奪おう?としていたこと、それが本性であるんだろうな、とか)
そうなると自分の味わいとしてnot for meとなりました。
自分は低評価ですねぇ・・・
お二人から言及があった通り宮部みゆき「火車」の戸籍交換とかまんまだし、
他にも空気感として東野圭吾「白夜行」っぽい雰囲気です、こういう風に感じると他にも
有名無名問わずミステリー小説からお知恵拝借という感否めなかったですね。
まぁ本当にオリジナルは無理になっているのが特にミステリーですから仕方はありませんがちょっと露骨かな?と・・・
中村ゆりのキャスティングは市子のどの時代を優先したかったのか?個人的には若すぎると思い
キャスティングミスと思いました。ただ「中村ゆりお前も戸籍を・・・」は面白かったですね。
wowowドラマになった「ヒトリシズカ」に言及されている方がいますが確かにあれにも似ていますね。
そう考えるとこのアイデアってもうミステリーでいえば古いかな???
《市子》
ちょうどこの配信の日の昼、福岡市のkino cinema天神で観てきました。
無国籍や戸籍交換の話は、宮部みゆきさんの『火車』、平野啓一郎さんの『ある男』でも扱ってます。また東野圭吾の『祈りの幕が下りる時』では殺人を犯した父親が死んだ男になりすまして生きていくが、本作は、ひたすら重くて救いがなかったぁ。唯一の救いは
若葉竜也さんのひたむきさ?!。 ただやっぱり
杉咲花さんの演技は見事。『湯を沸かすほどの熱い愛』で中学生の彼女に出会ってから、一作毎に力をつけ、すばらしい俳優さんになりましたね。 杉咲&若葉&倉の三人は、朝ドラ『おちょやん』でも共演。
また「史上最強の脇役」(と認定している)
宇野祥平さんの登場が、個人的にはうれしかった。……本題とは外れますが、新年早々NHKBSで放送される“スター誕生”
を舞台とした特集ドラマで、宇野祥平さん、初?の主役に。昭和の大作詞家『阿久悠』さんを演じます!!!
かなり楽しめた作品でした。本筋とは関係ないですが、ほんの少しではありましたが若葉竜也くんと中田青渚さんの絡みがあり
「街の上で」ファンへのサービスなのではないかなどと邪推してひとりニンマリしてしまいました。
今年のマイ・ベストワン邦画です。主人公が可哀相という着地点ではなく、フォムファータルになっている展開がすごい。観る前は戸籍のない人物を描いたモチーフは、正直「またか」と思っていましたが、その展開ぶりが凡庸な日本映画の枠を超えていると思いました。原作以上によかった「ある男」も非凡な作品でしたけれどね。撮影の演出が随所に技巧的に効いていると思います。杉咲花さんの演技が素晴らしく、ゾクゾクさせるようなショットが多数あります。
フィルムに宿る魂ですか?
コメントありがとうございます!
そうかもしれませんね!
前日に法廷遊戯を観てからの鑑賞だったので杉咲花さんを堪能できました。
男性不信に陥りそうな体験を持っていたので長谷川との信頼関係がどのように築かれてきたのかもう少し深く見たかったです。
確かに2人の馴れ初めは省略されてましたね。
テーマとヒロイン像は自分の趣味にドンズバでしたが監督の演出テンポが全く刺さらなくてなんか勉強になりました
北くんを殺したことはごく自然と受け止められました。そもそも小学生のときから簡単に男子へのキスをしたり、教室のリーダーの彼女になったり一貫として自分の性的魅力で人を利用して女友達ですら切り捨てるのが彼女のキャラクターなのでラストの殺人はむしろ納得しかありませんでした。
ケーキ屋のころから市子はポジティブに生きたいという意識が芽生え、自分が自由に生きるために、冬子の戸籍を手に入れ、邪魔な北を殺したのだと思います。
昨年末は、悪い子バビーに続き、市子 と胸に残る映画見られて良かったです!
今年にある男を観賞したことで、この作品が引き立ちました。
複雑な観賞後感でした。
確かに今年のベストかな。
この映画いったい何が言いたいのかサッパリわからなかった。ストーリーも演出も複雑で意味がわからなかった。筋ジストロフィーの子、何だったの?ひどくないですか?平凡な幸せが大切???つまらなかった。