映画となると話はどこからでも始まるんだ「異人たちとの夏」

Поділитися
Вставка
  • Опубліковано 21 жов 2024

КОМЕНТАРІ • 4

  • @tochika27
    @tochika27 7 місяців тому +1

    私は映画は感覚的にしか捉えられませんが、この作品は三度ほど観て、浅草という街がある時期まで持っていた魅力と、主人公がいけないと思いながらも死者である両親の元に通ってしまい、すっかり子供になっているということに大変惹かれました。
    佐野さんのおっしゃる通り片岡鶴太郎と秋吉久美子の二人が素晴らしいですね。
    NHK-FMのラジオドラマ版も好きで、何度も聴いているので映画版と混同してしまうこともあります。
    私の中では昔の浅草のイメージが重要な魅力になっているので、それを今度はイギリスの監督がどのように舞台を移して表現しているのか楽しみです。

    • @torusano1124
      @torusano1124  7 місяців тому +2

      動画では語りませんでしたが、この作品は80年代の「都市論ブーム」に対するひとつの回答という側面もあると思います。新しいものを都市の進化として礼賛するか、失われゆくものをセンチメンタルに懐かしむかの二項対立的な議論が蔓延するなかで、そのはざまで孤立している現代人はどう生きていけばよいのか、という山田太一さんらしいメッセージがこめられていますね。そして、この視点もやはり「まちこわし」の問題に着目しつづけた大林宣彦監督に共有されていると感じます。

    • @tochika27
      @tochika27 7 місяців тому +1

      @@torusano1124 ご丁寧なお返事ありがとうございました。「異人たち」は予告編を見ました。4月の公開が楽しみです。

    • @hiro-vg3tv
      @hiro-vg3tv 6 місяців тому +2

      この映画が撮影された頃の浅草は、かつての賑わいが嘘のような「つわものどもが夢の跡」の街で、生者と死者とが交錯しても不思議では無い雰囲気がありました。
      花屋敷をバックに鶴太郎さんが自販機で缶ビールを買うシーンが忘れられません。