【大統領令はハリボテ】上智大学 教授 前嶋 和弘

アメリカ政治に詳しい上智大学教授の前嶋和弘さんに、大胆な言動を繰り返し就任直後から大統領令を連発するトランプ大統領に対し、日本や国際社会はどう向き合えばいいのかなどについて聞きます。BSテレ東「NIKKEI 日曜サロン」の2025年1月26日放送回です。
「砂上の楼閣で毎日打ち上げ花火」
トランプ氏の支持基盤について前嶋教授は「支持層はいつ離反するか分からない、議会は共和党が多数派でもほぼ差がない」と言います。そのため「ほとんどPRでハリボテの大統領令ばかり」「砂上の楼閣で毎日打ち上げ花火を上げている」と強調します。
「安全保障のアメリカ頼み脱却も」
前嶋教授はトランプ政権の東アジアへの関与に関しては、軍事費の拡大を求め米軍を縮小させる流れは「常態化していく」と言及。「日本がアメリカ頼みを減らし、自国で安全保障に取り組むという意味ではチャンスかもしれない」と指摘しました。
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