シチリア島

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  • Опубліковано 10 лют 2025
  • 歴史的に異なる民族、信仰が共存してきた文化の多様性と豊かな自然の魅力にあふれたシチリア島
    地中海の中心に位置する最大の島シチリア島―古代から交通と通商の要所であったため、様々な民族が行き交い文明の十字路と言われました。現在は、イタリアの自治州のひとつですが、古代以来、ギリシャ、ローマ、ゲルマン、ビザンツ帝国、イスラーム、ノルマン、スペインなど支配の手が繰り返し幾度も交代。その結果、民衆の公権力に対する不信感が育ち、それが、民衆に自警団を組織させ、後に、マフィアに成長したのだとか。しかし一方で、支配者の信仰がカトリック、ギリシャ正教、更にイスラームと変わっても、その時々の権力に従ってさえいれば、民衆には、自由な信仰と生活習慣が保証されていたそうです。また支配者側もイスラームのモスクをキリスト教の教会としてそのまま再利用したり、カトリックの礼拝堂の内部に、正教会のビザンツ絵画を模倣したような装飾を施すなど、柔軟に、異文化を取り入れました。ギリシャ、ローマ時代の遺跡、バロック様式の建築、イスラーム建築、紺碧の海、温暖な地中海性気候、新鮮な魚介類、レモン、オリーブ、オレンジなどの果実、多文化が融合したエキゾチックな風景、至極のグルメ…何と魅力的な島!飛行機が苦手で、海外旅行などほぼ諦めていた私も一度訪れてみたくなりました。

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