石川ヨナ 千里摂理教会ライブ

千里摂理教会では、毎年、石川ヨナさんをお招きし、チャペルコンサートを開催していました。今年もコンサートを計画していたのですが、コロナ禍にあって、コンサート開催の見通がつかなくなってしまいました。そこで、石川ヨナさんと相談した結果、今、できることをしようということになり、今回の動画配信という企画に至った次第です。
石川ヨナprofile
クリスチャン・ロック・シンガーソングライター。高校卒業後、様々なバンドでフロントを務め、都内のライブハウスなどで経験を積む。2013年よりソロにて活動開始。2015年2月、ソロ名義初となるミニアルバム「産業廃棄物」を発表。2018年2月、関西各地でのライブ演奏を録音したライブ盤CD『YONA ISHIKAWA LIVE IN KANSAI 』を発表。戦前から続くクリスチャンホームに育ち、二十歳で洗礼を受ける。2017年春、横浜から神戸に拠点を移し、関西での音楽活動を開始。神戸、大阪などのlive barでライブを行っている。2019年6月にセカンドミニアルバム「流れ星」を発売。2021年2月には、神戸・大阪の老舗ライブハウス・チキンジョージでワンマンライブ開催予定。作家としての一面もあり、2011年にはダーク・ファンタジー小説『スタート・アゲイン』がいのちのことば社フォレストブックスより発売されている。
劣等感、挫折、引きこもり･･･。この社会に自らの居場所を見出せず、自らを「産業廃棄物」と言い放った彼女。そんな彼女を立ちあがらせたものとは･･･。彼女のことをもっと知りたい方は、過去のラジオ番組を聴くことができます。
→　www.christ-hour...
石川ヨナさんから一言
はじめまして。
神戸のローカルシーンで活動するロックミュージシャン、石川ヨナです。
いくつになってもバンドを組んでギターを掻き鳴らし歌っているタイプの人間です。笑
ロストジェネレーションと呼ばれる世代に育ちました。就職氷河期と言われる時代。子供から大人に成長し、学業を終えて社会に出た私たちは、冷たく厳しい現実に直面させられました。時代の閉塞感の中で、私にはロックバンドが全てでした、自分らしく生きられる場所。あの頃の夢は叶わなかったけれど、情熱は今でも変わりません。 一度挫折して諦めてしまったものに、今もう一度向き合おうとしているのだと思います、 あの頃とは少し違ったカタチで。
2020年、新型コロナウイルスの蔓延という未曾有の社会危機の中で、アマチュアミュージシャンという微妙な立ち位置に立たされました。世界中の誰も経験したことのない、先の見えない不安定な日々。 それでも自分の道を前進することを諦めず、来年2021年、神戸の老舗ライブハウス、チキン・ジョージでのワンマンライブ、 そして、新しい音源作品のレコーディングに挑戦しようとしています。
謀かもしれません。
それでも、生きる限り、表現したい音があります。届けたい作品がある。そのことを一度は、ちっぽけだと諦めたけれど、これはきっと素晴らしい事だと気付きました。
たとえ歪んだ世界のほんの片隅でも。
誰もが経験し、なんとなく怯えているかもしれない『あなたは必要ない』なんていう社会からのレッテルに、正々堂々と“No”を掲げたい。 私にしかできないロックンロールを響かせて。
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