福岡でもインバウンド需要回復 韓国人が“並んでも食べたい”「すし」 冬の風物詩「かき小屋」にも (22/12/12

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  • Опубліковано 11 гру 2022
  • コロナ水際対策の大幅な緩和から2カ月が経過し、急速に回復している『インバウンド』。
    福岡の商業施設などは、どんな対応をしているのでしょうか。
    現状を取材しました。
    2022年4月にオープンした福岡市博多区の大型商業施設「ららぽーと福岡」。
    来場者のお目当ての1つが、入り口にある高さ24.8メートルの実物大「ν(ニュー)ガンダム」です。
    そのガンダムが、12月4日から期間限定の冬仕様でライトアップされています。
    ◆声優 市ノ瀬加那さん
    「LP041 スレッタ・マーキュリー 行きます!」
    赤や青・白に輝くツリーのオブジェが足元に設置されて青く光る「νガンダム」は幻想的な姿となっています。
    この冬限定仕様のガンダムを見ようと、国内のファンのみならず外国人観光客も多く訪れています。
    ◆タイから来た女性
    「タイから来ました。日本が好きですが、福岡は初めて来ました。(νガンダムは)とても大きくて驚きました。これを見るためにここに来ました」
    ◆韓国から来た女性
    「韓国からです。(ガンダムは)とても素晴らしいです。福岡は5回目です。食べ物がおいしいです」
    ◆タイから来た男性
    「福岡は初めてです。ガンダムのアニメを見るのが好きで、ガンダムの大ファンです。最近は円も安くて、買い物もお得にできてありがたい」
    コロナ禍のため水際対策を強化していた政府が、添乗員付きツアーに限って訪日観光の受け入れを再開して、約半年。
    外国人観光客が福岡にも戻ってきています。
    今年の九州への外国人入国者数は10月までで10万人に達し、去年の16倍以上に。
    インバウンドが急速に回復した背景には、10月に個人旅行が解禁されたことや、円安が進んだことなどがあります。
    そんな中、福岡で外国人観光客に話題のスポットがあります。
    ◆川崎キャスター
    「こちらは博多港のベイサイドプレイスにあるすし店です。午前11時でオープンしたばかりですが、ものすごい行列ができています。ほとんど外国の方です」
    オープンと同時に行列ができる店内。
    そのお目当ては、ショーケースに並んだすしです。
    地元の市場で新鮮なネタを仕入れている、この店。
    週末には多い日で400組が訪れ、客の8割が韓国人観光客だといいます。
    <1組目 韓国人観光客4人組>
    ◆川崎キャスター
    「この店は韓国で有名ですか?」
    ◆韓国人女性
    「有名です」
    ◆韓国人男性
    「インスタグラムでも有名ですし、検索サイトでも有名です」
    ◆川崎キャスター
    「味はどうですか?」
    ◆韓国人女性
    「おいしいです。韓国で食べるすしよりおいしいです」
    <2組目 韓国人観光客 男女2人>
    ◆川崎キャスター
    「日本に来たのはいつ以来?」
    ◆韓国人男性
    「コロナの前だから3年ぶり」
    ◆川崎キャスター
    「この店は初めてですか?」
    ◆韓国人男性
    「初めてです。安くて、味もいいです」
    ◆川崎キャスター
    「この店はどうして知った?」
    ◆韓国人男性
    「ネットで調べて」
    韓国では今、日本への旅行の人気が高く、この福岡のすし店は韓国の検索サイトなどで安くておいしいと評判になっているといいます。
    ◆川崎キャスター
    「私もすしレーンに入ったんですが、種類が多くて、サーモンも、タイもあるし、大トロもあります。これらが1個110円で、全て円安でこの値段なので、外国の人からすればたまらないですよね」
    さらに現在も続く円安が、韓国人が旅先に日本を選ぶ理由になっています。
    ◆川崎キャスター
    「円安は韓国人としてどう?」
    ◆韓国人観光客(男性)
    「旅行しやすいからショッピングとかやりたい。ビンテージ家具を見に行く」
    こちらのすし店では、外国人観光客が戻ってくると見越して今年2月に店内を大規模リニューアル、席数を2倍以上の約90席に増やし、受け入れ態勢を整えてきました。
    ◆川崎キャスター
    「去年と比べて売り上げは?」
    ◆博多豊一 友岡大輔さん
    「3~4倍は違う。店の作りが席が増えて、お客様もゆとりがある、回転できる店作りになったので、それが売り上げ倍増の要因」
    <かき小屋湾岸丸ベイサイド(福岡市博多区)>
    外国人観光客の回復は、福岡の冬の風物詩、かき小屋にも…
    ◆かき小屋湾岸丸ベイサイド 小橋亮介店長
    「一日200人くらい来られていて、5~6割は外国人の方が来られている」
    訪日外国人の入国緩和で、売り上げは前年の2倍以上となっています。
    この店でもインバウンド需要を取り込むために受け入れの準備を進めてきました。
    ◆かき小屋湾岸丸ベイサイド 小橋亮介店長
    「日本語メニューだけではなく、英語・韓国語・中国語のメニューを用意していて、何が頼まれたかすぐわかるように対応しています」
    今後は、さらなる外国人観光客の増加に期待を寄せていました。
    ◆かき小屋湾岸丸ベイサイド 小橋亮介店長
    「もっともっと外国人のお客さんで埋まるくらい来てくれるのを待っています」
    福岡でも回復しつつある外国人観光客。
    どのようにして増やすかが、コロナで疲弊した経済を回復する鍵となりそうです。

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