なぜコショウに価値があったのか?大航海時代の謎…「食品保存のため」って嘘くさくない?説【ゆっくり歴史解説】

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  • Опубліковано 3 жов 2024

КОМЕНТАРІ • 528

  • @nunochu
    @nunochu 2 роки тому +425

    自炊するようになって以来、なぜ「胡椒は保存に使われた」という話はあるのに「胡椒を使った保存方法」という話がないのだろうって漠然と思ってはいたので、筋道立てた考察に感謝です。

    • @鬼の城保護区らま
      @鬼の城保護区らま 2 роки тому +20

      冷蔵庫を使って熟成肉を製作する「ホルモン しま田」チャンネルにあるかもしれない
      永久凍土でもなければ真似は出来ないのだが

    • @良い名前が思い付かない-n9b
      @良い名前が思い付かない-n9b 2 роки тому +14

      うん?このコメントに何か言ってる人がいてそれに返事しようとしていたような。忘れてしまった。
      そうだなぁ。今現代だから「胡椒とか保存する効果無いのでは?」って思えるのであって、昔の人達は今現代とは別世界に生きていたようなものだろうと思う。

    • @tomatomatoma01
      @tomatomatoma01 2 роки тому +5

      @@良い名前が思い付かない-n9b レトルトパウチとか、缶詰無いからね

    • @菅沼域雄
      @菅沼域雄 Рік тому +2

      なぜ、ヨーロッパとか北アフリカとかで地元で手に入るマスタードとかミント類とかは無視されているのか?
      ってことです。

    • @ああああ-j2y
      @ああああ-j2y Рік тому +4

      @@良い名前が思い付かない-n9b昔の人も肉が腐ったら分かるやろ
      胡椒で保存した肉がほんとにあって、それを食べた人がいたなら、胡椒に防腐効果が無いことはすぐ明らかになったはず。まして、それがヨーロッパ中で行われたなら。

  • @andreagiuliotti741
    @andreagiuliotti741 3 роки тому +338

    補足としていくつか解説しておきます。
    まずは、古代から中世において最高級品であったのは Piper longum(ヒハツ)です。現代主流の胡椒は高価ではありますがその代用品の地位でした。
    他にもManiguette(マニゲット)という西アフリカ産の香辛料も珍重されていました。これらの香辛料は15世紀半ばほどから徐々に使用されなくなっていきます。
    そして、中世から近世のヨーロッパでは香辛料は漢方薬のような「薬」の立場にありました。
    この時代は、内科医と外科医は全く別の立場でした。
    外科医(人の体に刃を入れることができる仕事)は床屋も兼任であり、いわゆるブルーカラー職でギルドで丁稚奉公から親方になる存在でした。
    内科医は大学で学位を習得してなることができる内科医兼管理栄養士のようなホワイトカラーな存在でした。彼らは王侯貴族やジェントリに仕え「下賤な外科仕事」は一切しません。
    中世の医学書の権威「サレルノ養生訓」やその他の処方箋を読むと、多くの香辛料や調味料の使用し「身分にあった食事」を処方していました。
    「王侯貴族たる身分の者は、高位の食べ物を採らねばなりません。農民のように地に生えるカブやニンニクと豚肉をハーブと鍋で煮た物を食べてはなりません。
    高貴なるものが食べるのは、空を舞う鳥の肉。あるいは狩猟で得た肉。地より高い地に生える果物や実。
    アレクサンドロス大王がたどり着いたインディアスの香辛料こそが貴方様の口にするのに相応しい食物です」
    このような学説が17世紀後半あたりまで主流だったのが香辛料が高価であった理由だと推察します。
    (参考文献は必要であれば記載します。もっとも日本語版は現在絶版して高騰しているものもあります)

    • @old-mond
      @old-mond  3 роки тому +70

      なるほど、王侯貴族は意識的に庶民とはレベルの違う食生活を送るべき、という考え方をしていたのですね。貴重な情報ありがとうございます!

    • @rico2474
      @rico2474 2 роки тому +14

      めちゃくちゃ納得できる説
      可能であればソースがあると有り難い

    • @andreagiuliotti741
      @andreagiuliotti741 2 роки тому +1

      @@rico2474  
      ブリュノ・ロリウー「中世ヨーロッパ 食の生活史」
      マッシモ・モンタナーリ「食の歴史」
      ウィリアム・ℍ・マクニール「ヴェネツィア 東西ヨーロッパのかなめ」
      セルジョ・ベルテッリ「ルネサンス宮廷大全」
      このあたりの本が読みやすいと思います。
      外科医と内科医の違いは17~18世紀のお話ですが
      エルンスト コンゼンツィウス 「ヨーハン・ディーツ親方自伝―大選帝侯軍医にして王室理髪師」
      こちらの本もおススメします。
      他にも日本語で読める論文で「イタリア学会誌」の中にもいくつか参考になるのもありますけど、
      流石にそこまで行くのはやりすぎだと思うので、この辺にとどめておきます。

    • @rico2474
      @rico2474 2 роки тому +7

      @@andreagiuliotti741
      ありがとう!
      教えてもらったものから読んでみます。

    • @dhkbeans327
      @dhkbeans327 2 роки тому +3

      これは納得!

  • @kensan-
    @kensan- 2 роки тому +172

    現代に胡椒を有効に使った食糧保存法に有名なものが無いのに、
    歴史にだけそのように残っているのがずっと疑問でした。
    納得しました。ありがとうございます。

    • @総太郎辻
      @総太郎辻 2 роки тому +10

      その通り

    • @良い名前が思い付かない-n9b
      @良い名前が思い付かない-n9b 2 роки тому +12

      それは胡椒を有効に使った食料保存方法に有名なものが無いとわかる現代人だから思えることで、さらに未来の人達から見たら、我々も何でそんな事してるのって思われるかもなぁとかおもう

    • @orca3967
      @orca3967 Рік тому +2

      @@良い名前が思い付かない-n9b 例えば?

    • @良い名前が思い付かない-n9b
      @良い名前が思い付かない-n9b Рік тому +3

      @@orca3967  
      先に言っておくけど、胡椒とか食べ物のはなしにかぎらない。「未来の人達から見たら、我々も何でそんな事してるのって思われるかもなぁとかおもう」て話だ。つまり科学技術や文化の発展、あるいは、うつりかわりというか。
       例えば、火力発電とかいって、ガンガン燃えるもの燃やしてるけど、最近はそれすると二酸化炭素が大量発生して温暖化とか言う勢力あるけど、じゃあ原子力発電したらどうなのっていうと、なんかそれも放射能廃棄物がでるだかなんだか反対する勢力があるし、核分裂を利用した発電じゃなくて、いずれ開発される核融合なら放射能ないクリーンとか言う話もあったかな?。そもそも原子力使ったエネルギーはニュークリア(ニューは新しい、クリアはきれいみたいな意味の英語だと思う)みたいなイメージじゃなかったか?。みたいな印象があるんだわ俺には。
       食事とか絵とか文化的なことについても流行りすたりみたいなのあるなぁって思う。それ はやったんだろうけど、今はもう流行って無いよみたいな。
       ポケモンの最新作が最近でたらしいじゃん。俺なんて昔の金銀までしかやったことないぞ。あの代表的に宣伝されてるポケモンは、あの部分がタイヤになってバイクになるのかよw。ニャハオ立ったけどこれはこれでいいねぇとかw。
       ↑このWつかうのは、もう古くなってるか。

    • @良い名前が思い付かない-n9b
      @良い名前が思い付かない-n9b Рік тому

      ケン と言う人の発言からはじまったことだったか。ならばケンさんを尊重するべきなのに、おれはなんかちがうか。
      @@orca3967  ものすごい長文返信したけど、こんなのまともな返信もらえないだろうなって思って気にしないようにしてるので、君もきにしなくてもいいよ。
      まぁなんかせっかくだから、こんなに自分が思ったこという機会めったにないだろうから、なんか言ってみるかって、言ってみてるだけだ俺は。あなたが正解、俺があたまおかしい。なんていうか、100%自分の事を他人に伝えるの難しいって言う気もする。
       で、胡椒の話になるけど。もしかして胡椒の話に例えるようなこと言うとか、もっと話の流れをきにするというでもいうか?そういうのを理解できたら俺はもっとすばらしい返信をできたのか?どうしたらよかったのだおれは?意味不明な長文するなってのはわかってる。
       つまり胡椒の話してるんだから胡椒の話ししろってことか!?。すまんな胡椒の話しからなんか別のこと連想して。そう、連想したんだよ、俺にとってはまったく無関係ではない

  • @ogikubo15
    @ogikubo15 3 роки тому +61

    チューリップの球根とおんなじで単にヨーロッパの金持ちにとっては胡椒は投機商品だったのかも。今と違って情報が行き渡るのには一定の年月がかかったから、ヨーロッパじゅうに胡椒が行き渡って、法外な値段で売れなくなるまでは投機商品として実勢価格とはかけ離れた高値で売買されて倉庫に積まれたりしていた可能性がありますね。

    • @B.B.キンタ
      @B.B.キンタ 3 місяці тому +1

      それだね!
      バブルの根源。資本主義の原初形態、マトリックス!

  • @天田弘行
    @天田弘行 3 роки тому +225

    いつも楽しみに拝見しています。
    今回大学時代に研究した事のある
    題材だったので自分の研究結果の意見を述べさせて
    頂きます。あくまで自分の研究結果ですご容赦ください。
    当時胡椒は別段高い物では有りませんでした。庶民からしたら
    高級でしたが。他の香辛料も輸入していました。
    初めは珍しいので高額、貿易相手とは貨幣ではなく
    砂金、砂銀での取引が主流でした。恐らく
    これが一人歩きしたのでは無いかと推測されます。
    で、高級な香辛料はナツメグでした。これは
    当時の医者(名前忘れました)がペストには綺麗な空気
    爽やかな匂い等が効果が有り、特に良質なナツメグと
    花や葉などから抽出した物が有効であると流布した結果、
    貴族などお金持ちが良質なナツメグの方がより効果があると
    買い漁り、良質な物は胡椒に比べ輸入量が少ないため高騰
    しました。しかもこれらの香辛料は食品店ではなく薬局の様な
    所でのみ販売していました。当時香辛料は薬、漢方に近い扱い
    でしたので、食品保存などの文献には出て来ないとおもいます。
    逆に医療の文献には色々載っていたはずです。
    当時の香辛料の仕入れ販売表があったと思います。
    ですので、主様がおっしゃられていた
    医薬として使用が自分が研究し結論した事と
    一致致します。
    後期香辛料の輸入量が減ったのは医薬品としての
    用途が減ったためだと思われます。食品の使用で
    また伸びますが、その頃は栽培をする者や別ルート
    での輸入方法。香辛料の多様化が現れ輸入しても
    昔の様な利益は生まれなかった様です。
    以上です。
    お耳汚しになり申し訳ございません。
    これからも楽しく拝見させて頂きます。

    • @old-mond
      @old-mond  3 роки тому +61

      これは…私の動画の不十分なところをバッチリ埋めてくれる研究ですね!食品じゃなくて医療関係の資料というのが盲点でした。医薬品として需要が減った後に食品として復活とは面白いですね。
      貴重な情報ありがとうございます!

    • @菅沼域雄
      @菅沼域雄 Рік тому +1

      なるほど!
      詳しい解説ありがとうございます!

  • @holdthedoor7215
    @holdthedoor7215 2 роки тому +181

    「車とアニメの輸出額が並んだ」と言われた90年代の書物が後年「かつてアニメは車と同じくらいぜいたく品だった」と翻訳されるかもしれませんね

    • @前原明敏
      @前原明敏 Місяць тому +2

      実際手塚治虫が居なければ週一で30分のアニメなんてとんでもない贅沢だからな

    • @holdthedoor7215
      @holdthedoor7215 Місяць тому +1

      @@前原明敏 宮崎駿は「アニメーターを安月給にした戦犯」とまで言ってますがリミテッドアニメをここまでの文化にした開祖である貢献は認めたいところですね😅

  • @剛田幸村
    @剛田幸村 3 роки тому +23

    ローマ時代の疑似通貨の名残で農奴への給与扱いだったのと、金銀と同じく量り売りだったのが戸田奈津子バリの翻訳で「金と当価だった」になった説、現地での価値と大きさから交易時の調整に扱いやすく、胡椒支払いで胡椒が普及したことにより価値は減っても貧富問わず売れる堅い商品だった説も推したいw

    • @old-mond
      @old-mond  3 роки тому +10

      なるほど、金と同じ(ような)使われ方をした…が、「金と同じ価値」と言い換えられてしまったという説ですね。たしかにありえそうです!

  • @user-unetaro
    @user-unetaro 3 роки тому +129

    胡椒は保存料という話は昔から大航海時代ネタの本には必ずといっていいくらい書いてあったものですが、それに対する疑いの話は初めて聞きましたが説得力がありますね。勉強になりました😃

    • @colocalo100
      @colocalo100 3 роки тому +38

      昔から「胡椒が保存料」と言うのは疑義が挟まれていました。「胡椒を保存料に使った」のではなく、「塩漬けで保存した肉を美味しく食べるために香辛料を使った」と言うのが正しい。と言う主張です。
      老舗レストランに残るレシピでも、塩漬け肉を使う料理は、一度塩を抜いてハーブや胡椒で味を調える。と言うのが多い。と昔から指摘されていました。

    • @user-unetaro
      @user-unetaro 3 роки тому +11

      @@colocalo100 なるほど、そういえば以前見たハムのレシピがそんな感じだった様な・・返信ありがとうね😊

    • @crayonmarch
      @crayonmarch 2 роки тому +9

      香辛料だけで都合よく保存できるの?という疑問は確かに昔からありました。でも当時は科学的知識も低く現代人よりも食中毒に強いから、多少はマシになったの?程度の認識ぐらいはありました。
      でももしかしたら下心を隠すために保存料ということにしておいただけ?と疑った記憶もあった気がします。逆に欧州のどこかの国みたいにやせ我慢してまずい料理で我慢できる習慣のほうが信じられない。精神がおかしくなりそうだよ。

    • @user-unetaro
      @user-unetaro 2 роки тому +6

      @@crayonmarch >精神がおかしくなりそうだよ
      だから世界中侵略して植民地だらけにしちゃったのかもね

    • @crayonmarch
      @crayonmarch 2 роки тому +8

      @@user-unetaro そうですね…以前の覇権国だったようですからね…

  • @kensan784
    @kensan784 2 роки тому +84

    胡椒は保存に役立ったのではなく、肉に振りかけると殺菌と消臭の効果があった事と、胃腸薬の効能があるため、悪くなりかけの肉も喰えたということだろう。ただ、昔ローマ時代の料理の再現の番組かなんかでプリンみたいな食い物に胡椒をバリバリ降り掛けてた。少なくともローマ時代は単なる調味料として重宝されていただけの気がするな。ローマ人の食に対する情熱は結構凄いから。

    • @tomatomatoma01
      @tomatomatoma01 2 роки тому +4

      @@ルパン賛成-b3e 現代の金箔アイスクリームみたいな感じかな?

    • @三郎ドコモ-s4l
      @三郎ドコモ-s4l 6 місяців тому

      マギーブイヨンで茶碗蒸し造って胡椒かけてみよう

  • @mima983
    @mima983 3 роки тому +56

    自分の体験ですが、食べても大丈夫だけどちょっと匂う肉に胡椒をかけると匂いが気にならならずに食べることができました。後付けの保存料に最適です

  • @清水なつめ-z9k
    @清水なつめ-z9k 3 роки тому +37

    胡椒はなぜあんなに高かったのだろう?と料理中に調味料棚を見るたびに世界史を思い出しながらぼんやり考えていたので、新説興味深く拝見しました

  • @リングフィット頑張るネキ-x1t

    望めばあらゆる調味料を入手出来る現代に生まれた事に感謝

    • @賢者-z4d
      @賢者-z4d 2 роки тому +1

      今の時代だって望めば手に入らないものなんてたくさんあるし、当時望めば手に入ったものもたくさんある

    • @meroppa1
      @meroppa1 2 роки тому +5

      @@賢者-z4d 100年も経ったら100年前の人は何もなくて可哀想だよなって言ってるだろうね

  • @bensyan9925
    @bensyan9925 3 роки тому +41

    解説見てて黒死病の恐怖とかの影響あったのかなと思ったり
    色々考えさせたり話のネタになりそうな歴史雑学で最後まで楽しく見れました

  • @tatkaw6426
    @tatkaw6426 3 роки тому +29

    たとえば胡椒を気づくかどうかギリギリのフレーバーとしてビターチョコレートに入れると段違いに美味しくなったり、同じくアールグレイに山椒のフレーバーをといったようにスパイスは香りの面での役割も重要ですね。

  • @eiji_kuma
    @eiji_kuma 3 роки тому +58

    17世紀~18世紀って言うと、新大陸からジャガイモが入ってきたのと、農法の改革も合わさり、主食が肉から芋や穀物に移り、
    なおかつ森林伐採が進んで(船舶建造や、燃料として伐採)、主要な肉であった豚の育成が手軽に出来なくなった(当時森に放牧してた)ので、肉の供給量が減ったというのもある。

    • @鏡花-v6r
      @鏡花-v6r 3 роки тому +14

      自分も、その考えに同感です!!ジャガイモは穀物に比べて栽培が容易である上に、肉に比べて保存もしやすい事から「質の悪い肉を食うよりも、腹も膨れるイモを食べた方がマシ」と庶民の嗜好も変化したのかもしれません。また穀物の生産量の増加で、パンや穀物のお粥などの「主食」の供給量が増えた事も背景にあるでしょう。

  • @そのだひふみ
    @そのだひふみ 3 роки тому +18

    日本における砂糖の歴史をいろいろググってしらべてみると
    砂糖が薬としてのみ1000年近く扱われたのち江戸時代になってから嗜好品として広く扱われるようになったという経緯があったこと思い出しました
    なお、ごく最近の研究によると切り傷擦り傷などの患部に砂糖を塗ると傷の直りが明らかに早いということが分かったらしいのですが、そういう使い方として長く薬として扱われていたわけではないらしいです

    • @old-mond
      @old-mond  3 роки тому +6

      なんと、砂糖が傷薬になるんですか。菌が増えそうな気もしますが意外ですね!

    • @EarthArchiveJapan
      @EarthArchiveJapan 3 роки тому +7

      よく考えてみると砂糖は製法からして薬そのものなんですよね。サトウキビだったり、砂糖大根だったりを大量に煮詰めたり複雑な工程を経て作り出されるわけで。
      薬というものは自然界にあり得ない濃度の物だから人体に影響があるんです。その薬を大量に使うと体に確実に長期的な影響はありますね。

    • @そのだひふみ
      @そのだひふみ 3 роки тому +1

      @@old-mond さんへ
      使い方によっては増えるみたいです菌、「砂糖薬」でググった先の「砂糖は抗生物質に代わる「未来の抗菌薬」になるかもしれない」で詳しいことが書いてあります
      高濃度の糖分は細菌の繁殖を抑えるそうです 砂糖漬け保存食の原理ですね
      低濃度かつ水気があると細菌が繁殖する条件が揃い、砂糖の殺菌作用より砂糖が菌の増殖を助ける効果のほうが強くなるらしく、その点は要注意みたいです

    • @nuruosan4398
      @nuruosan4398 3 роки тому +7

      @@そのだひふみ 東日本大震災の時、被災地で孤立してしまった医者が腕を広範囲に火傷してしまった患者がいたんだけど治療薬みたいなものがまるで無い…という状況があったそうで、その医者はビニール袋にイソジンと砂糖を入れて「この中に手を漬けといて」って患者の腕を袋に突っ込ませて応急処置としたとかいう話があります。

    • @ShigehiroYoshinaga
      @ShigehiroYoshinaga 3 роки тому +7

      砂糖が傷薬になるのは、濃い砂糖水の水分活性が低いからです。微生物から見ると濃い砂糖水は濃い塩水と同様に、使える水分が少ない「乾燥した」状態なので増殖できません。これを利用した保存食が、塩水の場合が塩漬け肉や梅干しであり、砂糖水の場合がジャムです。

  • @Kasutera000
    @Kasutera000 3 роки тому +22

    つまり怒りのあまり卓上調味料を全て倒してしまうのは砂金を机にばら撒くに等しい行為なんですね()

    • @old-mond
      @old-mond  3 роки тому +7

      めっちゃ怒ってるじゃないですか…どんな状況?

    • @高島裕大
      @高島裕大 3 роки тому +4

      どうもーススルでーす

    • @tomatomatoma01
      @tomatomatoma01 2 роки тому

      @@old-mond ネットミームの一つですね(もう知ってるかも知れないけど)

  • @万卜人のオタク夜話
    @万卜人のオタク夜話 2 роки тому +18

    香辛料を使うと、塩分を抑える効果も

  • @22sbdtbftby79
    @22sbdtbftby79 2 роки тому +52

    よそのユーチューバーさんで塩、砂糖、胡椒を各々使って保存肉を実際に作ってる動画があって、それを見てみると塩は一番保存がききそうだったけど肉の風味の損なわれ方が半端じゃないし塩抜きしないととてもじゃないけど食べられなさそうだった。砂糖は比較的美味しそうだったけど、米大陸の植民地が軌道に乗るまでは砂糖自体の貴重さから昔の保存方法としてはちょっと厳しそうだった。胡椒は一番風味も良くそのまま美味しく食べられていたので利便性や味でやっぱり胡椒の保存用途は普通だったんじゃないかと思った。
    そのユーチューバーさんが胡椒等スパイスを使ったトルコの保存肉を紹介してたけど、主だったスパイスの産地から欧州に胡椒そのものだけでなく調理法も伝播していってるだろうし、そう言う調理法のレシピ本があればもっと考察できるんだろうけど厳しいね。

    • @tomatomatoma01
      @tomatomatoma01 2 роки тому +1

      生ハムとかスライスしないと塩分やばいしな

    • @11zxcvb29
      @11zxcvb29 2 роки тому +1

      当時は塩漬け肉をスープにしたんやで
      なお、船では火気厳禁だからそのままいった模様

  • @Tnohito
    @Tnohito 3 роки тому +13

    香辛料と茶は金額に対して重量比が軽いのがかなり大きい気がする。

    • @old-mond
      @old-mond  2 роки тому +3

      商品として重要なポイントですね!

  • @Qrita0303
    @Qrita0303 2 роки тому +14

    胡椒そのものが高かったのではなく、キロ単位もしくはコンテナ単位で他の物品より高かったのかと。
    現代でも10g150円の胡椒は100g200円の肉より流通価格は高いですよね。かさばらないし確実な需要があるので商人に人気が有ったと思います

    • @植草繁
      @植草繁 2 роки тому +1

      心理を、理解している。ね

  • @prikandsouitirou9897
    @prikandsouitirou9897 3 роки тому +14

    私も胡椒や唐辛子が保存料になると言う話に疑問を持っていました。
    そもそも胡椒や唐辛子には殺菌効果があまり無いですからね。それこそ塩や砂糖、お酢なんかの方が遥かに有用です。
    ちなワサビは食品の中では最強クラスの殺菌効果があります。

    • @old-mond
      @old-mond  2 роки тому +6

      ワサビってそうなんですか!じゃあ今度傷口にワサビを…

  • @blossom9627
    @blossom9627 2 роки тому +12

    動画を拝見し思いました。かつて王莽が『酒は百薬の長』と言い出し国家政策としていましたが、結局その政策はうまくいきませんでした。でも宣伝文句は未だに残っています。同じように胡椒も一時的に高価な取引がされた印象と、食品の保存に使用できるかもしれないというはっきりしない実用性だけがずっと現代まで引き継がれてきたように思います。

    • @old-mond
      @old-mond  2 роки тому +3

      王莽って政治的には暗君とされていますが、何気に文化面では後世に影響残しまくってるんですよね。
      プロデューサーとかコピーライターとしては有能だったのかも。

  • @ドラゴン-w7x
    @ドラゴン-w7x 2 роки тому +13

    胡椒によって肉を保存することで匂いが消え、それが病気の予防にも効果があると信じられてたんじゃないだろうか

  • @鬼の城保護区らま
    @鬼の城保護区らま 2 роки тому +25

    乾燥させると使えなくなる生薬を保管する為にリキュールが産まれた
    乾燥してても機能を失わない胡椒は取り扱いが簡単で庶民にも優しい

  • @仮野らぼ
    @仮野らぼ 3 роки тому +13

    胡椒が金銀と同じくらいというのは金銀と同じ量り売りだっただけという説を聞いたことがあります

  • @8takotako
    @8takotako 3 роки тому +13

    江戸時代に書かれた「雑兵物語」に胡椒を薬用に用いる記述があります。

  • @大飛把瑠都
    @大飛把瑠都 2 роки тому +11

    瀉血はするのに血抜きをしないで肉悪くして胡椒に高い金払うヨーロッパ人草

    • @old-mond
      @old-mond  2 роки тому +3

      ほほー。彼らは血抜きをしなかったのですか。。

    • @tomatomatoma01
      @tomatomatoma01 2 роки тому +3

      イギリス料理の悪口やめろ()

    • @meroppa1
      @meroppa1 2 роки тому +1

      血にも栄養あるから……

  • @sjfaow
    @sjfaow 2 роки тому +10

    これは俺もずっと疑問に思ってた
    金と同じ価値の物を単なる保存料にする訳無いわな

  • @pakpaan
    @pakpaan 3 роки тому +11

    17世紀と言えば、新世界から持ち帰ったトウガラシ、トマト、ジャガイモなどの食用化、栽培がヨーロッパでも行われるようになっているから、胡椒などの価値が相対的に低くなったとか考えてみた。

    • @old-mond
      @old-mond  3 роки тому +1

      それも一つの要因としてはあると思います!

  • @EarthArchiveJapan
    @EarthArchiveJapan 3 роки тому +75

    中世までのヨーロッパでは貴重だった胡椒でも、日本ではかなり事情が異なってたと聞いたことがあります。日本では奈良時代あたりに中国から伝来して、その後時代が下ると庶民も普通に使える調味料だったようですし、江戸時代には胡椒飯なる料理があったみたいです。

    • @old-mond
      @old-mond  3 роки тому +58

      おっしゃる通り、東インド会社がせっかく持ってきても日本じゃ胡椒はメチャクチャ安くしか売れなかったそうです。肉を食べなかった日本人にはほとんど需要がなかったとのことで。

    • @Batchdeshi2011
      @Batchdeshi2011 3 роки тому +43

      日本では室町時代より輸入されていて、唐辛子やワサビよりも薬味として利用されていたとのことです。現在では意外に思えますが刺し身にも胡椒を用いていたそうです。
      胡椒飯とは挽いた胡椒をふりかけたご飯に熱い茶・出汁・味噌汁をかけたファストフードで、江戸時代とても流行したそうです。
      あとは、口中清涼剤(メントス的なやつ)として売り歩きされたくらいには広く普及したものの、西洋人が持ち込む以前から輸入していますし、アテが外れたんでしょうねw

    • @colocalo100
      @colocalo100 3 роки тому +25

      江戸後期の江戸の町では、「胡椒をかけて蕎麦を食うのが通」とされていて、間で流行ったそうです間で流行ったそうです

    • @tyms4903
      @tyms4903 2 роки тому +17

      @@old-mond 中世ヨーロッパで香辛料が必要だったのは、冷蔵技術が無い中で腐りかけの肉ばっか食ってたからですものね。

    • @001lonestar7
      @001lonestar7 2 роки тому +4

      現代ではウドンに七味ですが、唐辛子が入って来る前は胡椒だったそうです。

  • @豚のおっさん
    @豚のおっさん 3 роки тому +10

    私が習ったと思っていたのは防腐効果ではなく、肉の臭い消しに使われたでしたが、いまちょっと調べたら臭い消し派は少なかった。

    • @ShusakuCo
      @ShusakuCo 3 роки тому +4

      私も、塩漬け肉は不味いから、それをごまかせる胡椒の需要が高かった、と何かで読みました。

    • @old-mond
      @old-mond  3 роки тому +2

      もちろん臭い消し含め、いろんな用途に使えたのも重宝された理由でしょうね!

  • @下山純秋
    @下山純秋 2 роки тому +5

    干し塩ダラの普及と胡椒の需要の増減って何か相関があるんだろうか。ちなみに昔読んだマクニールの世界史では「大航海時代」の始まりについて、プレスター・ジョンについて触れた記述はあったが胡椒に関しては無かった

  • @donboy0581
    @donboy0581 3 роки тому +17

    日本では江戸時代初期に唐辛子が一般流通するまでは、うどんの薬味は胡椒だった。

    • @old-mond
      @old-mond  3 роки тому +4

      初耳です!

    • @2990117
      @2990117 2 роки тому +4

      だから今も日本の一部地域じゃうどんの薬味に胡椒を使うみたいね

  • @macau_live
    @macau_live 3 роки тому +6

    今でもマカオではこの大航海時代に植民地になった国が集まるLuso Foniaと言う祭りがあります。今月末かな?
    因みに東インド会社跡地はいま学校になっていて、ウチから徒歩7-8分の場所にあります。

  • @tsato4662
    @tsato4662 3 роки тому +25

    あなたは、出そうで出ないくしゃみがどれほど苦しく、それが盛大なくしゃみ一発で吹き飛ぶ快感をご存じだろうか・・・ 妻「アンタ!まだ胡椒をやめられないのかい!」夫「ファックション!!」 これが中世、胡椒が常軌を逸して珍重された裏の真実である。 いしいひさいち氏の4コマでこんなのあったなぁ・・・w

    • @user-unetaro
      @user-unetaro 3 роки тому +6

      嘘みたいな実話で中世ヨーロッパではワインを飲む時に胡椒を入れて飲んでいたというのがありますね。自分も試しにやってみたことがあったけど、あれは胡椒がもったいないだけで特に味覚的な意味はないです。多分ただのステイタスシンボル(というか成金趣味)的な意味合いしかなかったんでしょう

    • @nuruosan4398
      @nuruosan4398 3 роки тому +9

      @@user-unetaro それ、現在のワインでやっても意味はないです。
      昔はガラス瓶が無かったのでワインは3か月くらいで劣化してしまいました。しかし、決まったシーズンにしか収穫できない葡萄を原料にしているワインが3か月しか飲めないのは困る。
      それで、劣化したワインを美味しく飲めるようにするためにワインには香辛料やハーブをたくさん入れて飲めるようにしていたんです。ハチミツやアスファルトを入れる例もありました。
      中世以前のワインはそういう添加物まみれで、気のままのワインはほとんど飲まれていません。

    • @crayonmarch
      @crayonmarch 2 роки тому +3

      @@nuruosan4398 ストロングゼロよりも遥かに怖い…中世の水銀中毒の多さの犯人の一つかもですね。

    • @nuruosan4398
      @nuruosan4398 2 роки тому +2

      @エマちゃんパパ うん

    • @user-ob8th4bq6k
      @user-ob8th4bq6k 2 роки тому +2

      @@nuruosan4398 アスファルト⁉️どうして⁉️

  • @umakara55
    @umakara55 2 роки тому +4

    趣味で長年燻製をやっています。燻製では保存性を高めるために「塩漬」「香辛料塗布」「乾燥」「燻煙」という4つのプロセスを踏みますが、香辛料による保存性の向上効果は、他の3つの絶大なる効果に比べると微々たるものです。無くしても全く問題ないですし、現代でも昔でも、ほぼ「食味の向上」が主な目的だと思われます。香辛料で保存性を上げるのなら、それこそパストラミのように全体に満遍なく大量の胡椒を塗布することになりますが、これをスパイスが高価な時代にやっていたとは考えにくい。

    • @meroppa1
      @meroppa1 2 роки тому

      自分も一通りの物を干しましたが(燻製はやった事無い)野菜と魚は低温乾燥気候の時に干すだけでその後何年でも保存できるし、肉は塩さえあれば良いですね。ただここまでコメ欄で問題になっているのは塩を使わずに胡椒でどこまで代用できるかなので興味があったら試してみて欲しいです。俺も胡椒が安い店を見つけたので冬になったらやってみようかなと思ってます。夏の今にとりかかって、塩と胡椒を50gくらいずつの肉に同量刷り込んで腐り具合を見てもいいけど、たぶん家族に虫が湧くし臭いからやめろって言われるし、家族仲が凄く悪くて何か一つエラーした者から家を追い出されるような状況なので今はできません。

  • @力久ピコ
    @力久ピコ 2 роки тому +7

    18世紀どころか20世紀になった第二次世界大戦でもドイツ軍の潜水艦の肉は腐りかけですからね
    ドライフードにするなど可能な限りの保存処理はしていたようですが
    冷蔵庫を置くスペースが無い以上腐敗は避けられない
    (燃料タンクの増設で居住に関わるものはほぼ無視されたと言われます)

  • @高田健一-l7l
    @高田健一-l7l 3 роки тому +8

    一番高かったのはサフラン。
    サフランこそ金と同じ重さで取引されたという。
    色も黄金と同じだから国王も納得したであろう。

  • @ヒロヒロ-g7v
    @ヒロヒロ-g7v 2 роки тому +27

    胡椒よりも衝撃的だったスパイスは間違いなく唐辛子。エスニックも中華料理もキムチも唐辛子なしはもはやあり得ないほどの侵略振りたが、何故か日本料理はうどん類の薬味として以外はスルー。そのうどんも単に胡椒から唐辛子に置き換わっただけ。高温多湿かつ冬は寒いと言う絶好の風土であったのに…。

    • @old-mond
      @old-mond  2 роки тому +13

      そういえば、アジアとか中国とかアフリカでは唐辛子って食材としてめちゃメジャーなのに、当のヨーロッパ(と日本)ではイマイチぱっとしないですね…何故でしょうかね??

    • @hirocatnip411
      @hirocatnip411 2 роки тому +10

      唐辛子は、食べ過ぎると、神経系にダメージが有ると、ネオジオかネイチャー誌に載ってたな。だから、スペインとかポルトガル人は、アレだろ?って書いてたな。
      なる程、お隣の国もねぇ。

    • @しこちゅ
      @しこちゅ 2 роки тому +1

      唐辛子が入ってるカレーは日本に定着してるし現代日本のカレーはほぼ日本料理みたいなものなのですでに侵略されてると言えなくもない

  • @ShigehiroYoshinaga
    @ShigehiroYoshinaga 3 роки тому +6

    塩漬け肉というとピンとこない人もいるでしょうが、現代でも使われる塩漬け肉 (corned beef) が「コンビーフ」です。コンビーフの味付けには香辛料が使われています。
    また、ハムやソーセージも保存食の一種ですが、こちらも味付けに香辛料が使われています。
    なので、胡椒をはじめとする香辛料がこの種の肉料理・肉製品に使われたのは、まず第一に「美味しくするため」でしょう。
    ハンバーグはナツメグや胡椒で調味していますし、和食の肉団子も生姜が使われています。これらから香辛料を省いた「ただの肉団子」は、味気のないものになってしまいます。
    なので、香辛料の目的として言われる「傷んだ肉の味をごまかすため」というのは、嘘ではないとしても主目的ではなかったように思います。
    そして香辛料を「保存性を高めるため」に使ったというのは正直眉唾ものだと思います。防虫はできても、香辛料に「塩漬け」よりも強力な腐敗防止能力があるとはとても思えません。

    • @話ズ
      @話ズ 3 роки тому +1

      Shigehiro Yoshinaga
      その通りだと思います

  • @canon3008
    @canon3008 3 роки тому +9

    チューリップバブルやビットコインバブルみたいに投機対象だったんじゃないかなぁ

  • @user-yokoma
    @user-yokoma 2 роки тому +9

    アヘンってイギリスが売りつけた様に言われてるが、その実アメリカが既に、中国に売りつけていた。ただ、イギリスが質の良い安価なインド産を売りつけたので、アメリカと中国の蜜月が崩れた

  • @食っちゃ寝食っちゃ寝
    @食っちゃ寝食っちゃ寝 3 роки тому +26

    スパイスの流通を牛耳れば大儲け出来たっていうのが夢ありますよねー。砂糖もソースもマヨネーズもなかったと考えると味変できる調味料自体が貴重だったのかも。大阪にスパイス30種くらい使ったカレーとかあるけど古代ヨーロッパ人が食べたら卒倒するだろうな

  • @いつもよく食べよく眠る
    @いつもよく食べよく眠る 2 роки тому +3

    0:30
    うんちくの長い魔理沙に「お前モテねえだろ」と冷静にツッコむ霊夢…w
    確かに話の長いやつはモテない

  • @purukumu
    @purukumu 2 роки тому +1

    ここのコメント欄、みんな賢こいなー。
    コメ見る限り医療、漢方薬的な使い方に傾くけど
    投稿主の動画最後の「貿易商品は依存性のあるものである」という
    嗜好品説を推したくなる👍

  • @to1347
    @to1347 2 роки тому +5

    胡椒が長い航海の間に海水の塩分がそれなりに入って塩胡椒になってたら保存料になりえるかも

  • @揚げたてちきん南蛮
    @揚げたてちきん南蛮 3 роки тому +8

    焼肉屋を経営されてるホルモンしま田さんのチャンネルでブラックペッパーで1ヶ月保存してみたのはおいしかったらしいですね
    ua-cam.com/video/A4kjtCAYGkg/v-deo.html
    パストゥルマと呼ばれるトルコの干し肉では胡椒も使ってたらしいので多分使ってたとしてもアクセントや風味付けで実際は別のスパイスのほうが量は多いのかなと

  • @戦部小次郎-r3z
    @戦部小次郎-r3z 3 роки тому +12

    当時の胡椒って、現在の黒トリュフみたいな立場だったんじゃないでしょうか。使えば使うだけ高級、みたいな。

    • @old-mond
      @old-mond  3 роки тому +7

      そんな感じだと思います!

    • @berunharuto
      @berunharuto 3 роки тому +3

      何かの本(ネットのスレだったかも)で読んだ話ですが、砂糖や香辛料がヨーロッパにもたらされた最初の頃は
      自分の財力を誇示する為に、味を度外視した大量の香辛料や砂糖を使った料理が宴にだされる事があったらしいです
      中にはほぼ砂糖の塊みたいなお菓子もあったとか

    • @colocalo100
      @colocalo100 3 роки тому +2

      とある国の外交官が、英国について「宮廷の食卓ですら、食卓の上にビネガー一緒に置いてあり、自分でかける」と本国に書き送っています。
      ただし、王(女王)が手をつけてから食べ始め、食べ終わると臣下も食べ終わるのが礼儀のため、王(女王)が胡椒を使わないと、胡椒を使えなかったとか。

  • @Valeu-en6xm
    @Valeu-en6xm 2 роки тому +6

    14世紀の医師がつけたマスク(ペストマスクっていう、鳥のくちばしに似た形の仮面みたいなやつ)の先端部分には香辛料をつめて感染を防ごうとしていたとか。
    ここからはどうでもいい話ですが、高校時代の世界史の先生が若かりし頃「胡椒が保存に効く」と説明するためだけに胡椒とわりとでかめの肉を自腹で買って教室で実験したことがあるらしく、「多分きちんと伝わっただろうけど二度とやらない」と笑っていたことを思い出します。

    • @old-mond
      @old-mond  2 роки тому +1

      なるほどー。気合の入ったいい先生ですね。コメントを見てても胡椒が保存に効くのを実証した話と、効かないことを実証した話が拮抗していて、何か他の条件にも影響されるのかもしれないですね。

  • @agora1586
    @agora1586 2 роки тому +8

    この考察、、悔しいくらいすげぇ。最高に楽しかったですありがとうございました😁

  • @南台湾住民
    @南台湾住民 3 роки тому +24

    胡椒の価値が急騰したのは、当時の社会では生活の中で情報の絶対量が少ないため、有益かつ異国の珍しい商材に関する情報は珍しく、それに魅了された人が多かったのも一因かもしれません。

  • @hanpatarou
    @hanpatarou 2 роки тому +4

    保存には塩が既にありハーブ類で臭みも誤魔化せる、胡椒を保存食用に使ったとは確かに思いにくいな

  • @スウィフトケイジーン
    @スウィフトケイジーン 2 роки тому +7

    保存料なら?だけど医薬品なら納得です。以前からの疑問が解けたので感謝します。

  • @かも-h2u
    @かも-h2u 2 роки тому +6

    すごくためになって、分かりやすい
    そして、論文も出されていて詳しい
    すごくいいチャンネルだと思いました!
    だからこそ、チャンネル登録者数が思ったよりも少なくてびっくりしました...🫢
    応援してます!

  • @marisimizu2409
    @marisimizu2409 2 роки тому +8

    アルザスの方では香辛料はワインにも入れますね。

  • @KAWACHI102
    @KAWACHI102 3 роки тому +18

    2:00の画像は英国ヴィクトリア朝期の画家ローレンス・アルマ=タデマの「ヘリオガバルスの薔薇」という絵画です。
    皇帝ヘリオガバルスが宴会に招いた賓客の上に何トンもの薔薇の花びらを一気に落とし賓客が花びらで窒息死する様を肴に酒宴を楽しんだという伝説を描いたもの。
    決してこれがローマ皇帝の一般的な食事風景ではないのでご注意を・・・。

  • @ktom8142
    @ktom8142 2 роки тому +5

    胡椒に殺菌保存効果は特にないですね、胡椒単体には抗菌性があっても。庶民は冬を越すために、豚の血液までソーセージにする必要があり、臭みけしとして庭や近所のハーブを入れていたそうです、というかその伝統をまだ守ってる村が一部あります。他は塩漬けか、干し肉か、雪に埋める(ずっと氷点下なので)。あとはコンフィとか
    でも胡椒には抗酸化作用があるから、毛細血管に効いて男性機能の強化は、ずっと取り続けてれば間違ってはないです。

    • @old-mond
      @old-mond  2 роки тому +1

      なるほど。血液すら捨てるわけにはいかなかったのですね。

    • @meroppa1
      @meroppa1 2 роки тому

      血を食う事を肯定してる人がいて嬉しい。血にも栄養があるのにそれを捨てるなんてとんでもない。日本にも岩手宮城あたりにサメの心臓があって外国人にはキモがられてるけど、血生臭くなかったら珍味の意味もなさない。
      ブラッドソーセージは寒冷地に限らず世界中で食われてるし、中国台湾香港にも豬血糕とか雞血糕っていう腸詰めで無い血を固めた貧乏人料理がある。金持ちや中間層はやはりグロいとかまずいとか言って食わない。鶏の足とか頭とかも日本は食わないけどそれは多くの国の人にとっては贅沢。血と聞きさえすれば抜けよって言いたがるのは現代日本の贅沢病。

  • @mutukinana2134
    @mutukinana2134 3 роки тому +5

    そう言えば塩や酢は未だに保存食に使われているけど、胡椒を保存に使っている食品は見た記憶がない。なぜ?

  • @nishi4234
    @nishi4234 2 роки тому +3

    中世にあったかどうかはわからないけれど、ナポリサラミやドライサラミの一部は胡椒を使用していますね。サラミなので当然保存食。ただ胡椒がサラミの保存性に寄与しているかどうかはわからないですけど……

  • @katuyatamuro
    @katuyatamuro 2 роки тому +5

    若い頃自炊を始めたころ冷蔵庫はあったが冷凍庫が無く
    氷を作るトコが狭かったので肉が入れられず肉が痛む;
    とィフ事態に直面した時「ぁコショウだ肉の保存料ダ!」
    とコショウを買って来て肉にマブして冷蔵庫に入れた;
    結果ワ!
    普通に痛んだマブし無し肉と同じ;味も逆に直接腐臭が
    来ない分気持ち悪くて、醤油だけだと塩っぱぃので酒も
    混ぜた調味液漬けの方が保ったが、一番良い成績を上げ
    たのはミソ漬けだった♡が肉汁の滲みた味噌の使い道が
    なく困った;

  • @ケーキ歯に優しい
    @ケーキ歯に優しい 2 роки тому +1

    プレステジョアンはなかったけどエチオピアを発見して外交してたらしい(エチオピアはキリスト教国)

  • @kananakari2631
    @kananakari2631 2 роки тому +9

    サフランなんかいまだに1グラム、最低7百円しますからね。

    • @meroppa1
      @meroppa1 2 роки тому

      ピンきりあって安い偽物レベルのはその1/10で買えますね。生産地に数年住んでないと細かい事が分からないのが一次産業の難しいところ。日本のスーパーで何気なく売ってる国産の果物とかだって、その生産に携わった事がない97%くらいの客は、生産農家に言わせれば「今年はハズレだわー」くらいの感覚であんまり納得いってない程度のものを、買って美味いと言って食っている。農家でも自分で生産したことが無い作物にはド素人レベルの見識しか持ってない。寒暖の差が無い方が良い作物に対しても自身の畑で作ってきた作物の法則を当てはめて決めつけたりね。だから俺もサフランについて何も分からない。作物の良し悪いや値段が妥当かどうかに関してネットや本で分かる事なんて1%くらいしか無いとも感じます。

  • @おやすミタパン
    @おやすミタパン 3 роки тому +10

    後の世でプランテーション(+植民地化)で大量生産出来る様になったことで価格が下がったことも考えられるのではないかと?

    • @old-mond
      @old-mond  3 роки тому +4

      香辛料は生育条件が厳しかったようで近代に入るまで他の地域での栽培は失敗だらけだったようですね。でも確かに大量の輸入で価格が下がったのは仰る通りだと思います。

  • @asuteru0831
    @asuteru0831 4 місяці тому +2

    どう考えても保存性を考えたら胡椒より塩の方が需要資源じゃないか?お思ってましたがこの動画で判明しました

  • @bo-yr2nm
    @bo-yr2nm 3 роки тому +9

    つ燻製
    皆この技術が太古から存在していた事が頭から抜けてるみたいですね。
    ハーブやスパイスの登場によって燻製肉の味により深みが増したから取引きが盛んになったはず。
    肉の保存方法は燻製でほぼ完成してるし。
    スパイス類で特に保存期間に違いが出たかと言えば、
    それ程違いはなかったかも。

  • @魔聖皇
    @魔聖皇 2 роки тому +3

    ……そういやDQ3の台詞の中に「こしょうひとつぶはおうごんひとつぶ」なんてのがあったなぁ~。😅💧

  • @Milepoch
    @Milepoch 3 роки тому +16

    腐って捨てるしかない肉も胡椒のおかげで食べられるようになった
    肉は食わないと餓死するというものではなく贅沢品
    美味しくなければ食べられない

  • @hideyuka2961
    @hideyuka2961 4 місяці тому +1

    かつて「スパイス戦争」という本を読んだことがあるが、ペスト等から逃れるために香辛料を求めたことをわかりやすく解説してあったな。

  • @heinyamu6992
    @heinyamu6992 3 роки тому +5

    大航海時代末期になるとそもそも地中海や北アフリカで生産出来るようになったから減った説もありますね
    わざわざアジアから運ぶ必要が無くなったら結果利益が落ちたとか、その場合の胡椒の売り込み先が日本で、江戸中期には胡椒が当たり前に流通していたらしいですね
    あと保存効果に関しては、胡椒単体では無いですが中東で香辛料漬けにした保存食があったかと
    胡椒単体だと保存効果があるか実験した動画があって、結構効果ありそうだという結果になってたと思います、ホルモンしまだチャンネルだったかな?

    • @yanmi3956
      @yanmi3956 2 роки тому +1

      冷蔵庫使って熟成せてるから何処まで殺菌できたか疑問です

    • @meroppa1
      @meroppa1 2 роки тому

      @@yanmi3956 それは俺も思ったけどヨーロッパの冬になら屋外で同等の条件になるでしょう

  • @MegadoraGOD
    @MegadoraGOD 2 роки тому +30

    胡椒切らしてる時に肉食べると、死ぬほど物足りなくて金と同じくらいの価値があった説が信じられる気分になる

    • @あかいろ-w1o
      @あかいろ-w1o 2 роки тому +3

      俺は刺身を食べる時にワサビが無い方がツラい

    • @MegadoraGOD
      @MegadoraGOD 2 роки тому +3

      わかる(わかる)

  • @根室牧場主
    @根室牧場主 2 роки тому +9

    中世ヨーロッパの貿易にとどまらず、その背景にある医学思想、さらに現代医学的な観点の依存性にまで踏み込んだ解説はとても面白かったです。
    ちなみに当時のヨーロッパでは二圃式農業、三圃式農業という農法が生まれてました。
    家畜の飼育のための飼料作物(牧草)栽培と人が直接たぺる穀物栽培を交互を行う輪作体系で、それが肉食文化、香辛料の消費に変化をもたらしたと想像します。
    ちなみに私は
    若くて可愛い女性に冷たくあしらわれたい派でありますww

    • @meroppa1
      @meroppa1 2 роки тому +2

      若くて可愛い女性になら自分にだけ長時間マシンガントークして欲しいよねー。10も20も年下の女性に表面上の当たり障りのない丁寧語で距離を置いた対応されるより、ビシっと「お前うざい」とか言われる方がその素直さがすごく嬉しい。

  • @マンロック-o1k
    @マンロック-o1k 3 роки тому +5

    何時だったかどこかで見たなこれと同じ話、胡椒が保存料として庶民に手に入らないし偉い人は新鮮な肉が食えたというの。それと胡椒が金と等価というのも大袈裟という話も。でも世間的にはかなり浸透されてないマイナーな説なんでしょうな

  • @渡部まゆみ-t4y
    @渡部まゆみ-t4y 3 роки тому +13

    新大陸からジャガイモやトウモロコシなどの作物が伝わり、ヨーロッパでも栽培されるようになった事が大きかったのではないでしょうか?ヨーロッパの主食である麦の代替品として、人々が飢えを凌げるようになり、人口の増加とか、肉食の減少になったのではないでしょうか?

    • @old-mond
      @old-mond  3 роки тому +5

      その説は非常に説得力もあるし私も推したいのですが、ある資料には「じゃがいものおかげで、豚の餌も豊富になって(豚はじゃがいもを食べられる)豚の飼育数が増え、庶民でも豚肉を食べられるようになった」とあり、じゃあ増消費量えなきゃおかしいじゃん!?という事情があるのです…
      ここからは想像ですが、庶民が豚を食べるようになって、金持ちは逆に豚を食べなくなる(下民の食べ物など!)→胡椒をたくさん使える階級の需要が減った?とか考えたのですがどうも決め手に欠ける理論だなーと…

  • @link0shin
    @link0shin 2 роки тому +3

    主さんの見解、すごい勉強になった

  • @ShusakuCo
    @ShusakuCo 3 роки тому +5

    今回も面白かったです。
    世の中って、今も昔も、必需品じゃない流行モノの売買で動いているんですね。

  • @蒸し餃子
    @蒸し餃子 2 роки тому +17

    日本にいると胡椒の重要さってあんまりピンとこないけど屋外の屋台に炎天下フツーに生肉吊るしてるような昔ながらの国に行くと食材が臭くて香辛料いくらあっても足らんなと思う

    • @meroppa1
      @meroppa1 2 роки тому

      そういう国に住んでたけど臭いと思わなかったし、香辛料の使用量も日本よりは多いってくらいで格別乱用もしてないけど食中毒にも一度もならなかった。国民の味覚にもよるし家畜の飼い方にもよるし香辛料の質にもよるし調理法にもよる。

  • @天鳥舟
    @天鳥舟 2 роки тому +2

    別コメで商業的に考えてみたが、宗教的・文化的にも考えてみる。1:胡椒が香辛料の代表だったという事。中世のヨーロッパでは納税をコショウで行っていたところも。この時代には「コショウのように高い」という言い回しがあった程、高い香辛料だった。なのでコショウ=香辛料の意味で使われていてそれが現代に紹介される時に意訳されずそのまま文章化され紹介されたという事が考えられる。どういう事かというと、例えば「米の生産量or価格」と言われても実際には米にもいくつも品種や銘柄がありますよね。大きい違いでいうと短粒種と長粒種等。麦だってそうです、麦と一言で言っても小麦大麦カラス麦ライ麦等。要するに「胡椒を求めて」=「香辛料を求めて」等のように「胡椒」を=「香辛料」と考えると無理がなくなるかも。2:キリスト教絶対時代という事。中世のヨーロッパにおいては、カノッサの屈辱に代表されるようにキリスト教の教えが支配的でした。動画内では金持ちなら冬でも新鮮な肉が食べれたとありますが、復活祭の46日前の水曜日(灰の水曜日)から四旬節が始まりその間46日は断食の期間で肉食が禁じられていました。(断食自体は他にも毎週金曜日が該当します。あと、現代の断食は相当緩くなっています。)この灰の水曜日の直前に、「カーニバル(謝肉祭)」というお祭りがあります。そこで新鮮な肉を大量に消費する為残るのは古い肉が多くなるという悲しい現象も想像に難くありません。当時は金持ちや権力者であっても教会の意向を無視する事は出来ず、当然新鮮な肉を仕入れる事も出来ませんでした。それでもコッソリ隠れて肉を食べたい人はどうすると思いますか?そうです、断食期間前に処理されて仕入れて家や城等で保管してる古い肉を食べるのです。となると保存料や臭いけしとしての胡椒の需要が・・・。

  • @レナさん-b7y
    @レナさん-b7y 2 роки тому +12

    どこぞのホルモン屋のチャンネルで胡椒漬け肉の実験やってたな
    けど冷蔵で1ヶ月の時点で外側をそこそこトリミングしないとダメそうだったあたり当時の技術水準で香辛料を使った保存はまともにできないように思える

    • @meroppa1
      @meroppa1 2 роки тому

      大勢が触れてるけど飲食店では牛肉のトリミングは保健所から義務化されてるんだよ。ユッケをトリミングしない肉で客に食わせて157で犠牲者が出て以来、ユッケでなくてもそうして見せるのが習慣になっている。義務化されてなくてもそれが習慣になってる上でそうせずに食って見せたらあちこちから叩かれまくる、倒産しかねないくらいに。実際は焼けばほとんど問題ない。俺も牛肉生ハムとか作ったけど怖くてトリミングは多少した、焼いて食うなら勿体ないからしなかった。
      店員が危険なものを食って万一食中毒になって、その菌が手とかについて間接的に客まで食中毒になる危険もあるけど、個人でやる分にはせいぜい2日も下痢して終わり。どうせそんなにギリギリを攻める人もいないし。ただ俺が料理とかを語るチャンネルの主だったらやっぱりこんな事言えない。20年前までならしつこく自己責任でねって言えば良かったけど今はそれも許されない。

  • @ワタナベ-f2b
    @ワタナベ-f2b 3 роки тому +5

    胡椒の200年後くらいに、砂糖でまったく同じことが起きてるのか。金持ちの経済への影響力は凄いですね。
    次のステータスシンボルは何かな?

    • @old-mond
      @old-mond  3 роки тому +2

      NFTというやつですかね。。

  • @そらまめだろうか
    @そらまめだろうか 2 роки тому +4

    17世紀フランスのは素材を生かす料理が流行ってきたのもあったはず

    • @old-mond
      @old-mond  2 роки тому +1

      なるほど。シンプルに嗜好の流行の違いがあったのですね。

  • @あい-e4d2q
    @あい-e4d2q 3 роки тому +2

    漢方にも「熱・冷・湿・乾」があるってのは聞いたことがある。しかも、相対するものを食べるって「相克」の考え方だな。

    • @old-mond
      @old-mond  3 роки тому +3

      もしかするとインド発の考え方が東と西に伝わって、似た理論ができたのかも知れませんね。

  • @user-jz7uk8ht3r
    @user-jz7uk8ht3r 3 роки тому +8

    今回も面白かったです!お疲れサンショウウオ様です!

  • @green8714
    @green8714 3 роки тому +14

    すごく気になってたので嬉しいテーマでした♡、あたりまえの様に絹と胡椒は金と同じくらいと言いますが、自分で狩りもすれば沢山の家畜と言う財産持つ胡椒買える人が肉の臭い消しなんか要るのか?って…すごく納得しました!!。
    (普通に美味しいお肉にかける贅沢しまくって層も居そうでは有りますが、それにしたって金ほどの値段の物大量に買うかなぁ?と)

    • @淡水化物-y6k
      @淡水化物-y6k 3 роки тому +1

      肉は腐りかけ(現代で言う熟成)が旨いとの言葉もあり

    • @green8714
      @green8714 3 роки тому +1

      @@淡水化物-y6k さん
      熟成させてたっぷりの香辛料練り込んでと聞くと、超高級ラード(ラルド?)思い出しました、イタリアの生ハムの様に美味しいラードでたっぷりの香辛料とハーブを練り込み大理石の氷室で熟成させるとか…
      メディチとかダビンチとかも食べてた歴史あるシロモノとか

  • @ジェットゆっくり
    @ジェットゆっくり 2 роки тому +2

    バブルの土地とか建物とかと同じなんじゃない?投資とか目的にそれがほしいか否かは別とされて価格が上がっていくみたいな

    • @meroppa1
      @meroppa1 2 роки тому

      高い事に価値があるって化粧品が特にそうですね

  • @松島聡-z2x
    @松島聡-z2x 2 роки тому +2

    オスマントルコの凋落には、この香辛料の貿易でもうけられなくなった、ってのも影響しているんだろうか…?
    そこら辺を知りたくなったな…。

    • @old-mond
      @old-mond  2 роки тому +1

      どうでしょう?オスマンはそこまで香辛料貿易に依存していたという話は聞きませんし…(知らんだけかも)
      むしろ大航海で飛躍的に発展した西欧についていけなかった感じですかねー?

    • @meroppa1
      @meroppa1 2 роки тому

      @@old-mond なんで明・ムガール・オスマンはヨーロッパより先に世界に羽ばたかなかったのかが気になってます。って考えたら江戸幕府もなんで引きこもったのかよく分からない。キリスト世界と関わったら国内に不況されるからってのは納得いく理由じゃない、ヨーロッパを軍事力で撥ねつける力だってあったし、九州とかの大名に密貿易させるくらいなら幕府が率先して儲けたって良かったし、日本は大陸の端にあって中継地としては稼げなくても台湾フィリピンに進出する気満々なくらいだったんだから東南アジアくらいは国として貿易を仕事にできた筈。
      日本は江戸時代に力を蓄えたから明治以降の近代化がものすごい勢いで出来たんやでって言いたがる人が多いけど、俺は鎖国の遅れが原爆に繋がったとしかほとんど思ってません。1700年頃に、戦国時代の荒廃から回復した頃、人口増加が頭打ちになりつつある頃から開国して他国の技術をもっと早く仕入れてればもっと発展出来てたと思う。でもそうしたら日本が強くなりすぎてあちこち侵略しまくって今頃は世界中から日カスって言われてたと思う。
      あちこちで何度も書いてるけど、100の力がある奴は80の力を自分のために使う、他人を80の力で殴る。10の力がある奴は他人を8の力で殴る。カスとしての本質に何の違いも無い。なのにみんなその暴力被害が80か8かばかりを比べて、自分より大きな暴力を振るった者を咎めて、自分はそこまで悪い事してないぞって気持ち良く成りたがる。でもそいつも0.8しか暴力振るってこなかった者から同様に咎められてる事は気づかないか全力否定するか、弱虫といって反対に叩き返す。どの国も同じ。そして俺はそこに気づかない奴が大嫌い。

  • @五分五分-g6t
    @五分五分-g6t 2 роки тому +1

    9:02 軍事行動について思い当たる話1つ。現代の某傭兵(テレンス・リー的な)のインタビューで、軍事行動中に必ず持ち歩くものは?に対し「カレー粉」だそう。ジャングルとかで食料の自給にせまられた時、コウモリだろうが何だろうがとりあえずカレー粉まぶせば食える、現地では奪い合いになる、と。
    なので、兵士が携帯説はストンと腑に落ちました。

    • @old-mond
      @old-mond  2 роки тому +2

      料理人は捕虜になったとき待遇が良くなるって話も聞いたことがあります。ウソかマコトか…

  • @NIV9ONNIVdON
    @NIV9ONNIVdON 3 роки тому +21

    普通に考えて肉を保存するなら、胡椒より干し肉と燻製ですよね

    • @sunflower4926
      @sunflower4926 3 роки тому +7

      干し肉なら軽くなるし嵩張らないですしね

    • @old-mond
      @old-mond  3 роки тому +4

      燻製だとネズミとかに食べられちゃうのが心配だったのかな?

    • @user-ob8th4bq6k
      @user-ob8th4bq6k 2 роки тому +1

      そういえばなんで大航海時代の船に積まれていたのは干し肉じゃなくて塩漬け肉だったのかな?
      ……と思ったら、塩漬け肉って干し肉のことなんですね😅糠漬けみたいなの想像してた(^^;)))

  • @rainbow-iz9ws
    @rainbow-iz9ws 3 роки тому +4

    肉がそもそも塩漬けで保存してたもんですから(冷蔵庫がなかった時代までは)、それの味付けに必要だったんですね。ヴェネツイアが1200年も独立国だったのは胡椒と海軍力だったんですね・・・。アフリカで黄金も手に入りましたもんね・・・。いや金は南米か??

    • @old-mond
      @old-mond  3 роки тому +2

      アフリカの金はやっぱり重要だったようですね。

  • @茶緑-n5l
    @茶緑-n5l 2 роки тому +3

    香辛料は肉の保存用や調味としての用途だけでなく、ワインに入れるという用途もかつてあったそうです
    欧州は水質(超硬水:飲みすぎると下痢)的に飲用水として水よりワインなどのアルコール飲料の比重が高いのですが、しかし保存法の確立がなされていなかった時代にはビネガー(酢)へと変質しやすかったり滓の残るワインを常飲するために香辛料をいれて味を誤魔化す必要があった
    基本自前でワイン農場を抱えることの多い貴族でも品質の良いワインは販売用、自分や家族が飲むワインは低品質な劣化品(要は売れ残り)を我慢して飲むかごまかして飲む、そこに肉の調味を遥かにしのぐ莫大な香辛料需要が存在していた
    まあワインの保存法の確立により混ぜ物ワインの文化は廃れるのですが(現代において近しいのは薬草で味付けされたジン、またはカクテルでしょうか)

  • @さこつ-i6q
    @さこつ-i6q 11 місяців тому

    この動画の観ながら胡椒たっぷり使ったご飯食べると凄く贅沢した気分になれる
    安価に胡椒買える現代に感謝

  • @えもんだ社長_ブロガー
    @えもんだ社長_ブロガー 3 роки тому +9

    近代以前の軍隊は、現地で食料を掠奪していたそうです (;゚Д゚)
    確かに、高級品なのに食料の保存に使われた、というのはちょっと腑に落ちませんよね。
    現在に伝わる塩漬け料理は結構あります。
    ちょっと検索したら、パンチェッタやアンチョビなど色々出てきました。
    しかし、「胡椒漬け料理」は聞いた記憶がないです。ソーセージでは使われていたのでしょうか?
    やっぱり胡椒を食料の保存で用いていたというのは「なさそう」に一票です。

    • @フォード-i1w
      @フォード-i1w 2 роки тому +1

      ナポレオンの時代になるまで缶詰が発明されないですからね…

  • @kitakitakita01
    @kitakitakita01 2 роки тому +11

    (高価な胡椒を保存食に?肉に対してそれなりの量が要るのに??)
    これが学生時代から疑問でした
    それに対し『医薬品、漢方薬として少量ながらも重宝された』
    という説は至極納得がいきました😆

  • @きか-p7u
    @きか-p7u 2 роки тому +2

    開始早の、お前もてねーだろw
    しかし面白いチャンネルだわ。学べる。楽しく(*`・ω・)ゞ

  • @ericyujidurandal3094
    @ericyujidurandal3094 3 роки тому +15

    ローマ起源のソーセージがドイツで爆発的にヒットした理由はヴェネツィアに代わってハンブルクがコショウの取引の中心になって、その時期からコショウが庶民的な価格になったからと大学(パリ大学)で習った。

    • @old-mond
      @old-mond  3 роки тому +2

      なるほど!オランダからハンブルクまで船ですぐですもんね。

    • @hayateki8418
      @hayateki8418 2 роки тому +1

      そうなんですか、これは為になりました。パリ大学で修学されたとは素晴らしいですね。大航海時代で喜望峰経由海路が開発されて、胡椒始めスパイス全般が安くなった経緯でソーセージがドイツで普及したとは興味深いですね。

  • @hagijanaindana50
    @hagijanaindana50 2 роки тому +9

    視聴者の知的欲求を刺激し続けることで次の動画をみんなが待ち望むことに・・・これは毎日更新ですねハイクオリティで

  • @RosaGigantess
    @RosaGigantess 2 роки тому +1

    映画監督アレハンドロ・ホドロフスキーによれば、フランク・ハーバート『砂の惑星』がアメリカでの若者の間でヒットしたのは、「精神を高揚させるスパイスの争奪戦」というプロットが、ドラッグを好むヒッピー文化に合致したからだといいます(『ホドロフスキーのデューン』)。薬としても使われたスパイスに病みつきになるという現象は、ドラッグ文化を想えば、「なるほど」と思えました。

  • @bonitogran2888
    @bonitogran2888 3 роки тому +16

    私は山椒の葉の佃煮が好物です。
    香辛料の中毒性はすんなり腑に落ちました😊

    • @tatkaw6426
      @tatkaw6426 3 роки тому +4

      甘口のみそ田楽に、パチンと手で叩いた山椒の葉…想像しただけでたまんない🤤

  • @oresama2621
    @oresama2621 3 роки тому +9

    プレスタージョアンの国はエチオピアのことなのかも
    19:14
    絹「僕は違います!」

    • @青山登-x1h
      @青山登-x1h 2 місяці тому

      黄金の国ジパングは、おとぎ話としての量ではなかったでしょうが、有力な金の産出国だったとおもいます。
      ついでに日本国をジツポンゴクと読むとジパングに近い発音になります。

  • @痛風ぷりん
    @痛風ぷりん 2 роки тому +8

    子供の頃から確かに肉の保存としての香辛料と云うのに疑問がありましたね...。冷蔵庫に入れていても数日で腐り始めるのに胡椒程度で保存が効くわけないと思ってました。寧ろ長期保存の為には燻製が良いと思えるので、何故この燻製方法が広く使われなかったのか(実際使われていたでしょうけど本流ではないと思う)不思議です。