人々が言うように 内田喜郎さん(原曲『Comme ils disent』シャルル・アズナヴール) ピアノ演奏∶豊嶋裕子さん

俳優兼シャンソン歌手の、内田喜郎さんのライブから。
『人々が言うように(Comme ils disent)』です。
作詞・作曲はシャルル・アズナヴール(Charles Aznavour)。
1972年の作品で、他にも『人々の言うように』『彼らが言うように』などの邦題があります。
戸川昌子さんのカバーも有名なようで、私はこちらも聴きました。
内容は内田さんのトークの通り、LGBTといった性的マイノリティの主人公を歌ったもので、内田さんのバージョンで歌われている「例の男」は、戸川さんのバージョンではハッキリと言葉で示されています。
初めて内田さんでこの曲を聴いた時は、途中で内田さんが歌詞を忘れてしまいストップしてしまったのですが、その時点では、主人公はなにゆえ女装するのか、理解できませんでした。
家計のために仕方なくバイトしているのかと思ってしまいました。
気になって調べたら、もしや、「そういう人」なのか？とボンヤリ理解しました。
結局、いいなと思った男性は女性を選ぶ人なので、自分のさだめが切ない、といった感情がよく伝わりますね。
内田さんは男性なので、よりリアリティがあるかもしれません。
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