愛こそすべて - 尾崎紀世彦

1974年、作曲：平尾昌晃　編曲：京 建輔　作詞：山口洋子
B面の「見知らぬ国へ」ともども、同年の映画「エスパイ」の中で使われています。「エスパイ」の音楽担当が、京建輔さんと平尾昌晃さん。京建輔さんはもともとジャズ系のクラリネット奏者で、「野球狂の歌」の音楽担当や、あの「マツケンサンバ」の作曲・編曲者でもあります。
映画はほぼ見ないのですが、勉強のためにレンタルDVDで「エスパイ」を見てみたところ、内容は今ひとつよくわからず・・・。小松左京原作のSF映画で、エスパー・スパイを略して「エスパイ」ということで、そういう、まあそういう内容です。出演者は、藤岡弘はじめ、草刈正雄、由美かおる、そして加山雄三や若山富三郎まで、と、そうそうたるメンバーでした。
劇中、「愛こそすべて」は歌入りで流れますが、B面の「見知らぬ国へ」はモチーフのみ使われている感じでした。
当時、夜のヒットスタジオだったかそんな番組の、歌唱前のお話で、司会「映画の主題歌なんでしょ？」、キーヨ「はい、エスパイっていう映画の」ってなくだりがあり、そん時キーヨがカタカナ風に「エスパイ」と発音しており、それが子供ながらに衝撃でした。まあ、「エアコン」「スマホ」みたいな略語なんで英語にしようもないんですが。