ボディビルダーが信じている非科学的迷信

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  • Опубліковано 17 вер 2024
  • ブロサイエンス(broscience)とは、スポーツ選手やボディビルダー達がもっている科学的信憑性が疑わしい誤解や信念の蔑称である。このような信念の多くは、選手の経験論に由来し、言い伝えられてきたものである。
    ブロサイエンスの例
    ・たいていのボディビルダーのウンチク(恐竜)
    ・変わった可動域/ペース/フォームのエクササイズがより効果的であるという主張(十種)
    ・EAAやHMBの効果を実態以上に強調する(センセイ 神田)
    ・無計画で効果のない減量法(ハズダッタ)
    ・しばいてやったトレ(神田)
    ・犠牲の効果を一般的努力のおかげとする主張(犠牲)
    ・ナチュラルとユーザーの違いを勘違いしたアドバイス
    ブロ・サイエンスティストは、科学にも合理的な推測にも裏打ちされていない、まったく裏付けのない主張をする。時にはそれは奇怪な動きを伴ったトレーニングであったりする。その裏付けのなさを問われたとき、その人は、自分の身体を見せつけたり、過去の実績を誇ったり、自分がSNS上で見た「オリンピック選手」のトレーニングを、その主張の裏付けとして示すのである。
    スポーツ科学者のエリック・ヘルムズ博士は、「ブロサイエンスとは "昨日の真実 "だ」と述べた。 私たちは最新の科学を "真実 "の現在の理解だと理解している。 科学は日々進化している。新しい科学が登場しても自分の信念を更新せず、自分のやり方に固執してしまうかもしれない。 新しい科学に対して健全なレベルの懐疑心を持つことは重要だが、証拠が増え続けているにもかかわらず、古い信念にしがみつくのは、確かにbroscientistの行動である。
    しかし、科学に詳しい人なら、健康やフィットネスのほとんどすべてがグレーゾーンであり、事実上すべての質問に "場合による "と答えることができることも知っている。「センセイ」は、おそらく、あなたに何か売りつけたいものがあり、そのため、その製品を買うよう説得しようとして、科学っぽい主張に頼っている。 これはネット上ではよくある手口だが、幸いなことに、人々はこの種のやり口に気づき始めている。体格がよく、ソーシャルメディアで多くのフォロワーを持つ人がいると、その人がフィットネスや栄養学の専門家だと思い込んでしまいがちだ。しかし「筋肉博士」という称号は実際の学位ではない。
    ブロサイエンスのもう一つの側面は、単に "中途半端な真実 "である。 上記の「昨日の真実」についての議論と同様に、半分の真実とは、かなり科学的に聞こえるかもしれないが、ただそこに至るまでではないものを指す。例えばレップ数に関する「筋力ゾーン」「筋肥大ゾーン」「筋持久力ゾーン」といった議論である。
    最後に、ブロサイエンスとは 、事実よりもアスリートのお気持ちによって引き起こされる信念と表現することもできる。 ボディビルダーや陸上選手、自称S&Cコーチが、自分の主張を支持するために、科学的知見を使うのではなく、何かが「効いているに感じる」からという理由で、完全にでたらめなことを言うのだ。 奇怪な運動、奇怪なやり方は人目を惹くが、その大半は、実践者の単なる直感にしか基づいていない。一流選手や一流選手を利用し寄生する「フィジカルコーチ」の「使える身体」論「身体操作」論には慎重な吟味が必要である。
    ブロロサイエンスの対極にあるのが、"エビデンスに基づく "という言葉だ。 このフレーズは、トレーニングや栄養などについての主張をサポートするために科学的な証拠から引き出す態度を表すので、通常、これは良いことだ。しかし、文献の中のトレーニングは単純化されすぎていたり、研究期間も短かったり、被験者がまったくの初心者だったりする。最新のエビデンスは未成熟で、結局はエビデンス足りえないと後で判明したりもする。
    スポーツサイエンスは物理学ではない。未成熟な科学である。だから、実践者は、過去の選手の経験談と科学が矛盾するとき、それなりに慎重に振るわないといけないこともある。科学と応用の間のギャップは当然のことである。求められるのは、経験と科学的議論の両方に目配りの効くハイブリットなトレーニーやトレーナーである。
    スポーツ科学者 メノ・ヘンゼルマン博士による解説

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