5「の」のリフレインの凄み 「井上泰至 俳句のマナー、俳句のスタイル」 4K
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- Опубліковано 17 вер 2024
- 俳句を作る上で、誰もが頭を悩ませる文語文法。「に」の用法や「なり」と「たり」の違いなどを即答できる方は少ないのではないでしょうか。この動画では、井上さんが、近著をもとにわかりやすく解説してくれます。俳句初心者の方も中級者の方も必見。これを機会に文法の知識を洗い直しましょう。
井上泰至さんは日本伝統俳句協会副会長、日本文学研究者、『俳句』『俳壇』『俳句界』『俳句四季』で評論連載中。近著に『夏目漱石の百句』『俳句のマナー、俳句のスタイル』があります。
五回目の今日は、「『の』のリフレインの凄み」です。繰り返すことで対象に迫ってゆく、助詞の「の」。映像の世界でいう「クローズアップ」の効果を担っています。今回は「この庭の遅日の石のいつまでも 高浜虚子」をもとに、「の」の秘密に迫ります。
「この庭の遅日の石のいつまでも」高浜虚子
👀 BGMに「君が代」が鳴り出しそうな俳句ですね🎶✨ 龍安寺の石庭に限らず、何処かの庭石にも同じ恩恵を施してくれるような普遍性がリベラルで素敵です。
素晴らしい俳句の紹介、有難うございました♪🙏♪
客観写生と花鳥諷詠をベースにしながらの例外の特別性を活かした芸術性と創造性…
👀 あのモナ・リザの背景は異なる幾つかの風景の取り合わせだそうで、実際に彼女がヴァカンスでリラックスしてそこで気持ちよさそうに微笑んでいたというわけではない、ということを思い出しました。
現在、虚子の書についてまとめていますが、書を習ってない体で実は緻密に書き分けていることに繋がる今回の句です。虚子は奥が深い。✍🏻
書いてて楽しいでしょう。