2「や」の本質を知る「井上泰至 俳句のマナー、俳句のスタイル」4K
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- Опубліковано 18 вер 2024
- 俳句を作る上で、誰もが頭を悩ませる文語文法。「に」の用法や「なり」と「たり」の違いなどを即答できる方は少ないのではないでしょうか。この動画では、井上さんが、近著をもとにわかりやすく解説してくれます。俳句初心者の方も中級者の方も必見。これを機会に文法の知識を洗い直しましょう。
井上泰至さんは日本伝統俳句協会副会長、日本文学研究者、『俳句』『俳壇』『俳句界』『俳句四季』で評論連載中。近著に『夏目漱石の百句』『俳句のマナー、俳句のスタイル』
があります。
二回目の今日は、「『や』の本質を知る」。「菜の花や月は東に日は西に 蕪村」をもとに切字の「や」について考察します。普段何気なく「や」を使っているあなた。目から鱗が落ちること請け合いです。
✨「や」に音階があるという解釈、素敵です🎶
✨そして阿吽の呼吸の吽にあたること、息を吸う(溜める)阿と息を吐く(抜く)吽。俳句を呼吸のように感じることができれば、匂いも感じることができそうです。🌸🪻🌼
✨「切れ字は繋げるもの」
👀金継ぎのようだと思いました。
✨「東に西に」の「に」の広がりには「へ」のニュアンスが混ざっているからなのではないかと思いました。一点に集める求心的な「に」ではなくて拡散的な感じがあります。
分かりやすい深掘り解説、有難うございました。次回も楽しみにしております。
練習句です 〜
律の音や金に継がるる湖の峯
(👀… 前回のような冗談のつもりではないのですが、穿って見るとこれも「金継ぎ切れ字の」冗句みたいに思えてきたり…)
や、もいろいろ。菜の花や、で読者に菜の花畑を俯瞰させる、こんど使ってみたい技法ですね。✍🏻
作者の視線の位置がわかるように、とかつて稲畑汀子氏も指導されたとか。