磐越西線 迂9292レ 立ち往生からの出発

郡山〜会津若松〜坂下〜野沢周辺のガソリン事情はひどく、営業している少ないガソリンスタンドに給油待ちの長い行列を作っています。そんな状況打開の為に、根岸発 新潟貨物ターミナル経由の郡山行きの迂回石油類貨物列車が運転されました。
但し、磐越西線の復旧初日でもあり、降雪、レールの錆、慣れていない機関車の重連操縦、会津若松駅での折り返し間合い時間の極端な不足、急勾配、現実的な貨車の重荷(約600t)と重責によるご心労等で ４８kmポスト付近で空転を起こし、約２時間立ち往生してしまいました。
会津若松から救援機関車　単９００２ / DE101124を呼び、なんとか猪苗代まで押し上げ、郡山をめざしました。DE１０のエンジン音がいつもより頼もしく聞こえます。復旧初日の午前中は旅客列車の時刻も大きく乱れました。
Temporary detour freight train was operated in Banetsu-saisen
by the influence of the earthquake. However, a locomotive has
raced for an incline and a snowfall at a mountain pass.