菊池寛作 出世【朗読】白檀
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- Опубліковано 12 лип 2023
- 出世
菊池寛
貴賎や上下、
人間特有の優越感などが描かれた
哲学的な作品です。
主人公は貧乏で苦学していた頃に、
あんな風にはなるまいとする人物を
見出し、彼らを見下す事で自分を
保っていました。
数年後、幾分か出世した主人公は
かつて見下していた人物もまた
日の目を見ている様を目の当たりにし、
こころ密かに相手の出世を喜ぶ気持ちが
芽生えます。
皆さんはこの作品を
どう読まれますでしょうか‥。
*サムネイルに使用している写真*
*劇中にてお借りしている画像*
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《原稿》青空文庫 様
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菊池寛作 出世【朗読】白檀
• 菊池寛作 出世【朗読】白檀 - Розваги
さすが菊池先生。 胸にしみるいいお話ですね。 この文章がじつにさりげなくてたまらない。
白壇さんのおかげで、これまでさほど感じなかった菊池寛の魅力が知れてありがたく思います。
一介の文士で終わらず、大出版社を育てた実業家でもあり、いわば大出世を遂げたにもかかわらず、下足番や理髪店主等の庶民への温かい眼差しを失わない。これを偽善というなら、世の中のたいていの挨拶、礼儀、仕来りなどは、世を動かすための偽善であり、いわば人間の本質は、偽善というしかない。
本当にその通りだと私も思います😌
素晴らしい解説をありがとう御座います✨
主人公嫌な奴だわ
最終的に世の中見直したみたいに言いながらも見下してる感が抜けない
確かに。上から目線のように感じなくもないですね😌
ただ、見下している筈の人物によって救われている主人公の心境も興味深い作品ではあると思います。