縁起の茶碗-匠の伝承第四弾- 鍋島焼の技法「墨はじき」

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  • Опубліковано 17 вер 2024
  • 江戸時代、肥前佐賀藩鍋島侯が将軍への献上品として莫大な費用をかけてつくり上げたのが鍋島焼です。技術の流出を防ぐために自由に出入りできない「秘窯の里」と呼ばれた大川内山で、最高の技術で品格ある焼物がつくられました。
    鍋島焼の特徴で、「墨はじき」という技法があります。
    青海波文、七宝つなぎ文などの細かい地文を表す際に使われる技法で、器の白く焼き上げたい部分の線を墨で描いていきます。素焼した生地に墨で文様を描き、その上から呉須を塗る。これを本焼きすると、呉須は青色に発色しますが、墨描きの文様は白抜きとなり、ムラのない薄青地の連続文様が現れます。器には奥行きを感じる遠景が生まれます。

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