予算実績ギャップ分析の仕組みづくり ②複数データベースを統合してマスタデータベースを構築する

予算を達成するために期中の行動変容を促すという意味で、予算と実績とのギャップ分析はマネジメント上とても重要です。これを担う経営企画やFP&Aにおいて、如何に意味あるインサイトを出すか、現場を動かすかは、予実ギャップ分析を考えるうえで欠かせません。
一方、ボトルネックとなるのが、多様なデータソースに散らばっている必要なデータの集め方。毎回毎回時間をかけて、レポートを作成することに精一杯になり、本来必要である意味あるインサイトの抽出や、現場メンバーとのファシリテーションなどに時間と労力を当てられないというケースもよくあります。
そうした問題を解消するために、大企業では予実ギャップ分析のためのシステムを導入するケースも増えてきましたが、中小企業や、そこに優先順位を当てることのできない企業においては、担当者のエクセルワークに依存せざるを得ない、という状況もよく目にします。
そこで、今回は最新バージョンのエクセルに搭載されるPower Query機能を活用して、ワンクリックで最新情報にアップデートされる、劇的な時間短縮を可能とするような予算実績ギャップ分析の仕組みづくりについて解説をしてみました。
こちらで活用しているインプットデータはこちらのnote（bit.ly/3wIbNN0 ）からダウンロード可能ですし、手っ取り早くアウトプット（定例分析テーブル＋分析のためのダッシュボード）を入手したい方は、有料とはなりますがこちら（bit.ly/3VfUTOV ）からダウンロードできます。
如何に作業時間を短縮し、意味あるインサイトを出すこと、現場を動かすファシリテーションに時間と労力をかけるようにするためにも、こうしたテクニックを習得していただけると嬉しいです。
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