「青森ねぶた」制作に掛けるそれぞれの思い 夏のデビューに向けた新人男性ねぶた師 そして母としての願い込める女性ねぶた師 ねぶた制作小屋「ねぶたラッセランド」で安全祈願祭

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  • Опубліковано 20 жов 2024
  • 青森ねぶた祭に向けて、関係者がねぶた制作期間中の安全を祈願しました。
    「ねぶたラッセランド」で行われた安全祈願祭には、関係者およそ70人が集まりました。
    青森ねぶた祭実行委員会や運行団体などの代表者が、祭壇に玉串を捧げ、制作期間中の安全を祈りました。
    2024年の青森ねぶた祭は、2023年の吹き流し方式に改良を加えた2点スタート方式で運行します。
    【青森ねぶた祭実行委員会 佐藤健一委員長】
    「祭り開始時間から自分たちの席に(ねぶたが)来るまでの時間があんまり長いと、待たされるということのないようにして、多くの観客の皆様に楽しんでいただけると思います」
    【第7代ねぶた名人 竹浪比呂央さん】
    「祭り文化と造形芸術文化といいますか、そういう2本立てで、これから青森ねぶたを発信していく時代になったなというふうに思っていますのでね」
    「あらん限りの力を振り絞って、良い作品を作りたいと思っています」
    大型ねぶたを制作するねぶた師。2024年に新たにデビューするねぶた師がいます。
    青森自衛隊ねぶた協賛会のねぶたを制作する、小財覚さん。陸上自衛隊青森駐屯地に所属しています。
    ねぶた師、内山龍星さんに弟子入りし、およそ30年。龍玄という名を与えられ、晴れてデビューとなりました。
    【2024年にデビューのねぶた師 小財龍玄さん】
    「自衛官でもあるので、北の守り神である玄武から一字を取ったということで」
    今は、隊員たちに指導しながら骨組みの制作中です。
    デビュー作の題材は、名前の由来にもなった玄武を描く「玄天上帝(げんてんじょうてい)」。
    【2024年にデビューのねぶた師 小財龍玄さん】
    「震災も最近多かったり、戦争とかも世界各国で紛争含め起きているので、そういうのを鎮めたいなという」
    「内山先生や、(兄弟子の)立田龍宝先生、他の先輩ねぶた師も含め、まだまだ未熟なのですけれども、(先輩方に)並べるように頑張って努力していきたいなと思っています」
    一方、あおもり市民ねぶた実行委員会の小屋では、手際よくスタッフに指示を出す北村麻子さんの姿が―。
    今は、ねぶたを形作る骨組みの最終調整をしていて、全工程の6割まで進んでいます。
    気になる2024年の題材は―。
    【ねぶた師 北村麻子さん】
    「今年は鬼子母神という題材になります」
    人間の子どもを食い殺していた女の鬼が、改心して子どもの守り神に変わる話です。
    そこには、1人の母親である麻子さんの思いがありました。
    【ねぶた師 北村麻子さん】
    「今、世界中で紛争だったり戦争が起こっている中で、たくさんの子どもたちが犠牲になっているので、そういう子どもたちが平和に暮らせるような、そういう世の中になるようにという願いを込めて」
    「そういう思いというのをねぶたを通して、たくさんの人たちに伝えられればいいなと思っています」
    ねぶた制作は、7月中旬から下旬まで行われ、8月2日開幕の青森ねぶた祭で市街を練り歩きます。

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