発掘調査の手順 遺跡発掘の方法を解説 竪穴住居を掘る

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  • Опубліковано 26 сер 2022
  • 考古学チャンネルです。この動画では、発掘調査のうち、遺構の掘り方について説明します。
    前回は遺構の検出方法について紹介しましたが、今回は、実際に検出された竪穴住居を掘る過程を紹介します。今回も西尾市教育委員会様のご厚意により、市内の発掘現場を取材させていただきました。
    遺構を掘るというのは、遺構の中に溜まった土を取り除いて、当時の人が掘った穴の形を出してあげる作業です。シャベルで少しずつ遺構の中に溜まった土を取り除いていくと、人の手が加わっていない地山が現れます。この地山を全面的に出してやると、当時の人が掘った穴が掘り出せるのです。
    実際に遺構を掘っていく作業は、本当に難しく、まだ掘れるのか、あるいはもう掘り過ぎていないのか、常に土の変化を見ながら、瞬時に判断していく作業の連続です。調査員さんの知識と経験が非常に重要で、こうした調査員さんがいるからこそ、遺跡が調査できるんですね。
    【関連したサイト】
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    発掘調査の方法 鹿児島県上野原縄文の森
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    ミニ講座「考古学とは-発掘調査の方法-」 (公財)かながわ考古学財団 秦野市教育委員会
    www.kaf.or.jp/wordpress/wp-co...
    発掘調査の手順
    www.pref.okinawa.jp/edu/maizo...
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    #発掘調査 #遺跡 #考古学

КОМЕНТАРІ • 37

  • @berutonoue
    @berutonoue Рік тому +4

    動画up有難うございます!
    発掘調査の様子が良く分かり、勉強になります。層に合わせて道具を変え、慎重に作業を進めておられるのですね。
    昔の人たちの営みが分かるのも、多くの考古学者さんや熟練した調査員さん作業員さんたちのお陰です。感謝。

    • @koukogaku
      @koukogaku  Рік тому +2

      いつもご視聴ありがとうございます。本当におっしゃる通りで、こうした地道な作業の積み重ねがあって地域の歴史が明らかになっていくんですね。

  • @morris.hanmiru
    @morris.hanmiru Рік тому +5

    とても勉強になりました。
    このような仕事してみたかったです
    土木作業をしてましたが、とても
    掘りやすい土ですね

    • @koukogaku
      @koukogaku  Рік тому +2

      いつもご視聴ありがとうございます。調査員はともかく、作業員としてなら、今でもあちこちの市町村で募集してるんじゃないでしょうか?皆さん楽しんでやっておられますよ。土木作業されていたのなら、とても来てほしいと思われると思いますよ。

  • @user-gx4pf7ep2e
    @user-gx4pf7ep2e Рік тому +5

    職人技ですなあ

    • @koukogaku
      @koukogaku  Рік тому +2

      ご視聴ありがとうございます。どんな仕事でもすぐには出来ないのと同じで、発掘調査もかなり経験を積まないとできないと思いました。

  • @punyo-punyo
    @punyo-punyo Рік тому +1

    一度やってみたい仕事、
    発掘作業のことをこんなに詳しく解説してくれてる動画があったことに
    驚きました!ありがとうございます!

    • @koukogaku
      @koukogaku  Рік тому

      ご視聴ありがとうございます。少しでも役に立てたのであればよかったです。調査で出土した土器などの遺物の整理についても紹介できればと思っています。いつかアップしたらご覧ください。

  • @user-pu6fr4ml3r
    @user-pu6fr4ml3r Рік тому +2

    わかりやすい動画でした👍

    • @koukogaku
      @koukogaku  Рік тому +1

      ご視聴ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

  • @user-sd7ru3cf9h
    @user-sd7ru3cf9h Рік тому +3

    僕は考古学を独学で勉強している22歳です!
    この動画を見て考古学の知識を高めようと思っています!今は発掘の作業員をしていて将来最終的には埋蔵文化財センターや学芸員を目指しています!!今後も勉強させてもらいます!!

    • @koukogaku
      @koukogaku  Рік тому +2

      少しでもお役に立てれば嬉しいです。頑張ってください!

    • @user-sd7ru3cf9h
      @user-sd7ru3cf9h Рік тому +1

      ありがとうございます!
      分からないことだらけですが頑張ります

  • @shigerukurita936
    @shigerukurita936 2 місяці тому

    定年退職後発掘の仕事を知り応募しました者です。
    中々最初は発掘作業で土壌の色が解らす難しと思いました。
    現場で詳しく教えて頂けないのが現状で、ユーチューブで検索して拝見させて頂きました。
    現状では先生方も忙しくワンツーマンで教えていただける事が難しかったので参考に成りました。
    まだ、発掘調査補助員は初心者なので、これからも参考にさせて頂きます。
    有難う御座いました。

    • @koukogaku
      @koukogaku  2 місяці тому

      少しでも参考になれば幸いです。体調に気を付けて頑張ってください。

  • @TairaMasakado
    @TairaMasakado Рік тому

    そうかぁ こうやってるのか。 実によくわかる解説内容でした。
    いろいろと勉強になりました。
    ありがとうございます。

    • @koukogaku
      @koukogaku  Рік тому

      ご視聴ありがとうございます。テレビや新聞では、結果だけを伝えるので、なぜそのように掘ることが出来るのか、経験した人でないと分かりにくいですね。少しでも参考になれば良かったです。

  • @user-zq7el5eh6m
    @user-zq7el5eh6m Рік тому +4

    中学生の時に弥生時代後期の環濠集落の発掘調査に参加させていただいたことがあります。その時は言われたままやってただけですけど。なんかいろいろ思い出しますね。夏休みだったのでとにかく暑かった☺

    • @koukogaku
      @koukogaku  Рік тому +2

      いつもご視聴ありがとうございます。
      もうその頃から関心を持たれていたんですね。中学生、夏休み、環濠集落といえば見晴台遺跡ですか?1日限りのイベントではなく、子供達が発掘に関わることのできる貴重な取り組みですよね。

    • @user-zq7el5eh6m
      @user-zq7el5eh6m Рік тому +1

      @@koukogaku 様 よくご存じですね☺見晴台考古資料館には今でも時々行きます。大戦中に撃墜されたB-29の垂直尾翼の一部なども展示されておりました☺

  • @user-rl8hd2ms7v
    @user-rl8hd2ms7v Рік тому +1

    草カキのキレがいいですね。おもしろいように土がはがれてきますね。だけど乾くと大変そう。

    • @koukogaku
      @koukogaku  Рік тому

      削った直後はまだ水分があるんですが、太陽光ですぐに乾いてひび割れてきてました。

  • @aaaaaa-sq3se
    @aaaaaa-sq3se 2 місяці тому

    4:30 骨ありま・・・骨!骨ありますよ!?骨!・・・と、とらないっすか!?
    取らないっすか・・・そうっすか…スンマセン

    • @koukogaku
      @koukogaku  2 місяці тому

      骨かどうかわかりませんが、作業の手順上、この段階では残しているだけだと思います。これだけ大きな遺物ですので、この後取り上げていると思いますよ。

  • @user-cx6dn1ot6p
    @user-cx6dn1ot6p 10 місяців тому

    竪穴住居の発掘は東日本と近畿地方とはまったくちがいます。東日本では関東ローム(赤土)の土層で判り易いが畿内は沖積土層の中にあるので難しい。発掘の道具も違うけどす。

    • @koukogaku
      @koukogaku  10 місяців тому

      そうですね。近畿の沖積地での調査の精度は凄いですね。関東ロームでも、報告書の写真を見ていると、ローム層の上面の黒色土層で止めて、そこから掘っているのも見ますので、それはそれで凄いと思います。

  • @king--ghidorah
    @king--ghidorah Рік тому

    小学生の頃、学校で縄文土器と弥生土器の勉強をしていた頃に近所の山に土器が出ると友達に聞いて掘り返しに行って掘り出しては割って遊んでいた こんなに簡単に当たり前にあるもんだと当時は何度も思わなかったんだけど数年後に大人になって近所で大学の教授と生徒が遺跡を発掘しにきていたのを見てあらま子供の頃はもっとあったんだけどなと思っていた
    あれ取って置けば値打ちあったんだろうな

    • @koukogaku
      @koukogaku  Рік тому

      私も以前東北地方で畑の土にかなり縄文土器が混じっているのを見てびっくりしたことがあります。あるところにはあるようですね。値打ちというのは金銭的な価値という事でしょうか? だとしたら、よほど残りがいいか、希少性のあるものであれば可能性はありますが、普通破片では値段はつかないと思います。ただ、破片によっては他地域から運ばれてきたことがわかるものであったり、何らかの情報が得られる可能性はあるので、地域の歴史を解明するという価値はあるのではないでしょうか。

  • @user-yu3nb1gx3w
    @user-yu3nb1gx3w Рік тому

    以前、発掘作業してました。してみると以外にはまります。地質の違いがわかり出すとある程度までは個人の判断て行けますが、最終のチェックは、地質の教授の判断になります

    • @koukogaku
      @koukogaku  Рік тому

      漠然と掘るだけではなく、地質の違いが判ると面白いですね。地質の教授って、調査員さんの事ですか?

    • @user-yu3nb1gx3w
      @user-yu3nb1gx3w Рік тому

      地質学の大学を卒業してる方で、道路拡張など県から必ず派遣されてます。現場の人たちは、親しみ込めて、仲良くなったら、色々、地層の見方を教えていただいて感謝してました

    • @koukogaku
      @koukogaku  Рік тому

      @@user-yu3nb1gx3w そうなんですか!地域によっていろいろあるんですね。参考になりました。近々地層の見方について作ろうと思っています。またアップしたら遊びに来てくださいね。

  • @anaisno1
    @anaisno1 Рік тому

    切り合いのある住居の新旧関係を確認しないで同時に掘り進めるのにはあまり感心しません。自分ならサブトレンチを設定し、新旧を判断して新しい方から一軒毎に調査します。
    あと、新住居の床面で検出した土坑状プランは住居に伴うか新しいと調査員さんは考えているのでしょうか?
    もし住居より旧い遺構でしたら、あの段階でガシガシ掘るのもちょっと…😓

    • @koukogaku
      @koukogaku  Рік тому +1

      ご指摘ありがとうございます。仰る通りだと思います。ただ、この現場の調査は、とてもタイトなスケジュールで、掘り上げるのが精一杯の状態の所で無理に撮影させていただきましたので、本来ご指摘いただいたように進めるのが正しい方法だと思いますが、やむを得ない部分もあるのかなと思いました。またお気づきの点がございましたらご指摘ください。ありがとうございました。

    • @anaisno1
      @anaisno1 Рік тому

      @@koukogaku さん 返信ありがとうございます。
      調査スケジュールの都合上なら致し方なし、ですね。

  • @user-pz9wn4xt2m
    @user-pz9wn4xt2m Рік тому

    いつも思うのですが、税金を使ってまで発掘調査は必要なのか疑問です。
    昔の人達がどうやって住んでたのかまったく興味がないので、そっとしておいてやってください。

    • @koukogaku
      @koukogaku  Рік тому +3

      発掘調査は、文字資料のない時代の、その地域の歴史を明らかにするために行っていると思います。その積み重ねによって、地域の歴史、ひいては日本の歴史が明らかになっていくと考えています。発掘調査が必要なのか、不必要なのかは、地域の、日本のアイデンティティをどのように考えるかによるでしょうね。必要だと思う人が多ければこのまま続くでしょうし、そんなもの必要ないと考える人が多くなれば、なくなるかもしれませんね。個人的には、こうしたチャンネルを運営しています立場ですので、発掘調査が必要なくなるような時代は来てほしくないですね。