【世界初のメガネレンズ(LBS名古屋)】「疲れにくい」を数値化!その効果は?

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  • Опубліковано 5 лют 2025
  • 愛知県の企業が開発した「目が疲れにくいメガネレンズ」。本当に疲れにくいのか、その効果を証明するための取り組みとは?
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    / @aichi-news
    ▼内容
    こちらのメガネ用レンズ、特長は「目が疲れにくい」とのこと。名前はESレンズです。
    作ったのは蒲郡市にある伊藤光学工業。材料の生成からレンズの加工まで、すべて国内の工場で一貫生産。純国産のレンズにこだわって作り続けてきました。
    しかし、現在国内のレンズ市場では、低コストで作られた格安の製品が大量に出回り、熾烈な価格競争が続いているといわれています。
    (伊藤光学工業 伊藤社長)「正面からまともに行っても海外の安いところで作っている商品には敵いませんから。われわれはニッチなところ。付加価値をつけるということ」
    そこで開発したのが、「疲れにくい」ESレンズでした。
    そのレンズの開発責任者、宮島泰史さんです。従来のレンズと、何が違うのでしょうか? 
    (宮島さん)「ピントを合わせた位置よりも、遠くのものでよく見える、クリアに見える」
    一体どういうことなのか、実験で教えてもらいました。
    スポットライトを壁に当て、その間に、2枚のレンズをかざします。むかって左が従来のレンズで右がESレンズです。
    レンズとライトとの距離を狭めていくと…。
    左側の光の点は大きくなりましたが、右は小さいままです。これは…。
    (宮島さん)「(光の点が)小さければ小さいほど、実際(の目)ではよりクリアに見える。比較すると、ESレンズの方が(光の)円が小さいのでより鮮明に見える」
    人がものを見ようとするとき、手前のものを見ているときは、焦点が手前にあっているので、奥にあるものは、ぼやけてしまいます。
    ところがESレンズをカメラの前にかざしてみると、手前のグラスがきちんと見えているのに、奥のグラスもはっきり見えています。つまり…。
    (宮島さん)「何を見るにしても常にピント調節をしなければいけない。ESレンズの場合、(前後の)見える範囲が広がっているのでシビアな調節をしなくていい。(調節するための)目の筋肉を頻繁に使わなくていいので疲れにくい」
    メガネレンズにこうした機能を加える技術は世界でもこれが初めて。2年かけて開発に成功し、特許も取得しました。しかし…。
    (伊藤社長)「疲れにくいとは思うが…。長時間使ってもらえばわかるけれどちょっとかけたぐらいでは…」
    なんとかESレンズの疲れにくさをわかってほしい。伊藤光学工業は、大阪大学の研究グループと共同である実験を行いました。
    のぞき穴をのぞくと、右目と左目、それぞれこちらのマークが見えています。
    左目ののぞき穴を徐々に暗くしていくと、左の眼球が…。動きました! もう一度。画面が暗くなると…。眼球が動きます。
    人間の目は、目の前が暗くなると、目を休ませようとして視線が自然と外れてしまう習性があります。目が疲れている状態なら…。
    (宮島さん)「早い段階で、よりちょっとでも暗くなったときに楽しようとして視線が外れる」
    そこで前後に動く画像をしばらく見せたあとにのぞき穴を覗くと、眼球の動きがどうなるのかを調べました。
    ある被験者の実験結果です。
    まず従来のレンズの場合。動く画像を見る前の状態で、目の前を暗くすると、計測開始から21.39秒で視線が外れました。
    これに対して動く画像を見た後では、17.75秒。3秒以上早く視線が外れていることから、それだけ目が疲れていたことを示しています。
    一方ESレンズの場合、動く画像を見る前が22.14秒だったのに対し、動く画像を見た後は22.4秒。ほとんど変化がありませんでした。
    実験では、20人のうち15人でほぼ同じ結果が得られました。
    2022年9月の学会で結果を発表したところ業界が注目。疲れにくいレンズの知名度を上げることができました。
    (伊藤社長)「仕組みだけでメガネの場合、売れるものではない。医療器具だから。お墨付きがいる。数字で表さないと納得してくれない人もいる」
    「高い技術力でどこにもない製品を作ったにもかかわらず、世に知られず、消えてしまう例はおおくあります。新たな製品やサービスでイノベーションを起こすためには、そのアイデアを形にする技術力や発想力も必要ですが、その性能を数値化することで広く認知させる、いわゆる「見える化」する力も不可欠なのではないでしょうか」(日本経済新聞 門岡記者)
    伊藤光学工業では、今後も、付加価値の高い新たなレンズの開発に力を入れ、ニッチな需要に答えていきたい考えです。
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КОМЕНТАРІ • 1

  • @ドラミちゃん-y5g
    @ドラミちゃん-y5g 11 місяців тому

    眼鏡市場のレンズは海外で作られた格安レンズと韓国で作られたフレームを組み合わせて作られたすごく疲れやすいメガネだった。