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【こちらあみ子】観る人によって評価が変わる?チャレンジングな作品!

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  • Опубліковано 17 сер 2024
  • こちらの作品やその他作品情報を毎週紹介!!
    • 【毎週木曜】今週末公開!注目作品紹介!7/8...
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    1:41 竹内Pおすすめポイント
    3:03 ネタバレあり感想
    8:47 お墓のシーン
    9:37 スタッフT感想
    26:38 大沢一菜ちゃん
    10:53 ネタバレあり感想
    12:34 クッキーのシーン
    13:05 映画化について
    13:17 森井勇佑監督
    14:13 大沢一菜ちゃん
    14:39 キャストについて
    15:05 スタッフT感想
    16:20 あみ子について
    16:48 ネタバレあり感想
    17:27 鳩のシーン
    17:52 ネタバレあり感想
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    24:05 森井勇佑監督
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    数々のヒット作を世に送りこんできた現役映画プロデューサー・酒匂暢彦が、新作旧作を問わず映画及び映画業界の表側裏側を語る映画チャンネルです。
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    ナビゲーター:酒匂暢彦<株式会社CHANCE iN 代表取締役>
    1984年、日本ビクター株式会社(JVC)入社。1997年、株式会社クロックワークスを設立し、同社代表取締役に就任。 同社で数多くの映画を配給し、02年『少林サッカー』では28億円の興収を記録、09年『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破』では興収40億円の成績を上げる。2010年、株式会社 チャンス イン を設立。他の主な配給作品は『CUBE』(98)『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(99)『マッハ!』(04)『スーパーサイズ・ミー』(04)『THE JUON/呪怨』(05)『運命じゃない人』(05)『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:序』(07)『ヒトラーの贋札』(08)『アフタースクール』(08)『チェイサー』(09)『ファッションが教えてくれること』(09)近年のプロデュース作品は、『窮鼠はチーズの夢をみる』(20)
    <ゲスト:映画宣伝プロデューサー竹内 伸治>
    石油会社を経て、1988年4月に株式会社シネマテン入社、同年9月株式会社アスミックに出向、翌89年6月同社に正式入社。当初はレンタルビデオ用の本編映像制作、宣伝材料制作などを担当。16mm文化映画の制作担当、レンタルビデオ営業なども追加され、アスミックの劇場配給進出に伴い、配給宣伝、配給営業、字幕制作、宣伝材料制作、買付などをすべて同時期に担当していたこともある。
    16mm映画製作窓口としては大澤豊監督作『さようならカバくん』(89)などを担当。宣伝プロデューサーとして、『ツルモク独身寮』(91/今関あきよし)、『ボブ・ロバーツ』(92/ティム・ロビンス)、『キリング・ゾーイ』(94/ロジャー・エイヴァリー)、『ユージュアル・サスペクツ』(95/ブライアン・シンガー)、『ファーゴ』(96/ジョエル・コーエン)、『八日目』(96/ジャコ・ヴァン・ドルマル)、『日蔭のふたり』(96/マイケル・ウィンターボトム)、『スクリーム』(96/ウェス・クレイヴン)、『世界中がアイ・ラヴ・ユー』(96/ウディ・アレン)、『スリング・ブレイド』(96/ビリー・ボブ・ソーントン)などを担当。
    98年4月に株式会社アスミックとエース ピクチャーズ株式会社が合併、アスミック・エース エンタテインメント株式会社となる。映画宣伝グループ グループリーダー、宣伝部長、取締役宣伝部長、執行役員宣伝担当、常務執行役員映画宣伝グループ/映画製作グループ/大阪営業所担当などを歴任、09年12月31日付で同社を退社。最後の役職はエグゼクティブプロデューサー。
    アスミック・エースでの宣伝プロデュース作品に『ビッグ・リボウスキ』(98/ジョエル・コーエン)、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(99)、『雨あがる』(99/小泉堯史)、『ショコラ』(00/ラッセ・ハルストレム)、『ターン』(00/平山秀幸)などがあり、最後の宣伝プロデュース作品は外国映画『めぐりあう時間たち』(02/スティーヴン・ダルドリー)、日本映画『ジョゼと虎と魚たち』(03/犬童一心)。宣伝監修、宣伝統括としては、『阿弥陀堂だより』(02/小泉堯史)、『ホテル ビーナス』(04/タカハタ秀太)、『間宮兄弟』(06/森田芳光)、『アーサーとミニモイの不思議な国』(07/リュック・ベッソン)、『ソウ』シリーズ(04-11)などを担当。04年からはドリームワークス作品配給に従事、05年から日本公開が始まり、『シャーク・テイル』(04/ビボ・バージェロン、ヴィッキー・ジェンスン、ロブ・レターマン)、『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』(05/ブラッド・シルヴァーストーン)、『マダガスカル』(05/エリック・ダーネル、トム・マクグラス)、『ミュンヘン』(06/スティーヴン・スピルバーグ)、『森のリトル・ギャング』(06/ティム・ジョンスン、ケアリィ・カークパトリック)などの統括を手掛ける。08年にはプロデューサーとして、森田芳光監督作品『わたし出すわ』を初めて担当、翌09年に完成し公開した。
    アスミック・エース退社後の10年、11年はフリーで、アスミック・エース配給『ソウ ザ・ファイナル3D』(11/ケヴィン・グルタート)、セテラ・インターナショナル配給『あしたのパスタはアルデンテ』(11/フェルザン・オズペテク)の宣伝監修を担当。
    11年10月1日付で、株式会社スターサンズ執行役員映画事業担当に就任。ヴェルナー・ヘルツォーク監督作『世界最古の洞窟壁画 忘れられた夢の記憶』(10)、パオロ・ソレンティーノ監督作『きっと ここが帰る場所』(11)、ヤン・ヨンヒ監督作『かぞくのくに』(12)の宣伝プロデュースを担当し、翌12年同社を退社。13年1月劇場公開した、パオロ&・ヴィットリオ・タヴィアーニ兄弟監督作『塀の中のジュリアス・シーザー』をフリーランスの宣伝プロデューサーとして担当した。
    また、04年にはペンネームで夕刊フジの映画コラム「スクリーンの裏側から愛をこめて」を4月から9月までの半年間に亘って連載、映画コメンテーターとしてBSフジ「映画大王」(00-01)、TX「ミューズの晩餐」(10-11)などに出演している。
    #こちらあみ子 #大沢一菜 #井浦新 #尾野真千子 #森井勇佑 #レビュー

КОМЕНТАРІ • 59

  • @nappihappi44
    @nappihappi44 2 місяці тому +12

    会話する時「いや」って言葉からはじめないでほしい否定してるみたい

  • @ichikawashin
    @ichikawashin Рік тому +9

    遅ればせながらみてきました。あみ子ちゃんは10年前のうちの息子そっくりで、懐かしさすら感じました。井浦新はある意味当時の私で、今回の酒匂さんのような常識的ではあるがある意味突き放した感想はとても持てないでいる自分がいます。こういう特性の子どもはとりたて珍しくはなく、特別支援教室にいけば結構いくらでもいるんですよね。何人かの知っている人の例から考えると、適切な支援さえうければ将来は特性と付き合うことができるようになり、普通に(ちょっと変わった人としてかもしれないですが)社会生活を営めるようになります。そして、支援はここ20年くらいでものすごく進歩しています。酒匂さんのお話からするに監督さんもそういう成功例の一人なのかもしれないですね。この映画の表裏にあるのはさかなのこですか。続けて見たので不思議な気分になりました。

    • @cinemasalon
      @cinemasalon  Рік тому +4

      コメントありがとうございます。
      今回の動画で不快な思いを抱かれたのであれば深くお詫び申し上げます。
      妻を事故で失ってから子育てをしていた身からすると、ちょっとしたボタンのかけ違いで取り返しのつかない事になっていたかもしれないとの恐怖感に襲われました。
      学校の会合に父親は一人で、当然ママ友ネットワークからも外れてますから、知らないところで何が起きてるかはよくわからなかったですね。
      幸いにも両親や子供に助けられて救われたのですが、結果論でしかなかったかもと。

    • @ichikawashin
      @ichikawashin Рік тому +3

      @@cinemasalon いえいえ。生きていくのは本当に紙一重ですよね。今回は竹内さんの優しさが心にしみました。小学校のとき体育以外授業うけてなかった子供も大学院で国際学会発表し優秀賞とるようになり、少しのフォローととしとる殊による成長でうまくいくこともあることもあるな、と、いまだからいえる部分であり、ちょとの差で井浦新側だったなあとおもうのです

  • @shocker3417
    @shocker3417 Рік тому +10

    先日森井監督の舞台挨拶も含めて本作を観賞して参りました。あみ子が学校で素足なのは恐らくですが上履きを生徒に隠されている事を暗示しているのかなと感じました。あみ子自身、虐めの標的となっていた描写もありましたしその事実を周囲の大人たちから黙認されてきた事も含めて本来注がれるはずの支援から溢れてしまった子供達。という側面においても非常に考えさせられる一本だったなと感じます。

    • @cinemasalon
      @cinemasalon  Рік тому +2

      あみ子のことに思いを馳せると、居た堪れなくなります。

  • @user-bt1ft4sb3d
    @user-bt1ft4sb3d 4 місяці тому +1

    インタビューを見て、監督とあみ子の大沢一菜さんが、あみ子に似ているから、彼女のような人を理解出来て、このような映画が作れたのだと思いました。

    • @cinemasalon
      @cinemasalon  4 місяці тому +1

      インタビュー情報ありがとうございます!

  • @meizusan
    @meizusan Рік тому +29

    向かって左の人が右の人の発言をさえぎって自分の言いたい事を言うのが見てて不快。一人でやればいいじゃん。

  • @user-yt3lk1lf8b
    @user-yt3lk1lf8b 2 роки тому +5

    今日見てきました。とにかく最初から最後まで胸をかきむしられる思いでみました。
    弟のお墓のシーンは「禁じられた遊び」を想起せずにはいられません。
    救いのない話ですが、最後にあみこにかけられた声はお父さんだったのでしょうか。
    それともあみこの願望なのでしょうか。

    • @cinemasalon
      @cinemasalon  2 роки тому

      コメントありがとうございます。
      同じく、苦しくて、恐ろしさも感じてしまいました。
      ご指摘のシーンは観る方によって違って観えるのではないでしょうか?

  • @JunSakurakoji
    @JunSakurakoji 4 місяці тому +5

    人の気持ちが一切読めない行動により周囲の人の心を壊していく・・・。ASDの大きな特徴の一つですね。お母さん、お兄さん、お父さん。そしてあみ子をタコ殴りした同級生。彼らみんないわゆるカサンドラ症候群に陥っていたんだろうなと思います。なにをやっても気持ちが通じ合えない絶望感に心が蝕まれていって、カサンドラ症候群になっていきます。
    また、あみ子は多動傾向もあるので、ADHDも併発しているのかなとも思わされます。
    ところで、私はエンタメメディアの仕事をしていて、大沢一菜さんを取材しましたが、彼女は自然体という意味ではあみ子そのものの雰囲気を持っていますが、周囲への気配りをとてもよくする方で、しかもそれが自然な感じでとても魅力的な方でした。
    さて、森井勇佑監督は、大沢一菜さんのことが大好きで、監督の次回作『ルート29』でも再び大沢一菜さんとタッグを組みます。さらに、なんと綾瀬はるかさんを迎えて。大沢一菜さんと綾瀬はるかさんの共演がどんな感じなのか、今から楽しみです。

    • @cinemasalon
      @cinemasalon  4 місяці тому

      主人公と家族の病状分析ありがとうございます!
      とても参考になりました!

  • @user-ez5it7kg1f
    @user-ez5it7kg1f Рік тому +2

    作中の誰の目線で観るかによっても感想が変わってくる気がします。
    自分は、あみ子目線で観ていました。
    スタッフの方は、某ニコ生でもスタッフされている方かな。

    • @cinemasalon
      @cinemasalon  Рік тому

      コメントありがとうございます!
      保護者目線で鑑賞しました。
      スタッフTさんはニコ生には出てません💦

  • @hiro1962jesus
    @hiro1962jesus 2 роки тому +2

    舞台挨拶
    ua-cam.com/video/HaeFiAU5Ko0/v-deo.html
    活弁シネマクラブの監督インタビュー
    ua-cam.com/video/tlDCqbDKxVQ/v-deo.html

    • @cinemasalon
      @cinemasalon  2 роки тому

      情報ありがとうございます!
      対談の時は割と普通な方に見えますね💦
      それでも、いつも視線が上に行きがちですね💦

  • @toshibasharp9152
    @toshibasharp9152 Рік тому +11

    最初、あみ子の家が映し出された際、リビングがあまりにキレイに整頓されていて、あみ子のような性格の子が住んでいる家に見えず違和感をおぼえました。
    中盤、家庭が崩壊して、そこそこぐちゃぐちゃになったリビングを見て「これこれ!あみ子が住む家はこうでしょ」と納得し、妙な安心感をおぼえました。
    あみ子の行動で家庭が崩壊したように見えますが、そもそも、あの家の人間はあみ子以外、かなりムリをしているような家で、それが限界にきて本来の状態になった、ととらえました。
    あみ子が"弟"のお墓をつくるシーン、あれは、あみ子が悪かったのでしょうか…わたし自身、発達障害当事者なので、お母さんが泣き崩れた際、あみ子と同じように「え?え?」となってしまいました。

    • @cinemasalon
      @cinemasalon  Рік тому +3

      お墓のシーンは同じく違和感を感じましたが、母親も壊れかけていたのかもしれませんね。

    • @user-tj7ig1vf7z
      @user-tj7ig1vf7z 9 місяців тому +2

      確かに、あみ子が原因で崩壊したとは思えない。
      仮にあみ子に発達障害がなかったとしてもこの家族は壊れてたと思う。その全てのスタートが再婚の瞬間というのは腑に落ちる。

  • @user-xc9lr7fq5o
    @user-xc9lr7fq5o Рік тому +11

    あみこと習字教室に一緒にいたのに、覚えてもらえてなかった坊主頭君との中学の教室での会話で、あみこが「教えてほしい」というのが、あみこの心の叫びだと思います 。
    自分の周囲の人間が、なぜ無口になっていくのか。無気力になっていくのか。自分の頭の中の楽しさ、正しさは、なぜ他人には伝わらないのか。
    坊主頭君が「まぁ、しつこかったんじゃないか?」と濁しながら返答したのは、戸惑いながら視聴する観客を想定した上での脚本でしょう。
    今年の邦画は「梅切らぬバカ」「plan75」「死刑にいたる病」「さかなのこ」と良作揃い。

    • @cinemasalon
      @cinemasalon  Рік тому +1

      コメントありがとうございます!
      あみ子の苦しさがあみこの仕草や表情からは周りの人達には伝わらなかったように思います。

  • @user-ih5wv8lr7k
    @user-ih5wv8lr7k 2 роки тому +9

    いつも楽しく観ています。
    今村夏子氏の小説は不思議な懐かしさと少し不気味なところがあり読まされてしまいます。
    裸足でお風呂に入ってないみたいな同級生いました。育児放棄なのか何かの障害があったのか?
    いろんな記憶がよみがえる作品でした。坊主頭の男子ステキでした、でもあみ子は彼の名前覚えてないだろうな。

    • @cinemasalon
      @cinemasalon  2 роки тому +2

      油断して観たら、あちこちグサグサ刺さりまくりで辛かったですね💦

  • @musicfan5366
    @musicfan5366 2 роки тому +8

    お二人のコメントどおり、いろんな見方がある映画だと思いますが、個人的には今年ベスト作品でした。おじいちゃん、おばあちゃん目線、ご近所さん目線では、あみ子は感受性豊かな良い子だと思いますが、親の立場ではさぞ大変でしょう。物語の後半は悲劇性が強まりますが(ラストでスキップしながら山道を降りていくシーンは泣いてしまいました)、あみ子の豊かな感性もバランスよくポジティブに描かれており、あみ子のような「少し変わっているけど良い人」を自然に受け入れる社会を夢想せずにはいられません。この物語の後、あみ子が社会に「順応」し、平凡な大人へと成長するとしたら、それも悲しいことだと思います。

    • @cinemasalon
      @cinemasalon  2 роки тому

      コメントありがとうございます。
      自らに置き換えて観てしまったので、とても辛かったですね。いったいどうすれば良かったのか?周りの家族がみんな壊れてしまったようで居た堪れなかったです。

  • @aj-bm8gz
    @aj-bm8gz Рік тому +8

    大事にしたい作品。
    お父さんのダメっぷりがあがっていたけど、あのお母さんもどういう覚悟であみ子の母親になったのか。
    想像力と愛が足りてなかったように見えました。

  • @user-hw2pu5dk4e
    @user-hw2pu5dk4e 8 місяців тому +7

    あみこはわかってない、と言いますが、あみこはわかっていると思います。ただ周りが諦めて察してちゃんと教えてくれないもどかしさ。
    ズレていく恐怖。
    怖い作品ではないです。
    どこの家庭にもある現実ですよ。

    • @cinemasalon
      @cinemasalon  8 місяців тому

      我が家の父子関係は穏やかだったのでズレる恐怖は怖かったですね💦

  • @sneakp9955
    @sneakp9955 2 роки тому +16

    この動画を見て、いつになくトーンが低くて、あと酒匂さんが「こわい」と言ったのがとっても気になりました。他のサイトのレビューでも「こわかった」というコメントも見かけたので余計に気になり、本日有休をとっていたので早速観に行きました。
    評価としては高評価です。観に行って良かったです。
    自分は「こわかった」という印象は全くなく、むしろ周りの大人たち(保健室の先生除きます)に少しイライラしましたね。
    あみ子は発達障害とかではなく、周りの大人たちから注意をされずに育ったとっても純真無垢な子供に見えました。だからこの作品は障害なんかで語るような作品ではないと思います。
    「これはダメだよ」「止めようね」とか誰も言ってあげなければ分からないですよ。そんな子供に「空気を読め」「察しろ」とか思っても通じないでしょう。
    この作品は観る側が、あみ子側か大人側のどちらかに拠るかで評価が分かれるんじゃないですかね。
    一番印象に残っているのが、後半にトランシーバーに話しかけているシーンで「みんな秘密にして、何も話してくれない」というあみ子の台詞。
    この台詞に内心「本当にそうだよね」と共感してました。
    でもお兄ちゃんはそれをやってたんですよね。小さい時にも丁寧に教えてましたし。後半にいきなり現れたのも、実は見つからないトランシーバーの片方を未だに持っているんでしょうね。
    1つ物足りなかったのが、あみ子の鼻に怪我を負わせたノリ君。怪我を負わせたことを、ノリ君はその後どう思ったのかが気になって。謝るにしろ、無視するにしろ、何らかのノリ君の心情の描写がほしかったですね。
    追記です。
    何か似たような作品、もしくはあみ子に似たキャラクターがいたような気がしてたのですが、寝る前に気づきました。
    「アメリ」でした。
    観たのが随分前なので思い違いかも知れませんし、「アメリ」はコメディ色が強かったと思うのですが、なんとなくアメリとあみ子は根本的なところが似ていないかなと思うんですよね。

    • @cinemasalon
      @cinemasalon  2 роки тому +3

      詳細なコメントありがとうございます。
      私が感じた「怖さ」はちょっとしたすれ違いにより取り返しがつかない奈落の底へ転落してしまう恐怖です。
      あみ子をはじめ登場人物にそれほどの落ち度も悪意もないのに全員が不幸になってしまう。尾野真知子さん演じる母親があみ子に諭すシーンはありましたが、この諭し方が良かったのか?流産直後のあみ子とのやり取りには希望も感じたのですが。
      具体的にあみ子に言ってあげるシーンはこのシーンくらいですが、両親も兄も何度も言って聞かせたけどあみ子は全く意に解さないように見受けました。
      その象徴が誕生日の撮影のシーンです。
      母親は早々に写真を撮るのを諦めています。
      抑えめに描かれているもののその背景を想像できる家族崩壊の恐ろしさ、あみ子をはじめとした家族全員の孤独、孤立。
      いったいどうすれば良かったのか?この後みんなはどうなってしまうのか?
      私にとってはそういう怖さを感じる作品でした。

    • @sneakp9955
      @sneakp9955 2 роки тому +2

      @@cinemasalon
      詳細な返信ありがとうございます。
      自分は冒頭の習字教室のシーンで、お母さんがあみ子に対して「あみ子さん」と叱る言い方がまず気になり、その後の誕生日のシーンでもあみ子の言動に対して、叱りもしないので「この両親何か変」と思ってしまったんですね。もしこのシーンで何気ない両親が描かれていれば、その後の家族が壊れていくことに怖さは感じてたかなと思います。
      結局その後も、特にお父さんは家族をどうにかしようとする気が無いですからね。夜に両親の寝室にあみ子が「変な音がする」と言ってくるシーンでも、さすがにお父さんキレるだろうと思ったんですが…。

  • @df_5565
    @df_5565 2 роки тому +5

    なるほどこういう人たちが日本映画プロデュースをしてるのか色々と納得

    • @cinemasalon
      @cinemasalon  2 роки тому +1

      コメントありがとうございます。
      どちらかというと我々は異端の部類で大きく邦画のプロデューサーという括り方をされてしまうと遺憾に思われるプロデューサーが多いと思います💦

  • @THONDA-vn5fk
    @THONDA-vn5fk Місяць тому +1

    サブスク視聴です。
    シネマサロンで何回もランキングに入ってくるこの作品…
    作品を鑑賞して、シネマサロンの動画を観たかった作品です。
    なかなか、重い作品だったんですね。
    酒匂さんの危機感、Tさんのニュートラルな視点、竹内さんの丁寧な解説。シネマサロン動画も作品同様秀逸でした。
    予想外だった作品でした。
    井浦さんの扱いも今では、すっかり、某名監督的扱いと違いかなり、心配されてましたが本当に日本で誇れる俳優ですね。
    作品は、割と自分は淡々と鑑賞してまして、まぁ、タバコ容認は昔的父親なのかなと思いましたが家に居ない兄を今日見た様な会話にあー父親的には、そこなのかぁと思いましたし、あみ子を実家に残していくのも正面からあみ子に向き合ってなかったのが少し、残念でしたね。
    あみ子の学校での扱いも今、昔のハイブリット的扱いで。。
    ちょっとファンタジーもあり、バイオレンスもあり(鼻の骨折るくらい女の子を殴ったら駄目だろう)、具沢山な映像で。
    きっと、リアルタイムに劇場で観終わった帰りは、シネマサロンの解説を聴きたいと想い、ズシっとした鑑賞後感だったでしょう。
    監督が『こちらあみ子』に全力注いだんだろうなぁと思い、次回作にこれだけの熱量を注げるのかという不安と期待です。
    サブスクになってしまいましたが鑑賞できて良かった作品でした。

    • @cinemasalon
      @cinemasalon  Місяць тому +1

      コメントありがとうございます!
      自身のバックグラウンドで観るとなかなか重かったです。

  • @ashieri6924
    @ashieri6924 Рік тому +4

    色々悩んだのですがやはり一言、、。原作に忠実にしたとはいえ、明らかに発達障害の方を主役にした以上は、そうした現実とセットで観ますし、その結果、個人的にはもっと他の描き方があったのではとモヤモヤしてしまいます。この設定の時代はどうか分かりませんが、今は支援や取り組みが無いわけではないし、例えば時代を今にアレンジして、現在当事者の方達がどう苦悩して、あるいは模索しながら格闘してるかをもっとピックアップしてみることも可能だったはず。悲劇になりやすい設定をあえて題材にしたのは監督の意図なわけで。そのフィクションの向き合い方に、やや短絡的なものを透けて見てしまうというか。あみ子と我々鑑賞者の間は地続きで、線引きは難しいと思います。だからこそ、今その生きにくさの中でもがいている我々へのエールをもう少し感じたかった。

    • @cinemasalon
      @cinemasalon  Рік тому +2

      コメントありがとうございます!
      おっしゃる事とてもよくわかります。
      本作のままでは家族が壊れてあみ子の将来も暗澹たるものとしか想像できずに、只管恐怖しか感じなかったです。 
      NHKのドラマの
      「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」とは随分と世界観が違いました。

  • @magmag182
    @magmag182 2 роки тому +7

    あみ子は、発達障害とかADHD(注意欠陥・多動性障害)とか言われる性格をもった子だと思いますが、成人したとき、どうなっているのだろうか?と気になりました。
    以前、そういう感じの人が身近にいたことがあります。もちろん、あみ子に比べれば、全然大したことはなかったのですが、普通のコミュニケーションをとるのは中々難しかったですね。
    会話の途中、突然割り込んだりあらぬ方向に話を変える。関心のない話題にはそれが露骨に態度に出る一方で、興味あることは延々と話す。そして、何故か急に不機嫌になったり上機嫌になったり・・・。その場の空気が全く読めていない感じでした。
    しかし考えてみると、ADHDの人と健常者は明瞭に区別できるものではない、とも思えます。(医学的な議論はどうか知りませんが)
    一方の端にADHDの人がいて、もう一方の端に空気がきっちり読めてこまごまと気遣いのできる人がいる。そして、大抵の人はその中間の何処かにいて、社会生活に大きな支障がなければ、ADHDとは見なされない、という感じでしょうか。私にしても、気遣いのできる人から見ると、要注意人物かも知れません。
    P.S.:
    ADHD関連の映画がもう一本上映されています。「アルピニスト」です。
    知られざるフリー・クライミングの超人的天才マーク・アンドレ・ルクレールの登攀の凄技を記録したドキュメンタリー。カナディアン・ロッキー最高峰ロブソン北西壁、パタゴニア・パイネ山群の尖峰トレエグヘルの冬季単独登攀のシーンは圧巻です。(高所恐怖症の人にはお勧めできないぐらいの迫力があります)
    一方で、ADHDのため小学校に通えなかった少年が、クライミングと出会ったことにより、他人とコミュニケーションのとれる人格に成長してゆくヒューマンドラマという側面もあります。
    ラストで、母親、恋人、多くの友人知人の彼を語る言葉が、それを物語っていますね。

    • @cinemasalon
      @cinemasalon  2 роки тому

      子供の同級生に授業を座って受けられない子がいました。学校自体が実験校なので壁がありませんでしたから、常に教室の外で走り回るという状態でした。
      親としていろんな思いがよぎった事が思い起こされました。

  • @user-ky4vd5vs6g
    @user-ky4vd5vs6g 2 роки тому +10

    さっき観てきました。
    ラストの小さな希望すら信じきれない怖さのある映画でした。
    坊主頭の男の子含めて周りは優しい人間に溢れているからこそのままならなさがきっつい。

    • @user-ky4vd5vs6g
      @user-ky4vd5vs6g 2 роки тому

      ノリくんもいい奴

    • @cinemasalon
      @cinemasalon  2 роки тому

      コメントありがとうございます!
      そうなんですよね、落差が怖さを引き出してますね。

  • @user-qg6px5ls9l
    @user-qg6px5ls9l 2 роки тому +4

    作品未見です。森田芳光監督の家族ゲームのようなディスコミュニケーションを題材に扱った作品ですかね?かなり興味をそそられました。
    お三方の話を聞いてるとまた少し違った切り口のようで期待が膨らみます。

    • @cinemasalon
      @cinemasalon  2 роки тому +1

      コメントありがとうございます。
      「家族ゲーム」とは違うテーマではありますが家族がズレていくというどころは類似性はあるかもしれません。
      可能であれば劇場でご覧ください!

  • @halcolors
    @halcolors Рік тому +4

    こちらあみ子
    同調圧力下で管理もされ ただ縛られるだけのこの日本で生まれてきている多くの子供たちの中で ただただ純粋で無垢のあみ子の眼を通すことで警鐘を鳴らしている映画かと…
    舞台でもある広島の田舎町で暮らしている小学校のあみ子が思春期の中学生へと成長を遂げてゆく間 徐々に周囲との違いや差が表出してしまいます。だがそれに翻弄されるのは決して当人ではなくあくまで周囲なのが現代日本であってそこが可笑しくて滑稽だと思いました。これはまだ川や海や山などの自然が背景の広島の片田舎だからこそ可能であって都会だったら直ぐにあみ子の方が浮いてしまうだろうとも思います。
    上映会終了後に登壇された森井監督ですが次回作の構想や予定について特に無いと口を濁しながらも話されました。第1作がこの作り上がりだと以降が難しいかもとの当チャンネルでの竹内さんの指摘ともシンクロします。
    だからか僕にはこの監督の次回 いや将来の作には大人になったあみ子の姿を描いてほしいと願ってもいますね。よりチャレンジングの姿勢で たとえ商業や興行的に難があっても…

    • @cinemasalon
      @cinemasalon  Рік тому

      舞台挨拶からの監督コメントありがとうございます。
      映画はどうしても回収を求められる総合芸術なので、資金的な裏付けは必須となります。
      続編も本作次第となるのは致し方ないですね。監督が次回作で撮りたいものが何なのかが最も重要なポイントのような気がします。

  • @user-be8gk2od7y
    @user-be8gk2od7y 2 місяці тому +1

    「こちらあみこ」シュールで可愛い映画でした。なんとなく引き込まれ、最後までいっきに退屈する事無く鑑賞できました。こういった子供は現在の教育現場では病気とされ、向精神薬かなんか処方されるのでしょう。個性が強いだけなのにね。応援したくなりました。まあ親は大変だけどね!

    • @cinemasalon
      @cinemasalon  2 місяці тому

      親も周りも大変ですね💦

  • @user-nc9lr1pd5l
    @user-nc9lr1pd5l Рік тому +1

    WOWOWにて鑑賞。面白かったけど、辛かった。。。です。
    お父さんが、あみ子を部屋から突いて出す所がとっても見ていてきつかったです。。
    でも、観て良かった‼️
    深いレビュー、ありがとうございます😭😭

    • @cinemasalon
      @cinemasalon  Рік тому +1

      なかなかに辛い映画ですよね💦

  • @user-xu1bh9dt3u
    @user-xu1bh9dt3u Рік тому +1

    なぜか、ここまで見逃していた🎦『こちらあみ子』を、明日の天皇誕生日に、京都みなみのスクリーンで鑑賞することにしました。
    で、前日の今日、この動画をあらためて視聴を➰👋😃

    • @cinemasalon
      @cinemasalon  Рік тому +1

      京都で上映してるんですね!
      情報ありがとうございます!

    • @user-xu1bh9dt3u
      @user-xu1bh9dt3u Рік тому

      @@cinemasalon 京都みなみ→京都みなみ会館、に訂正を。

  • @user-yh3nn7nu1p
    @user-yh3nn7nu1p 5 місяців тому +1

    白と黒の間はグレーのグラデーション。
    ハッキリとした知的障害の子供も天使では無い。
    支援を受ける為に障害者になる勇気も必要。
    これは普通に沢山いる子供の話しだと思います。
    皆な見てなさすぎな事に驚きます。
    学校全部に特別支援教室は無いし。
    少なくとも親なら見える事だと思うのですが、、、、、
    そんなに特別に思う事に驚いています。

  • @blackblackblack6664
    @blackblackblack6664 2 роки тому +2

    個人的には竹内力さんとは違って監督のちょっとチープなファンタジックであったり音のつけ方は、リアルなタブーでダークになるのを避けるもしくは、あみ子の潜在的な逃避行としてのファンタジーという意味、ジャジャンクー監督「世界」でのアニメーションのような感じで悪くはないと思いましたが…
    家庭メチャクチャ、風呂入らない、学校こない、漢字も書けない… 普通は特別学級ですね

    • @cinemasalon
      @cinemasalon  2 роки тому +2

      普通ではないと思われているあみ子が、普通と思われている場にいると周りの人間は対応し切れなくなってましたね。あみ子本人は、周りとの違和感が、あるはずなのに淡々と生きているように見えます。
      皮肉なことに周りがどんどん普通では無くなっていきますが、じゃあ普通って何とも思わされますね。

  • @takechan-777
    @takechan-777 2 роки тому +4

    先程、観てきました。
    鑑賞前に発達障害というワードが頭に入っていたので、そういう視点で観ました。
    素人目には紛れもなくADHDかと。
    時代設定が分かりませんが、昭和だとしても、現実では、教員の勧めで小学生の時点で専門家の支援を得ているはずだと思います。
    家族だけで解決しようとしているのが可哀想に感じました。
    爬虫類や顔のアップが不気味でしたね。

    • @cinemasalon
      @cinemasalon  2 роки тому +1

      おっしゃる通り虫や爬虫類で家族の不穏な感じが際立ちますね。
      いったいどうすれば良かったのか?周りのサポートはないのか?この後どうなるのか?考えると暗澹たる気持ちになってしまいました💦