【寺社参詣】#26 鏑射寺(神戸市北区/神戸十三仏13番/真言宗単立) ~古くて新しい、摂津国一番の壮観~ Kaburaiji Temple

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  • Опубліковано 14 січ 2021
  • 神社仏閣巡り「寺社参詣シリーズ」第26回は、神戸市の北東端、三田市と接する鏑射山山上にある、真言宗単立寺院 獨鈷山鏑射寺(とっこさん かぶらいじ)です。
    聖徳太子が創建した寺院で、聖徳太子の生母である穴穂部間人皇女の里にある山が気に入った聖徳太子が伽藍を建立、仏教を広めるために鏑矢を奉納し「鏑射寺」と名付けました。
    山号の「獨鈷」は、真言宗や天台宗といった密教や、禅宗などで使われる法具「金剛杵」の一種である「独鈷杵」からきています。金剛杵は中央にふくらんだ柄がある棒状のもので、その柄の部分は「鬼目」と呼ばれ、大日如来と観想されています。行者は大日如来と一体化する行法として、この部分を握ります。金剛杵は、その鬼目の上下に槍状の刃が付いていて、刃が上下に出ているだけの形状を「独鈷杵」と言います。他にフォークのように刃が3本に分かれたものを「三鈷杵」、中央の刃の周りを囲むように4本の刃がついたものを「五鈷杵」と呼びます。(もちろんですが、この刃は物を刺したり切ったりするためのものではなく、当然ながら物は切れません。)
    鏑射寺はその後南北朝時代や江戸時代に、戦火や山火事で堂宇を焼失しましたが、江戸時代末期に再建されていました。
    明治維新後、神仏分離令によって起こった廃仏毀釈運動の余波で、三田藩の天誅組と称する藩士によって境内が焼き討ちに遭い、その後廃寺に追い込まれました。
    廃寺から100年が経過した昭和30(1955)年秋に、旧皇族の久邇朝融氏が鏑射山を訪れ鏑射寺の再建を祈願。その後、現在の山主で「現代の弘法大師」と言われる中村公隆大阿闍梨が再建に着手。昭和34(1959)年の護摩堂再建を皮切りに、次々と堂宇を再建していき、これまでに令和2年建立の鐘楼まで再建されてきています。このため、現在境内にある堂宇は、全て昭和34年以降の建築です。
    境内は、近くにある「武庫の台ゴルフコース」へ行くルートの途中にあるため、自家用車やバイクで訪れる際には「武庫の台ゴルフコース」を目標とすれば迷いません。公共交通機関では、駅から徒歩で40分ほど要しますが、シーズンにはハイカーの姿も多く見受けられます。
    かつては「摂津国一番の壮観」と言われた、獨鈷山鏑射寺の動画をご覧下さい。
    機 材:GoPro HERO8
    【リンク】
    鏑射寺公式WEBサイト
    www.kaburaiji.o...
    神戸十三仏霊場会 公式WEBサイト 獨鈷山鏑射寺(虚空蔵菩薩)
    13butsu.com/tem...
    【使用BGM】
    「鳥の歌」(甘茶の音楽工房)
    amachamusic.ch...
    #神社仏閣巡り#鏑射寺#神戸市北区#お寺ガイド#真言宗#神戸十三仏#パワースポット#お寺巡り

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