#彫金技法
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- Опубліковано 3 гру 2024
- シルバーの指輪の作り方:彫金工具を使わずにホームセンターや100均で入手できる工具だけで一本の指輪からペアリングを手作りしていきます(必要なものは↓下記)。
サプライズプレゼントを手作りしたいけど・・・
でも、たった一回の為に彫金工具を揃えるのは
気持ち的にも予算的にも無理!ちょっとキツイ!
って、皆さんは多いのではないでしょうか?
そこで、彫金工具を使わずに
100均やホームセンターで入手可能な工具や代替できる身近な物で
一本の指輪からペアリング(2本)を作る方法を考え実行してみました。
>指輪造りに慣れている者がやっても「こりゃ大変な作業だッ!」と感じましたよッ。
完成した指輪=
13号:2.3mm幅、2.3mm厚、
17号=1.8mm幅2.2mm厚。
指輪の内側は真円にはなってませんが、指自体が真円ではないので全く問題がありません。もしも、大きな変形状態ならば、縦に叩いてほぼ円形まで修正します。
*今回の動画の注意点:
色々な場面で、動画をカットし繋いでますので、実際の作業時間と動画中の作業時間は違っています。
バーナーでの熔解作業は、極力「編集無し」で行うようにしましたが少しだけカットした場面もあります。
今回使った道具:
鉄の塊(代用できるものがあればそれでOK)、
金槌、
ステンレスパイプ(芯金棒の代わり/径12mm、15mm等/径は、リングサイズりより変わります)、
テーブルの脚ゴム2コ(内径=28mm程)、
ヤスリ:丸、平、ダイヤモンド(100均)、
ドリル:2mm径(指輪の厚さ)、
紙ヤスリ(240、400、800、1500、2000番)、
焼石膏、
ハンディガスバーナー(炎温度=1000℃超の物)、
耐熱ブロック(沢山の穴、はんだ付け用)、
ピンセット(先曲りタイプがお薦め)、
他
↑ これだけ合計すると、結構な金額になってしまいますね。
これまでの各種の作品造りで行ってきた独自技法からヒントを得て
鋳造(=爪楊枝置き:那須の紋次郎の作り方)、
シャーベット熔解(弩級シルバーリングの作り方)、
リングのサイズ調整では、30号オーバーサイズの指輪造りのテクニックが活かされています。
弩級シルバーリング造り
• Video
リングのサイズを割り出すのに「円定規」を用いてますが
指輪の太さによっても簡単に一号は違ってきますので
あくまでも目安です。
基本的には、リング原型を小さく作っておき
叩いて拡げてサイズを合わせるという考え方です。
円の直径の長さが「1mm」違うと指輪のサイズでは「3号」違います。
大まかですが円定規の
「14mm=6号」、
「15mm=9号」、
「16mm=12号」、
「17mm=15号」、
「18mm=18号」、
「19mm=21号」、
「20mm=24号」、
「21mm=27号」、
「22mm=30号」、
となります。
これが指の外径とほぼ同じ(アバウト)。
この中間のサイズは「小さく作っておいて叩いて拡げてサイズ合わせ」。
注意点としては、リングの厚み(=ドリルの径)が2mmの場合には
「2mm X 2=4mm」をプラスする必要があります。
例えば今回の指輪造りの場合、円定規は「19mm、21mm」を使って
13号と17号を完成させています。
叩き加減によって1号は簡単に違ってしまいます。又、指輪の内側を仕上げる際にも0.5号くらいは広がってしまいます。
石膏を彫る場合の注意点:
リングの鋳造時には、厚みの方が出易いので、
意識的に、深く彫って幅を確保するようにします。
ハンディガスバーナー:特に指定はありません(普通に売られている物)
今回使用した指輪は、私が作り掛けの物なので「Sv950」で熔解温度は約900℃です。
一般に市販されている「Sv925」よりも純度が高いので熔解温度も高くなっています。
Sv925の熔解温度は大体860℃程でしょうか。
単に、「熔解温度」といってもそのボリュームや熱する状況によっては
全く意味をなさない数値ですので「大体そんな感じ」と捉えればよいと思います(実際には1000度近辺での熔解作業になっていると考えるのが妥当)
鋳造は、銀に熱をしっかり加えてこの動画よりも丁寧に押し込むと指輪の出来上がりがもっと綺麗になります。
炎も見えにくいし熱も認識しずらいので火傷や火事に十分注意する必要があります(テーブルも焦がさないよう)。
鋳造後のサイズ伸ばしは、芯金棒(彫金工具)の代わりにステンレスのパイプを用います(12mm径、15mm径=作るサイズが小さい場合にはパイプも小さい径のものを使います)
ヤスリ掛けのノウハウは、他の動画に詳しく解説されています
【チタニウムの指輪造り】
• #彫金技法 チタンの指輪の作り方
紙ヤスリに関しては、特にありません。
銀磨き布は、100均に置いてあるかもしれません(アクセサリーショップにはあります)。
那須高原(標高580m)から発信中。
by ゆとりありすと