吉野山 吉水神社 源義経・静御前潜居の間 「白拍子」 令和三年六月十二日
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- Опубліковано 17 лип 2021
- 令和三年六月十二日、奈良県吉野山『吉水神社』様の
「源義経・静御前潜居の間」にて
白拍子の舞を御奉納させて頂きました。
御祭神
後醍醐天皇
楠木正成
吉水院宗信法印
元は吉水院と称し、白鳳年間に役行者が創建した格式高い
修験宗の僧坊でした。
明治の神仏分離令で後醍醐天皇を祭る吉水神社と改められました。
吉水神社はユネスコの世界遺産にも登録された
日本最古の書院建築としても知られています。
また境内からは国指定名勝となっている“吉野山の桜”のうち
中千本・上千本が一望でき、その風景は“一目千本”と呼ばれます。
*源義経・静御前潜居の間*
文治元年十二月、雪の降る中、源義経が兄の頼朝に
追われてこの吉水院を頼り、静御前・弁慶と共に五日間
この部屋に身を潜め再起を計りました。
しかし、既に鎌倉から吉水院に義経追討状が送られていて、
義経はやむを得ず山伏の姿に身に変え、大峰山を目指して
弁慶等と共に吉野落ちをしました。
大峰山は、女人禁制のため、静御前とはこの場所で
悲しい別れをしました。
愛する人を残して去らなければならなかった義経の思いと、
再会を信じ一途に恋募った静御前の物語は、
美しい悲恋物語として、永く後世に伝えられました。
「吉野山 峰の白雪踏み分けて 入りにし人の跡ぞ恋しき」
という静御前の歌が残されています。