「またけがしたらもう二度と戻って来られない」56歳ライダー須貝義行さん“右手に骨移植”悲壮な覚悟で国内最高峰バイクレースに復帰 結果は?

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  • Опубліковано 13 кві 2023
  • 仙台在住で、参戦するクラスでは現役最年長56歳のレーシングライダー、須貝義行さんが、大けがをのりこえて国内最高峰のバイクレースに復帰しました。復帰レースの姿を追いました。56歳レジェンドライダー「須貝義行」3月18日、栃木県のサーキットにレーシングライダー須貝義行さんの姿がありました。4月開幕する国内最高峰のバイクレースJSB1000へのフル参戦にむけ、新しいバイクのテストも兼ねたレースへ出場するためです。マネージャーを務めるのは、妻の聡美さんです。仙台市出身の須貝さんは、19歳の時、地元のSUGOでデビュー。世界で活躍し、いまもSUGOを拠点に活動。キャリアは、37年のベテランです。そんな中、2021年、レース中に右手薬指の骨が削れてなくなる大けがに見舞われました。須貝義行さん:
    「ここは、骨がなくなってハンドルを持ったまま地面にすってしまったので、足の指から骨を移植して、それでも具合が良くなくて。骨盤から骨を追加して、それで骨を作ってハンドルを握れるようになって」今年に入ってからも手術を受け、2年ぶりの参戦となるJSB1000に挑みます。開幕戦と同じサーキット。感覚を取り戻すために貴重なレースとなります。悪条件の中、1位でゴール!新しいバイクは、ホンダの1000CC、2日前に届いたばかりです。妻でマネージャー 須貝聡美さん:
    「コンピューターがうまく作動しなくて、全然走れなかった。きのうの最後の練習走行でやっと5周くらい周回できた」新しいバイクは、この日もまだトラブルを抱えていました。須貝義行さん:
    「シフト操作ができない。原因不明なんですよ」メカニックの懸命な作業でバイクはようやく走れる状態に、そして、レースに臨みます。レースは10周です。スタートしました。最初のコーナーで先行される須貝さん。しかし、雨の降る悪条件の中でも先行マシンを抜き去り1周目でトップに立ちました。須貝さんは、その後もリードを広げ、そのまま1位でゴールしました。開幕に向け、手応えを感じていましたが、課題は残りました。須貝さん、予選通過なるか!?悲壮な覚悟須貝義行さん:
    「試練を無事に終われたので、まずは良かった。この雨の中で右腕は正直言って実際辛い感じだった。1000CCのオートバイで走るような筋肉の使い方は出来ていないなと思ったので、そこをトレーニングできるといいなと思った」雨のレースから2週間後、4月1日のもてぎサーキットには、強豪チームの華やかなトレーラーがひしめき合っていました。須貝さんの参戦するJSB1000は、2日間で2レースが予定され、決勝レースに出るには、まずは予選を突破しなければなりません。須貝義行さん:
    「全力で走るしかないですね」須貝さんのチームは、ブランクがあったため、コース脇のピットは使えず、離れたテントでバイクを整備し予選に臨みます。須貝さん、19周中の18周目で予選通過となるタイムを出し、この日と翌日の決勝レースに出場を決めました。須貝義行さん:
    「まずは無事に終わってよかった。今転んでまたけがしたら、もう二度と(レースに)戻って来られない」サーキットでは、ファンサービスが行われていました。こちらは、角田市出身のレジェンドライダー伊藤真一さんが監督を務めるチームです。伊藤さんは、須貝さんと同じ年齢で、昔からの親交もあります。伊藤真一さん:
    「やっと彼も復活して指が治って、ああやって走れるようになったので本当によかったなと思いますし、元々、経験豊富で速いライダーですし、すごく期待しています」外は華やかな雰囲気ですが、レースに向け気持ちを集中させる、須貝さん。刻々と1本目の決勝レースの時間が迫っています。須貝さん、国内最高峰レース「走り切る」1本目は、25台が15周を走り順位を競います。ゼッケン40の須貝さんは、最後尾からのスタートです。強豪チームが作る周回ペースに食らいつきながらのレースが続きます。まだ慣れないバイクでの久々のレースでしたが、故障や転倒もなく、1本目の決勝は、22位でゴール、翌日の2本目につなげます。そして、翌日。2本目の決勝レースは、20周で争われます。トラブルもなく順調に周回を重ね、須貝さんは19位でゴール。2つの決勝レースを無事に完走しました。他のチームのスタッフも須貝さんのレース完走を喜んでいます。妻でマネージャー 須貝聡美さん:
    「よかったです、走り切れて」
    須貝義行さん:
    「まずは無事に終わったので、とりあえずここは喜びたい。意外と(けがした)右手の方は大丈夫だったので、身体のコンディションをトレーニングするなり走り込むなどして、もっと上げていきたい」JSB1000では、最年長のライダーの須貝義行さん。大けがを乗り越え新しいバイクとともに2023シーズンを走り続けています。須貝さんは、4月22日と23日には、三重県の鈴鹿サーキットそして、5月19日には57歳の誕生日を迎え、その翌日の20日とそして21日に地元SUGOでのJSB1000のレースに出場する予定です。
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