YAMAHA 631 Ⅱ

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  • Опубліковано 28 сер 2024
  • ヤマハの現行モデル(2021.10現在)。独奏用というよりは、ハーモニー楽器として調和を目的として開発されたといえる。学校教育現場に標準普及しており、価格も備品として入手し易い。また管内径1.7cmに対しネックを1.8cmにし、長さを7.5cmにすることで(本研究対象楽器内で最も短い)子どもの息でも素直に響かせられることを実現している一方、力強い表現では音色が割れやすい点も否めず、またこの僅かな短さにより、吹奏楽で頻繁に使用される中低音域での音程は安定しているが、上線より上の高音域になってくると大きく上がる傾向があり、癖を把握してコントロールする相当な技量を要する。
    上管と下管の接続部は2つの丸いジョイント式になっており、バスクラリネットと同じ作りとなっている。組み立てる際に少し位置がずれただけでも音が出なくなることがあり、またヤマハのキーは少し柔らかいせいか、子どもたちの取り扱いの乱れにより、バランスが崩れて音が出なくなる問題が少なくない。音色は優美で繊細。きめ細やかな表情を得意とする。ベルが少しだけ他より長いせいか余韻に伸びを感じる。
    エンドピンホルダーはついていないが、写真の物はバスクラリネット用を後付けしたもの。エンドピンでの吹奏の方が手指は楽になり床の共鳴を味方にできるが、ストラップでの吹奏は、より自由な音楽表現が可能という意見もあり、これらの選択は奏者の好みや演奏環境により分かれる。

КОМЕНТАРІ • 4

  • @hiromu_cl
    @hiromu_cl 2 роки тому +2

    他のクラとは違う独特な響きがとても素敵です!!個人的にヤマハも好きです、、!

    • @SachikoInoue
      @SachikoInoue  2 роки тому +3

      素直な響きと吹奏感はピカイチ。まずはYAMAHAから入って、何がなんなのかを知ることが大事というのは、アルトクラ以外でも言えるかなと改めて。

  • @tomoyukiueno2845
    @tomoyukiueno2845 Рік тому +2

    やはり高音域の取り扱いの難しい機種なのですね、いつも吹くとき気をつかうのはこういうものかと思ってましたが、他の機種の滑らかさと違うのでよくわかりました。
    解説のちょっとズレただけで…わかります!

    • @SachikoInoue
      @SachikoInoue  Рік тому

      ご視聴ありがとうございました。新しいYAMAHAの動画も近く出せたらと思います。高音域の音程の難しさが少し軽減されていました。