Selmer Paris

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  • Опубліковано 28 сер 2024
  • ビュッフェ・クランポンと並び世界的最大楽器シェア数を誇るセルマー・パリ社のアルトクラリネット。今回の比較は現行モデル(19A)の一つ前のモデル。セルマーのアルトクラリネットの最大の特徴は、なんといっても長く細いネックにあるといえよう。楽器自体に息の抵抗や支えを求める奏者に特に推奨する。音色は太く、力強く輪郭がはっきりしている。特に低音の響きの安定度は、同社バスクラリネットの優れた開発史と共に歩んだことによるであろうか、「中低音まで出るクラリネット」という視点ではなく、「より高音まで鳴るバスクラリネット」という視野で生み出されたかのような考えが腑に落ちる。
    前述の通りネックが細く長いため、より圧力の高い息を送り込む技術を要し、そのためのしっかりとしたアンブシュアと確かな身体の支えを整えることが求められる。音程は、高音域にやや難があるが、適した運指を組み合わせて行くことと音程の傾向を把握することで解決できる範囲である。
    このモデルにはエンドピンホルダーはついていないが、現行モデルにはエンドピンホルダーが標準装備されており、前述の通りその選択は奏者の好みによる。アルトクラリネットの存在感をより要求される場面、とりわけ大勢の中に一人だけ存在することが多い楽器であるが、クラリネット・クワイヤー、吹奏楽での芯を持って存在する活躍が見込まれる。

КОМЕНТАРІ • 2

  • @hiromu_cl
    @hiromu_cl 2 роки тому +1

    低音がバスクラの音を聞いているかのようなセルマーらしい音で素敵です!!

    • @SachikoInoue
      @SachikoInoue  2 роки тому +1

      音の存在感は流石というべき鳴り。吹きこめば吹きこむほど、楽しい楽器。