【寺社参詣】#84 善峯寺(京都市西京区/西国20番/善峯観音宗)~京都市内を一望できる山間の名刹~ Yoshiminedera Temple

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  • Опубліковано 28 кві 2023
  • 神社仏閣巡り「寺社参詣シリーズ」第84回は、京都市の南西部、京都市西京区の山間、嵐山などから続く西山連山の南にある、天台宗系単立の善峯観音宗本山、西国三十三所第20番札所、西山善峯寺です。
    寺伝「善峯寺縁起絵巻」によると、創建は平安時代の長元2(1029)年、天台宗恵心流の祖であった源信の弟子、源算が、自作の十一面千手観世音菩薩を本尊として開かれたとあります。長元7(1034)年には、後一条天皇より勅願所に定められ、「良峯寺」の寺号を賜りました。長久3(1042)年には、後朱雀天皇の命で洛東の鷲尾寺にあった仁弘作の十一面千手観世音菩薩像を遷して、新たな本尊としました。この時から、源算作と仁弘作との2躰の十一面千手観世音菩薩像を本尊としていました。
    鎌倉幕府が開かれたとされる建久3(1192)年、後鳥羽天皇が直筆の寺額を下賜し、この時から寺号が「善峯寺」と改められました。この頃から青蓮院から多くの法親王・入道親王が善峯寺へ入山したため、「西山門跡」と呼ばれ、室町時代には52坊もの僧坊を擁するまでになりました。
    ところが、応仁の乱で伽藍の大半を焼失。江戸時代に入ってようやく、5代将軍徳川綱吉の母である桂昌院が大檀那となって、現在にまで残る伽藍を再建・復興しました。
    境内は、約3万坪の広さを誇る回遊式庭園となっており、大正から昭和にかけての庭師・七代目小川治兵衛がその基礎を築き、現在まで随時整備されてきました。伽藍は、桂昌院が再建した本堂である観音堂、国指定重要文化財の多宝塔、釈迦堂、奥の院とされている薬師堂など、多くの堂宇を有志、境内の最奥には宮内庁管理の「青蓮院宮墓地」があり、覺快、道覺、慈道、尊圓、尊道の法親王・入道親王の墓が、その脇には、善峯寺の祖師方を祀るお墓が並んでいます。
    奥の院である薬師堂からは、京都市内や、その先の比叡山が一望できる雄大な眺望が楽しめます。
    さらに、春は桜、ツツジ、牡丹、夏は紫陽花、秋は紅葉、冬は南天など、四季折々の花や樹木に彩られます。多宝塔の下には、樹齢600年以上とされる、国の天然記念物に指定された「遊龍の松」と呼ばれる五葉松の木があります。全長は37m。元は54mほどありましたが、マツクイムシの被害で、15mほど切断され、現在では37mとなっています。それでも、1枚の写真に収めるのは困難で、長くうねった幹から、鋭い爪をたてる腕のような枝が生え、今にも天に昇りそうな龍の姿を想像できる、大変貴重な松です。
    山間の自然豊かな地に、四季の移ろいを感じることができる古刹、西国三十三所第20番札所、西山善峯寺の動画をご覧下さい。
    撮影機材:GoPro HERO 8
    【使用BGM】
    「雨のお月様」(ノスタルジア(甘茶の音楽工房別館))
    nostalgiamusic....
    【Webサイト】
    善峯寺公式Webサイト
    www.yoshiminede...
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