【北の国から】なぜレベルの違う脚本が出来上がった!?プロデューサー・山田良明が語る「北の国から」の制作秘話!/"一読したら画が浮かぶ"倉本聰の脚本の力【馬場康夫✕山田良明】

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  • Опубліковано 2 жов 2024

КОМЕНТАРІ • 76

  • @seijiseiji6414
    @seijiseiji6414 9 місяців тому +29

    この中では語られていませんが大滝秀治さんの存在感が圧倒的でした。
    「お前ら、負けてここを出ていくんじゃ、その事はよーく覚えておくんだぞ。」
    純の乗る汽車を無表情で見送る演技が強烈に印象に残っています。

  • @junjun3205
    @junjun3205 Рік тому +32

    その後も、倉本聰さんは北の国からの脚本は続いていて、正吉が東北大震災で亡くなったという話です。
    私も正吉が好きです。
    小さい頃は生意気だったのが、大きくなってものすごい便りになる男になりました。
    ▶初恋◀が好きです。レイちゃんが手袋で純を撫でて去って行くスローモーションのシーン
    泥だらけの1万円札
    好きですね。

  • @masatomo7760
    @masatomo7760 Рік тому +18

    このドラマはその後の自分の人生にも影響した印象的なものです。そんなドラマの裏側で、たくさんの人たちが関わって作り上げていくものすごいエネルギーがあったということがとてもよくわかりました。馬場さんの聞き手としての素晴らしさにも拍手を贈ります。

  • @優子まっきー
    @優子まっきー 10 місяців тому +22

    馬が売られるシーンは思い出すだけで泣けます。葬式のときに「おじいさんの気持ちをってわかっていたのはあの馬だけだ」と言う一言が忘れられません

  • @nyajira4
    @nyajira4 10 місяців тому +30

    ラーメン屋とか泥のついた一万円札とか、語り継がれてるシーンはもちろんだけど、私が何度見ても泣けるのは、母を亡くしたあとの純が仲の良い親熊と子熊の夢を見ているシーンの語り。そういう、有名じゃなくてもグッとくるシーンが無数にあるドラマでした。

    • @cjapan9966
      @cjapan9966 9 годин тому +1

      ラーメン屋は店員の伊佐山ひろ子さんがシングルマザーで子供がお腹を空かしてひとりで家で待ってる設定だったそうです。何十年も後にそれ知って号泣

  • @おちんちん-g7n
    @おちんちん-g7n 7 місяців тому +6

    脚本、演出、俳優、音楽、全てが揃った史上最高傑作じゃないですかね。何回観ても飽きないし、泣けます。

  • @douga9996
    @douga9996 Рік тому +20

    さだまさしは撮った映像見て「大ヒットしますよ」と言っていたようですから、見る目がありますね。

  • @tsugiwa-mimida.l3
    @tsugiwa-mimida.l3 10 місяців тому +20

    倉本聰さんをとても尊敬していて映像作品やシナリオ本を買い漁って来た者です。
    北の国からでは特に笠松家そして清吉おじさんがたまらなくて数十年を経ても台詞1つ1つが心の真ん中にあります。
    山田良明さんが仰ったように、電車で目を伏せた螢を見つめるボヤけた自衛隊員の姿が正吉くんだと判った瞬間 思わず快哉を叫んでしまいました。
    あの正吉と酒を酌み交わした五郎さんにはシュウの父親ともそうして欲しいと願ったものです。トドはそれを叶えてくれました 包み込むような敬愛に満ちた眼差しで「あんた 凄い人だな」と湯呑み酒。
    関わった総ての皆様の拘りが詰まった作品は宝物なので、託せる若者に巡り会うことがわたしの夢でもあります。
    貴重な動画をありがとうございました。

  • @hirasaku40
    @hirasaku40 Рік тому +28

    ドラマの裏側もドラマだったんだなぁ……。

  • @Notamatsu
    @Notamatsu 10 місяців тому +16

    連続ドラマの時に蛍が正吉にあげた年賀状を15年後のプロポーズのシーンに使ったのは
    凄かった。長く続いた作品のメリットを最大限に活用したシーンだった。

  • @chigi1611
    @chigi1611 Рік тому +32

    ずーっと観ていた。脚本と役者、演出とカメラワークのシンフォニーだった。あの頃の破格の高質なドラマ。
    今の現実の惨憺さに溜息が出る。

    • @中山英明-d8h
      @中山英明-d8h 2 місяці тому +2

      今のは、ジャリタレが、いっちよまえの俳優気取りで学芸会をしてます。質が落ちたもんですな❗

  • @dg407
    @dg407 10 місяців тому +18

    エピソード話しながら思い出して泣けてくる感じ、めちゃくちゃわかります。とにかく名シーンがありすぎて。子どもの時はスペシャル版をチラチラとしか見てなくて、大人になってからTVシリーズを見てぶっ飛びました。最高のドラマ。

  • @いく子中谷
    @いく子中谷 Рік тому +26

    吉岡秀隆さんって本当に凄い子供だったのですね!
    私はリアルタイムは勿論、2021年あいみょんとの対談で初めて観てみようかな、と全巻揃えて観たほど恥ずかしながら遅れてファンになった一人なのです。
    このドラマに感動しない人はいないでしょうね。

  • @素敵な休日-w5q
    @素敵な休日-w5q Місяць тому

    本当に笠松のじいさんには泣かされました。
    子どもだったのもあってですが、ずっと本当に麓郷に住んでいる方なのかと思っていたくらい自然な演技の方でした。
    あいつを恨まんでやってくれって正吉のことを頼みに来たシーンも、今朝馬を売ったんだって、馬がじいさんの肩に首を擦り付けたあと悟ったように自分からトラックに乗って行った話をびしょ濡れになりながら話すシーンも、もう何十年も前だけど忘れられない。
    お葬式のシーンも。皆があの人はせこかったみたいなことを言っていたら、お前たちは何にもわかってない、ここから出ていった者にはなんにもわからない、分かっていたのはあの馬だけだって大滝秀治さんが話すのも、子どもながらに本当に泣けました。
    あのあと大友さんはまるで笠松のじいさんのように亡くなられたんですよね。
    本当に凄い方でした。

  • @Omuzaya_Kata
    @Omuzaya_Kata Рік тому +19

    ついにこのUA-camの影響からFODに入ったので、たくさん見ます!
    北の国からも、自分は世代的に見てないですが名作と聞くのでゆっくり見たいなと思います

  • @junjun3205
    @junjun3205 Рік тому +10

    富良野三部作が好きです
    北の国から
    優しい時間
    風のガーデン
    倉本聰さんの本はかなり読みました。
    富良野塾の凄さも理解しました。
    北の国からドキュメンタリー映像も凄かった。
    最後の遺言は、地井武男さんの奥様のガン死とストーリーが重なったり、その監督も奥様をガンで亡くしたりと、たくさんの偶然が重なりました。
    でも、やるべきですよね、と言ったのは杉田監督でした。杉田監督は自分も奥様を亡くしているから説得力があった。

  • @ふみねこ-w2t
    @ふみねこ-w2t Рік тому +17

    自分自身、感性が強すぎて、精神崩壊するくらい泣けるシーン、馬に名前が無い、のところは今だに間返せません😂

  • @coukusu
    @coukusu 9 місяців тому +15

    吉岡さんは隣町の1学年上の方でした。
    だから、僕の子ども時代から純くんを自分の分身のような気持ちでドラマ、スペシャルドラマを見続けたものです。
    そして、自分に息子と娘ができてからは五郎さんの立場で再度見ました。
    もう、何度も見てます。
    今回は素敵なお話が聞けてとても嬉しかったです。
    ありがとうございます♪

  • @魔訶不思議
    @魔訶不思議 9 місяців тому +13

    さだまさしと中島みゆきの大ファンでしたから、歌でとにかく震えましたね

  • @shunpay3344
    @shunpay3344 Рік тому +17

    「北の国から」を語るに当たって倉本聰でもなく杉田成道でもなくPDである山田氏にスポットを当てて紹介するのがこのチャンネルの個性であり素晴らしさだと思います(馬場監督のコラムを読んでいると脚本家について相当詳しいハズなのに)。
    映画評も面白いですが、テレビドラマを語れる人、黄金期とともに育ったUA-camrは貴重(仕方のないことだけどテレビドラマを語る動画チャンネルは後に出版された文献や掲示板からの引用が多すぎる)だし、これは素晴らしい鉱脈だと思うので是非続けて欲しい。

  • @五郎丸鶴見
    @五郎丸鶴見 6 місяців тому +6

    れいちゃん役の役者さんがいなくなるという切羽詰まった状況なのに演技経験ゼロの横山めぐみさんを起用したのは凄すぎますね。
    そして横山さんのあの演技力…本物の作品だからこそ、こういった奇跡が起きるのでしょう。
    大友さんのエピソードも驚きました!

  • @oniyanma2129
    @oniyanma2129 Рік тому +30

    あの時代のTV元気さがあってTVドラマとして創る事が出来た奇跡の様な作品
    このような発信をきっかけに知らない世代の方に少しでも見て欲しい

  • @FuranoTaroHokkaido
    @FuranoTaroHokkaido Рік тому +17

    素敵なお話、ありがとうございました。

  • @goro-qp2zm
    @goro-qp2zm Рік тому +16

    いつまでも思い出に残るドラマでした。ラーメン屋さんのシーンで泣けます。

  • @Naritters
    @Naritters 11 місяців тому +3

    旭川で学生生活してたこともあって第一回目から観てました。彼女に「北の国からって面白いよね」って言ったら「観てないわー」って言われたの覚えてます。意外と観てた人少なかったんですね。挿入歌でよく覚えてるのは洋楽も結構使ってました。印象あるのはJ.レノンの Starting Over。

  • @my7670
    @my7670 4 місяці тому +5

    北の国から素敵な映画ですね!
    永年愛される映画ですよね!
    素晴らし作品なので、いつの時代も北の国からは語り継がれますね!
    素晴らしい山田良明さん素敵😊❤

  • @320ume7
    @320ume7 10 місяців тому +12

    OAは私が高校生の頃で、毎週話題になっていました。
    このドラマは時々思い出しては涙しています。

  • @cjapan9966
    @cjapan9966 9 годин тому

    地井さんが鼻水まで流して泣いてた
    ラーメン屋は店員の伊佐山ひろ子さんがシングルマザーで子供がお腹を空かしてひとりで家で待ってる設定だったそうです。何十年も後にそれ聞いて号泣

  • @TakashiY-k9l
    @TakashiY-k9l 11 місяців тому +9

    横山めぐみに偶然すれ違ったことがあるけど、すごいオーラでした。一発で分かった❤

  • @n.8550
    @n.8550 10 місяців тому +2

    馬場康夫さん、サントリー・サタデー・ウェイティングバー AVANTIに聞き役で出演してたよね🤔
    声と「面白い」で分かりました♪

  • @TSsk-hp8nb
    @TSsk-hp8nb 11 місяців тому +10

    名作です。本当に素晴らしいです。ありがとうございます。

  • @gannba52
    @gannba52 10 місяців тому +7

    倉本聰さんの頭の中に 東日本大震災前後の物語があって
    しかもそれは黒岩一家が一人歩きしてしまって
    勝手に進んでしまっている!と文藝春秋の中のインタビューで
    答えていらしゃいましたね
    現実的に映像化は無理でしょう
    やすらぎの。。。でのフジテレビとの確執もありますから

  • @VivianGratefulDead
    @VivianGratefulDead Рік тому +29

    時にBGMを指定してくるほどの完全な演出を想定する脚本家なのに、構成までは演出家を交えて練り上げる、倉本聰のしたたかさ、冷静さ。
    しかもその2人の演出家は事前に戦略的に話し合っている。
    アメリカのドラマのチームライティングでも、こんなクオリティの達成ないんじゃないですか?しかも80年代に。
    だからアメリカにあれだけ面白いドラマがあるのに「北の国から」に見合うものがない。
    こんな文化的達成がある国が、これから沈んでいくんですかね?

  • @西牧慶賢
    @西牧慶賢 9 місяців тому +4

    人間とは、人生とはなんぞやだよね(´・ω・`)
    寅さんとは真逆の激動がある(´・ω・`)

  • @佐々木留理子
    @佐々木留理子 Рік тому +6

    倉本さんはあのTV局と喧嘩した、走りですね

  • @rorerore7423
    @rorerore7423 8 місяців тому +4

    足跡つけに呼び戻されたのは横山めぐみさんじゃなかったかな?小屋にクリスマスプレゼントを置いていくときに雪に足跡を残すために呼び戻されたというエピソードは聞いたことあります

  • @ウエケン-m9z
    @ウエケン-m9z Рік тому +14

    「北の国から」好きなドラマです。とても興味無い話を聞く事が出来ました。まだまだお話を聞きたいです。

  • @user-ic6sc2du4p
    @user-ic6sc2du4p 8 місяців тому +4

    令和の時代には、第一話の電気も水道もないところに連れていく五郎を虐待だ!と騒ぎ立てる輩が出てくることが容易に想像できる。令和のドラマ「不適切にもほどがある!」に描かれる令和のあり様に違和感を感じざるを得ない。

  • @masatomo7760
    @masatomo7760 Рік тому +4

    是非、「白線流し」の裏話しもお願いします。個人的にはフジTV「葡萄が目にしみる」、TBS「淋しいのはおまえだけじゃない」「三人家族」もやってほしい。TBSの高橋一郎Pはよかったですよね。

  • @rainbow-iz9ws
    @rainbow-iz9ws Рік тому +3

    フジテレビの人なのに雰囲気から全然違う方だったんですねー。山田さんって。取締役までいかれたんでしたっけ台場だと。いろんな作り方があるとはおもうんですけど、半端なく手がかかったんですね北の国からって。遺言だけしかリアタイしなかったですわ。いずれ機会があれば見たいとは思うんですよね。

  • @uktju_qqq6q
    @uktju_qqq6q Рік тому +9

    ちょっと…コノ回はスゴイね
    みんな知らない事ばっかだし
    ココマデやるドラマは無いょ
    コレじゃ人の記憶に残る訳だ

  • @motoat91
    @motoat91 Рік тому +3

    山田良明さん、色々な作品を作ってこられたのですね。トレンディドラマとしては中期に当たり、今は亡き松原敏春さんという方が脚本をかかれていた、「世界で一番キミが好き」のことも聞いてみたいものです。

  • @lyricospinto8940
    @lyricospinto8940 10 місяців тому +5

    大滝秀治さんや熊谷美由紀さんの
    アリアを活き活きと歌っている姿の中にも
    ドラマを通底しているメッセージが倍音のように
    鳴っていてストーリーもセリフも含めた
    ベクトルの集合体として機能しているんだなと
    子供心にほかのドラマとは一味違う印象を受けた
    ヴェルディのオペラなんか観たことなかったから

  • @西牧慶賢
    @西牧慶賢 9 місяців тому +3

    教科書に載るくらいだから(´・ω・`)

  • @masaakinagamine780
    @masaakinagamine780 Рік тому +15

    勝手にリクエスト!山崎豊子特集

    • @裕樹牛山
      @裕樹牛山 Рік тому +3

      賛成!!

    • @関山照代
      @関山照代 Рік тому +3

      山崎豊子さんのドラマ何でもいいです。是非お願いします。❤

  • @YY-xo4hu
    @YY-xo4hu Рік тому +5

    馬との別れで有名なお話というと「塩原太助一代記」じゃないでしょうか。

    • @takoshachou
      @takoshachou 10 місяців тому +1

      「フランダースの犬」のネロとパトラッシュのような感じで見ていた。
      一緒に天国行ったのだと自分の中で勝手に決めつけていた。
      '83冬での馬ぞりに引かれた杵次のシーンはフランダースの犬のラストシーン
      に被って泣けてくる。

  • @karakeras
    @karakeras 10 місяців тому +4

    わお!

  • @Mピノコ
    @Mピノコ Місяць тому

    相槌が、話を中断挫折て不快。貴重な話をじっくり聞きたいが、聞き手が自分を主張して邪魔をしている。
    俳優、裏方の貴重な話をこれからもアップしてください。

  • @84s77
    @84s77 4 місяці тому

    81年の秋だったかな普段夜の民放ドラマなど見ない母がテレビつけて当たり前のように視聴しだした。
    長期ロケやってて前宣伝も多かったのかもしれない。でも翌朝仕事早いのに何気に観るから僕も居間で横にちょこんと座り、
    そして当然ひき込まれるように見てしまい相当すごいドラマが始まったんだなと推測感嘆しつつ20年間追っかけてきたけど
    母のいない今振り返って鑑賞した方がより切なさを感じる。
    小学生の純に近い年頃の息子がいるからか、或いは単に歳をとって涙腺が脆くなったのか

  • @禎人本間
    @禎人本間 Рік тому +2

    あの時、事務所に行ったら、北の国からにいってたのに😢

  • @吉田浩二-k2y
    @吉田浩二-k2y Рік тому +3

    倉田氏にプロデューサーが気を遣っていた様子がよく分かる。恐い人のようだ。

  • @billikenseven
    @billikenseven Рік тому +12

    そうか、「毎回最終回」のつもりで撮っていたからこそのスペシャルの
    あの話の畳み方というか、あの感じだったんですね
    私は道民なので「馬鹿にするな、ここは違うよ」って思う事が多いドラマでしたが、
    今も大事な作品ですね。キャストの方々もあのドラマ以降も特別な存在になっています
    何か報われない「寒さ」、春を待ってる「望み」、また冬を迎える「備え」上手かったね
    スピンオフ的に「純」ってタイトルで良いから完結だけはしてほしい

    • @tetsushable
      @tetsushable Рік тому +2

      そのような見方も、解からないわけでは、ないんですよね。
      『「毎回最終回」のつもり』
      といった成り行きとも、相まってか...。
      否応なしに、掻き立てられてしまった衝動だけに...。
      (以降の大変語弊且つ長々とした文面で、失礼ではありますけど...。)
      さかのぼってみること...。
      かの1869(明治2)年、蝦夷地探査やアイヌとの交流を続けていた松浦武四郎から、明治新政府への建白書提出...。
      明治2年8月15日太政官布告により「蝦夷地自今北海道ト被稱 十一ヶ国ニ分割國名郡名等別紙之通被 仰出候事」との周知...。
      世にいう北海道開拓がはじまって...。
      ありとあらゆる波瀾万丈と急転直下と起死回生の繰り返し久しく...。
      あの1981(昭和56)年10月9日金曜日...。
      フジテレビ金曜劇場にて、連続ドラマ全24回放送開始...。
      どれだけの人たちが惹かれて、どれだけの人たちが感動させられることになっていったのか...。
      想像すらできませんでしたからね。

    • @tetsushable
      @tetsushable Рік тому +1

      それだけに...。
      「ドラマだから」
      と言われてしまえば、それまでなんでしょうけど...。
      何よりも...。
      終盤に向かうにつれて、山盛りにし過ぎた...。
      といってもいいくらいでしたよ。
      すべては...。
      かの脚本家・倉本聰の真骨頂である本撮影かつ本放送当時の登場人物と演じる俳優本人との人となりを重ね合わせるかのような...。
      「登場人物と生い立ちと履歴」
      を根底とする作風の展開が、良くも悪くも左右してしまった...。
      ということなのでしょうか?
      特に、人気上昇の黒板蛍を演じた中嶋朋子本人が...。
      代償としての黒板蛍との同一視による悶々とした苦悩と葛藤と右往左往と暗中模索を繰り返したように...。
      以上のことから、振り返ってみるならば...。
      全24回放送の連続ドラマと『'83 冬』と『'84 夏』と『'87 初恋』と『'89 帰郷』と『'92 巣立ち』が...。
      当初の大部分の構想だったアメリカ人気ファミリードラマ『大草原の小さな家』と人気映画『アドベンチャー・ファミリー』と重ね合わせるかのような、黒板家の家族としての成長と熟成の物語として...。
      蛍を突然の不倫設定にした『'95 秘密』が...。
      中間点かつ過渡期の物語として...。
      『'98 時代』と最終章『2002 遺言』が...。
      農林水産業を生業とする地方の人間模様の物語として...。
      これらの違いを常に意識しなければ...。
      最後まで観れなかったかもしれませんね。

    • @tetsushable
      @tetsushable Рік тому +1

      かの当初の連続ドラマから一連のスペシャルドラマに至るまで...。
      一通り観終えた後...。
      やはり、最終章『2002 遺言』は...。
      大変失礼ながら、ただの付け足しにしか思えなかった...。
      たとえどれだけ...。
      北海道長期ロケに伴う制作費高騰と熟練制作スタッフ高齢化が避けられずに、シリーズ継続困難な状況にあったとしても...。
      たとえどれだけ...。
      かの「拾ってきた家」での作業を終えての、主人公・黒板五郎そのものの田中邦衛と、羅臼の昔気質の漁師・トドこと高村吾平そのものの唐十郎との、二人だけの静かなるひとときのみ、一番深く感動させられてしまったとしても...。
      たとえどれだけ...。
      亡き名優・地井武男の本撮影かつ本放送当時の実生活と重なり合うかのような悲しみに、心を大きく揺さぶられてしまったとしても...。
      すなわち...。
      前作『'98 時代』が...。
      これまですべてを踏まえた『集大成』であるかのような想いの大きすぎただけに...。

    • @tetsushable
      @tetsushable Рік тому

      かの最終章『2002 遺言』...。
      あの呆気ない終わり方...。
      いまだに納得できないまんま...。
      やはり...。
      当初の連続ドラマにおける昔気質の入植者・笠松杵次に反発して家出同然に旭川の水商売に精を出す娘・みどりの金銭感覚の杜撰さが災いしてしまってか...。
      孫で純と親友となる正吉との『'83 冬』における家族同様の真新しい丸太小屋での日々...。
      心地良い夢でもあって、ほろ苦い現実でもあること...。
      いまだに忘れられなかったことも、大きかったのかなあ。
      連続ドラマ終盤で完成した真新しい丸太小屋...。
      無情にも夢のままで終わってしまった虚しさが...。
      いまだに続いてしまっているだけに...。
      あの『'84 夏』での、冬の丸太小屋全焼や夏の都会っ子のパソコン関連書籍盗難めぐって、不仲のままの純と正吉のほろ苦い夏のひととき...。
      そして、夜の富良野駅の悲しい別れ...。
      『'95 秘密』で和解してから『'98 時代』まで続くアパートでの共同生活...。
      本当に心温まるものがあったものの...。
      しかしながら無情にも...。
      あの『'92 巣立ち』での妻・アイ子の流産の悲しみを振り払うかのような全力疾走のまんま...。
      借金拡大牧場経営邁進の草太兄ちゃんの『'98 時代』終盤での事故死...。
      草太兄ちゃんからの遺志を口実とする牧場経営引き継ぎ何気に迫る富良野・麓郷のなじみの人たちの影...。
      純には、親交ある有機農法浸透の情熱あふれる若手農家夫婦を離農に追いやられた怒りのまま、残されたトラクター運搬を拒絶したことで、草太兄ちゃんを事故死に追いやってしまったという「負い目」が...。
      正吉には、『'83 冬』での母・みどりの博打の借金を純の父・五郎に背負わせてしまったこと。 『'84 夏』での丸太小屋全焼。 それぞれ「負い目」あっても、決して変わることなく、普段通りに温かく受けとめてくれた富良野・麓郷の人たちへの「恩義」の大きさが...。
      農林水産業を生業とする地方における人間模様...。
      「情と理は別」と簡単に割り切れない難しさがあるものなのか...。
      いずれにせよ...。
      かの最終章『2002 遺言』...。
      家族の分断してしまったまんまの終わり方...。
      これからを懸命に生き抜く若者たちが、大人たちのつまらない見栄と身勝手に大いに振り回されるだけ振り回されて...。
      生涯を終えるまでの地獄同然の苦難の連続の日々を余儀なくされてしまうだけなのか...。
      といった悶々とした思いの大きくなるばかりになってしまったまんまなだけに...。
      やはり、あの『'87 初恋』中盤過ぎ...。
      父・五郎との折り合いの悪さに悩んで衝突してしまった思春期真っ只中の中学3年生だった純をみかねての、草太兄ちゃんからの言葉の意味とは...。
      「男は見栄だ。 いくつになったって男は見栄だ。 労わられるくらいだらしないと見なされれば、男は誰だって傷つく」
      良くも悪くも。尾を引きすぎてしまったのかなあ。

    • @tetsushable
      @tetsushable Рік тому +1

      特に、最終章『2002 遺言』...。
      あの雪子おばさんの息子・大介の成れの果て...。
      さかのぼってみること...。
      当初の連続ドラマ序盤回想より...。
      あの雪子おばさんによる妻子ある井関利彦との不倫問題から煮え切らないままの東京と富良野との行き来が、そもそものはじまりで...。
      『'84 夏』での利彦離婚成立となっての略奪愛結婚...。
      となったものの...。
      『'98 時代』での利彦の再度の不倫による離婚...。
      父方祖母恋しさからの大介との離別...。
      以上をもっての最終章『2002 遺言』...。
      かの大介が、携帯メールだけでしか、やりとりしないのは...。
      すべては両親に対して...。
      連続ドラマ序盤回想における、当時の既婚者のちの父親になる利彦の...。
      「浮気は男の甲斐性」
      「たかが男の浮気や不貞の一つや二つ」
      などと淡々と醸し出す不遜な態度...。
      母親である雪子おばさんの不倫と略奪愛結婚...。
      それぞれへの当て付けなんでしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーねぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
      「ヤラッシィィィィィィィィィーーーーーーーーーナァァァァァァァァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
      「知ってる人!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
      「今と昔じゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 愛の形がぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 全然ちげぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
      あの大介の悪態全開の喚き散らしっぷりのように...。
      序盤における約10年ぶりに富良野へ来て早々の大介を案じての雪子おばさんから五郎へのボヤキっぷり...。
      「義兄さん...。
      あの子...。
      一体...。
      どうしちゃったのかしら...」
      一体何がそもそものはじまりだったんでしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーねぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
      テメェェェーーーの胸にじっくりと手ェェェーーー当てて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
      よぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーく考えてみやがれっっっっっっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
      思う存分に絶叫しまくってやりたくなりましたね。
      結局のところ...。
      妻・みずえさんの余命宣告の悲しみのどん底に突き落とされてしまっている中畑のおじさんから、殴打されてしまうほどの悪態の限りを尽くした大介...。
      決して擁護できないにしても...。
      雪子おばさんから大介へのあきれ果てまくった態度!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
      これまで自分から再三やらかした不始末だけは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
      思う存分タナに上げまくって!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
      今さら何をエラッッッッッッッッッソォォォォォォォォォーーーーーーーーーに母親ヅラしまくってやがるんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
      ぐらいにしか思えませんでしたよ。
      やはり、『最終章』としたからには...。
      「ハッピーエンド」とまではいかなかったとしても...。
      僅かながらでも「希望の光」の見えて...。
      前向きに実感できるかのような描写が少しでもあれば、いくらか救われるのに...。
      と、何度も突き付けられたことかっっっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
      ただでさえ先行きの見えづらい混沌とした時代を生き抜く運命を余儀なくさせられてしまう若い世代であればあるほど...。
      なおさらのことなんでしょうねえ...。

  • @蛮場晩
    @蛮場晩 11 днів тому

    ちょっとエドシーランに似てますね

  • @takahiroiwamoto2956
    @takahiroiwamoto2956 Рік тому +8

    『初恋』で尾崎豊の"I Love You"の人気が尾崎ファン以外に広まった1987年。
    その年の年末に尾崎は覚醒剤で逮捕される。
    『初恋』放送後、ニワカファンがたくさん増えたけど、逮捕された次の日に学校に行くと、ニワカファンたちは手の平を返して、みんなニヤニヤしながら俺に「逮捕されたね」と声をかけてった。
    あの時の悔しさは今でも忘れられない。

    • @tetsushable
      @tetsushable Рік тому +1

      そうなんでしょうね。
      何と言っても...。
      黒板純を好演の吉岡秀隆が、バイト先で尾崎豊の2ndアルバム『回帰線』最終収録曲「シェリー」に感動の勢いのまま、1stアルバム『17才の地図』収録3曲目「I Love You」にも感動...。
      脚本家・倉本聰に要望したともなれば...。
      そして、尾崎豊本人と親友同士となった成り行きだけに...。

    • @tetsushable
      @tetsushable Рік тому

      かの一件から、振り返ってみること...。
      あの1985(昭和60)年8月25日日曜日...。
      尾崎豊...。
      初の単独野外スタジアムライブ大阪球場公演...。
      2万6,000人動員...。
      あの夏の終わりのひととき...。
      当時19歳...。
      「10代最後の夏」だけに...。
      いまだに忘れられないままの感動ながら...。
      おそらくであろう...。
      当時まだ朧げながら...。
      これから突き進むであろう、20代に相応しい...。
      これまでの教室や家庭から、思い切って飛び出しての、『大河小説』としての作品...。
      通常のアルバムと違って、『オペラ』のごとき構成...。
      意識していたであろうともなれば...。
      こうして、年末での全力疾走の果ての無期限活動休止宣言...。
      イギリス.イングランド首都ロンドンでのレコーディング、意識するものの...。
      無情にも...。
      1986(昭和61)年4月26日土曜日午前1時23分(モスクワ標準時)...。
      ソビエト社会主義共和国連邦(旧ソ連)構成国 ウクライナ.ソビエト社会主義共和国のチェルノブイリ原子力発電所4号炉での原子力事故発生...。
      予定変更...。
      アメリカ合衆国.ニューヨーク.アッパーイーストサイド96ストリートでのアパート単身生活...。
      のちの行く末...。
      大きく左右させてしまったのか...。
      より繊細かつ内省的なアルバムの作風ともなれば...。

  • @keisukeh1066
    @keisukeh1066 Рік тому +9

    「北の国から」は今まで観たドラマや映画の中ではダントツで好きです。
    ですが、個人的には音楽の使い方だけは、すみません🙇そんなに好きではありませんでした。
    五輪真弓の「恋人よ」はいらなかったです🙇
    雪子の不倫はストーリーラインとして必要だとしても、雪子の不倫がメインの単体ドラマかのようにフィーチャーする必要がないと思ったからです。
    それほど「恋人よ」の歌詞も音量も尺もインパクトが強すぎました。
    あと、さだまさしさんの曲は素晴らしいし絶対必要ですが、曲とシーンの尺にちょっと無理があるように感じました。
    シーンを変える時に無理矢理曲を終わらせている印象を受けました。
    こんな名作に文句つけてすみません…😓