福井県初の発電所「宿布発電所跡」市内６００戸に灯りをともす～福井市【動画紀行・福井県】Shukununo Power plant ruins

一乗谷朝倉氏遺跡近くの足羽川沿いにある「宿布発電所跡」。1899年（明治32年）、京都電燈（北陸電力の前身）が水力発電を始めた福井県初の発電所で、福井市内600戸に電気を送りました。1901年には発電機が増設され、およそ3000戸に電気を供給したと記録されています。戦後になって水力発電は規模の大きなダムへと移り変わり、宿布発電所は５７年間の歴史に幕を下ろしました。同発電所建設は熊谷組の発祥事業で、福井に電灯の明るさをもたらした産業遺構です。同社が公園として整備し2019年に福井市へ寄贈しました。
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