ちょこっと法話「ひかり輝くいのち~悉皆金色の願~」
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- Опубліковано 5 лют 2025
- 法蔵菩薩は衆生救済の為に四十八願をお建てになりました。その第三願は悉皆金色の願で「わたしが仏となろうとするとき、わたしの国の天人や人々がすべて金色に輝く身となることがないようなら、わたしは決してさとりを開きません」というお誓いです。
浄土に往生した者が金色の身になるというのは、いのちの不変の尊さに目覚めさせるということを意味しています。
私たちは命をこの身体の活動を通して見ています。そこには老いることより若い方がいい、病より健康の方がいい、と言ったように良し悪し、優劣を付け、いのちの価値が変動します。
仏さまが言われるいのちとは智慧に基づいた慈悲活動をいうのです。これを慧命といいます。この慧命こそが真のいのちの活動で、これが変わる事のない尊い命の活動というのです。
つまり金色に輝く身にするというのは、お浄土に生まれた者はこの慧命に目覚めさせる、即ち仏さまに成らせるというのです。
※短い時間ですので略説しており言葉が不十分な点もある事をご了承ください。(20240606)