Ｙラグ端子、バナナプラグとバインディングポストとの接触抵抗を測定 Contact resistance of Plug and Binding Post

手持ちのＹラグ端子やバナナプラグとバインディングポストを接続したときの接触抵抗はどの程度なのかを測定しました。
結果はランキング形式で。
試料
（ａ）Ｙラグ端子（ＵＳＡ刻印で、良品質取り扱い業者から仕入れ）
（ｂ）リーフベンドバナナプラグ（Ｎａｋａｍｉｃｈｉ印字）
（ｃ）円筒波型バナナプラグ（Ｎａｋａｍｉｃｈｉ印字）
（ｄ）円筒波型バナナプラグ（ＢＰ－２０８ＣＧ）
（ｅ）ＷＢＴ風ロック式バナナプラグ（Ｐａｌｉｃ印字）
（ｆ）Ｌ型ロック式バナナプラグ（ＢＰ－１９３Ｌ）←３０回ほどでロック出来ず短寿命．．
（ｇ）陸軍式ターミナル（MB-124GR12.8mm）
（ｈ）陸軍式ターミナル太（MB-125GR14.7mm）
（ｉ）ジョンソン式ターミナル（MB-126-G）
（ｊ）ジョンソン式ターミナル（T-21-G-E）
（ｋ）小型ダイカスト製ボディ（安価品）
（ｌ）中型透明絶縁樹脂端子
（ｍ）２連式ターミナル
（ｎ）バナナソケット（HIRSCHMANN SEB 2610）
※T-21-G-Eはニッケルメッキ、他は金メッキ
プラグ側成績（ラグ端子通さず）
（ａ）min. 0.23mΩ; max. 1.08mΩ; ave. 0.52mΩ
（ｂ）min. 0.74mΩ; max. 1.9mΩ; ave. 1.1mΩ
（ｃ）min. 0.93mΩ; max. 1.86mΩ; ave. 1.21mΩ
（ｄ）min. 0.8mΩ; max. 1.8mΩ; ave. 1.07mΩ
（ｅ）min. 0.48mΩ; max. 0.87mΩ; ave. 0.61mΩ
（ｆ）min. 0.33mΩ; max. 0.53mΩ; ave. 0.43mΩ
どれも比較的安価なものですが、未使用品、初期値と考えてこれからじわじわと接触抵抗が増加していくのでしょう。初期値だけ見るとＹラグ端子かロックタイプのバナナプラグが良さそうです。
個体差も含め、何かの参考にでも。
そのほか、高額ブランド物？の使用感のある中古バナナプラグは劣化たのか接触抵抗は大きくて不安定でした。
Ｅｘｃｕｒｉｏ ＴＰＳＱシリーズ詳細説明は
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