ゆる〜い中世の英語の世界では綴りはマイルール?!throughのスペリングは515通り!堀田的ゆるさベスト10!【井上逸兵・堀田隆一英語学言語学チャンネル #91 】
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- Опубліковано 8 вер 2024
- ・標準英語はまだない時代
・書きたいように書いていた!?
・ゆる〜いthroughのスペリング堀田チョイスのベスト(ワースト?)10!
・今は一つになったかと思いきや・・・
・今はない英語の文字(ヨッホ(yogh)、ソーン(thorn))
・英語史研究者になってスペリングが苦手なった堀田(笑)
・今も生きるソーン(教養が試される??)
0:18 ゆるいスペリングの話
3:58 徐々にスペリングも標準化へ
4:36 現代のスペリングの多様化?
5:26 515通りのthrough
5:57 堀田が選ぶthroughの異綴りベスト?10
13:58 中世期のスペリング
14:29 y = thのなぞ
18:01 ゆるい中英語の世界に慣れて
「狂気の沙汰!? 中世のthroughのつづりは515通り!」
◎「井上逸兵・堀田隆一英語学言語学チャンネル」は毎週水曜、日曜18時に新作動画がアップされます。
◎水曜日は、ゲストを迎えて雑談回(飲み会?)、日曜日は、堀田・井上でしっかり(?)言語学、英語学を語ります。
◎コメント、ご質問等、お寄せください。トークの中で取り上げさせていただくことがあります。
◎英語学、言語学のおもしろさ、魅力を語ります。
研究する人も、研究してない人も、研究したことない人も、おもしろい(と思います)!
「社会言語学」というものの見方のお話しをします。
「英語史」という研究分野の話もわかりやすくお話しします。
「英学」、「英語受容史」にまで話がおよびます。
一見、わかりやすそうだが、意外と知られていない、「英語学」、「言語学」のおもしろさを、英語史(英語の歴史の研究)と社会言語学(ことばと社会との関わりやコミュニケーションの研究)の観点から、いろいろわかりやすく語ります。
英語学習や英語文化(英米の文化)の理解にも役立ちます。
(註)
「中英語」(Middle English, ME):ノルマン人の征服(1066年)あたりからシェイクスピア時代(16世紀頃)までの英語
「古英語」(Old English, OE):450年くらいからノルマン人の征服あたりまでの英語
◎語り手:
井上逸兵(慶應義塾大学文学部)
専門:英語学・社会言語学
Twitter: @ippeiinoue
堀田隆一(慶應義塾大学文学部)
専門:英語学・英語史
Twitter: @chariderryu
【井上逸兵主要著書】
『もっともシンプルな英語ライティング講義』(慶應義塾大学出版会)
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『英語の思考法--話すための文法・文化レッスン』(ちくま新書)
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『伝わるしくみと異文化間コミュニケーション』(南雲堂)
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【堀田隆一主要著書】
『英語の「なぜ?」に答える はじめての英語史』(研究社)
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『英語史で解きほぐす英語の誤解―納得して英語を学ぶために』(中央大学出版部)
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『スペリングの英語史』(早川書房)(翻訳・サイモン・ ホロビン著)
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・堀田隆一関連サイト・ラジオ
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ガチ英語学ラジオだ!(ゆる言語学ラジオから来ました)
ヘブライ語やアラビア語では短母音は書きませんが、長母音を子音字を使って書く(vやwはウーやオー、yはイーやエー)こともあるので、同じ感覚なんでしょう。
ソーンの亡霊、yeの看板の話、面白かったです!日本だと蕎麦屋さんの暖簾が今は使われていない昔の変体仮名で「きそば」と書かれるのとすごく似てて、英語にもあるんだー!と思いました!
ソーン(Þ, þ)が現代英語で使われなくなったのは惜しいなぁという気持ちですね。特定の発音が1文字で表せるのに…とか思いますけど
今はアイスランド語でしか見れない珍しい文字
Yeでそば屋さんうなぎ屋さんの変体仮名を、throughのバリエーションで「渡辺」「斉藤」の異体字のバリエーションを思い出しました。どの言語にもそういうのあるんですねえ。
中学生がテストで間違えるヤツ❗️昔だと印刷もしないし公開範囲狭いから「間違えちゃったけどまあいいか」も多そうです😮学生のノートだと誤字脱字、略語が多用されても読めるカンジで。今までテロップ出るから動画としては観やすかったですが、先生間の会話がほとんど口頭で終始していて疎通できるのガチで凄いなーとたじろいでいました。小道具投入すると広がりそうですね。
コメント、ありがとうございます。515通りの大半については「間違えちゃった」ではないと考えています。そもそも「間違え」るためには正答がないと始まらないのですが、「正しいスペリング」がなかったわけですので「間違え」ようもないわけです。「違うスペリングである」という言い方にとどまるのだろうと思います。まだ正誤の価値観が芽生える以前の時代の話ですので。ここが今回の重要なポイントだと考えています。
intererting!
堀田さんチョイスのワースト10ww
þが消えてthとしか綴らなくなってしまったのは、ゴート文字由来で、お手本としているラテン語・ギリシャ語にはない文字で、かっこよくないと思ったからなのでしょうか。
thを別個の音素としている言語は多くないので、歴史的にどの時期に発生したのか気になります。
テスト以外でYを使ってみたい
質問です。
ジョンソンの英語辞典ができるまでは、スペリングもさまざまだったということを知りましてふと思ったのですが……
英語のつづりと発音が、他のヨーロッパ大陸の言語(仏語、伊語、西語、独語などなど)のように対応していないということに関係はあるのでしょうか。もちろん、大陸の言語も正書法がガチッと決まるまでは綴りがさまざまであったのかもしれませんが。
いつも楽しみに観せていただいています。個人的には、飲み会バージョンよりも、今回のような通常版(?)のテーマごとのお話が好きです。これからも、ゆるゆる頑張ってください!
おっしゃるとおり、近代標準化以前は英語に限らず他のヨーロッパ諸語でも綴字と発音のギャップはそこそこありました。ですので、英語で特にギャップが著しいのは、そこが主要なポイントなのではなく、理由はまた別のところにあります。簡単には説明できませんが、いずれチャンネルでも取り上げるかもしれません。
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お返事ありがとうございます!
音韻論で発音とアクセントをやっていたときに、先生が英語はちょっとややこしいからまた別の時に、と、別の時を見つけてさわりを教えてくれはったのですが、ほんとにややこしかった記憶があります(苦笑)。多分、綴りと発音のギャップも、その辺りとまた違うお話でしょうか。
是非是非、機会がありましたら取り上げてください!楽しみにしています♪
あけましておめでとうございます🧧🐇
本年も先生方のお話、
楽しみにしております🔤🕺🏻
ゆるーいスペリングのお話、
あまりに面白かったので
友達にも515通りあるんだって!と
シェアいたしましたƪ('߸' ƪ)
その頃のスペリングは、読み書きの習慣を持つ人たちの間では
我も我もと綴り方のバリエーションを
拡大しよう、という風潮があったんでしょうか??^^世代間や地域差とか、またそれ以外の要因かもしれませんが☺︎
ここまで綴りかたが多様に展開したのは何か理由がありそうで、とても魅力的です。
長くなりましたが皆さま暖かくお過ごしください!!ฅʕ◍·̀·́◍ʔฅ🌼
素敵な1年になりますように🧧🐇🍀
バリエーションを拡大しようという意図的に風潮はまったくなかったと思います。今回は、バリエーションを集めて数えてみたら、こんな数だったという結果論の話しです。
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返信ありがとうございます!!
全く無かったのですか!
それは、とても驚きです( ꙭ ).ᐟ.ᐟ
勝手に教養のある人たちの
言葉遊びのようなものだったのかと
想像してしまっていたので、
教えていただけで良かったです☺︎
これだけ違うスペリングで、
当時意思疎通ができたのもすごいですね。
考えるほど楽しいおはなしですƪ('߸' ƪ)
ありがとうございました!^^
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全くの余談なんですが、
堀田先生の話し言葉と書き言葉の
変遷についてのボートとそこに繋がれた
紐の関係の喩え話
大好きです!
余談です٩(๑˃◡˂๑)!!!
よい午後をおすごしください☺︎
てふてふ
のよう
ソーン言うことかはスルーされてて可哀想
しまった!そこテロップ入れるの忘れた!くやしい。
えつ、まだ気づいてません(^_^;)
いつも楽しく勉強させていただいております。
ところで、看板のYeの発音、先生はザとおっしゃっていましたけれど、この場合はズィには変化しないのでしょうか? 後ろがoldeだったので気になりました。
ズィです。
ありがとうございますm(_ _)m
Thrwghtのくだりで、-tは読まれたことないとのことですが、midstやamongstの-tも昔は発音しなかったと言うことでしょうか?
midst や amongst の -t は発音されたと思います。もともと -t などなかったのですが、音声的な理由で挿入されたと考えられます。ある程度の説明が可能だということです。
ところが、Thrwght の -t は様々な角度から検討しても、発音が挿入されたとは考えられません。とすると、発音には対応しない、純粋に綴字としての挿入なのだろうという解釈になります。
ありがとうございます。ブログ毎日見てます。
throughが可愛く思えてきたw
周辺隣国の識字率の低い人達が無理やり書いたぽい😅