【文殊院西古墳・艸墓古墳・谷首古墳】大和の大型横穴式石室を持つ古墳
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- Опубліковано 11 бер 2022
- 考古学チャンネルです。この動画は、桜井市安倍文殊院周辺にある、精緻・巨大な横穴式石室を持つ終末期古墳として有名な、文殊院西古墳・艸墓古墳、谷首古墳について解説した動画です。
文殊院西古墳は、日本三文殊のひとつである、安倍文殊院の境内にある古墳です。精緻な切石つくりの石室を持ち、終末期古墳の頂点に立つ古墳として、非常に見応えのある古墳です。被葬者は、安倍文殊院を創建した安倍倉梯麻呂の墓との伝承があります。
艸墓古墳は、兵庫県加古川流域産の竜山石製の刳抜式家形石棺が据えられています。石棺に対して石室が小さいことが特徴で、石棺を据えた後に石室および墳丘が構築されたと考えられています。
谷首古墳の石室は、花崗岩の巨石を使用して構築された、極めて規模の大きいものです。阿部丘陵の古墳の中では最初に築かれた巨石墳と考えられています。
これらの古墳は、いずれも7世紀初頭~中頃に築かれたと考られ、この辺りを本拠地にした豪族、阿倍氏関係の墳墓と考えられています。
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#文殊院西古墳 #艸墓古墳 #谷首古墳
こんな古墳あるんだ。初めて知った、、、。
まだまだたくさんありますよ。
文殊院西古墳は参拝に行くのタクシーを使った時古墳も有って中も入れると言われたので見学しましたね
古墳の意味も余り判らない時でしたので今回の動画で改めて勉強させて頂きました
返信が遅くなり申し訳ありません。ご視聴ありがとうございます。これほど綺麗な切石積みの石室はなかなかないですよね。所々に石の溝を切って、別々の石に見えるように細工している所が凄いですね。
艸墓古墳の石棺は見事ですね。この前御所市の水泥南古墳を訪れたのですが、この古墳も艸墓古墳と同じように石棺に対する石室の広さが狭いように感じました。両方7世紀初めに築造された古墳のようで、関連性が読み取れて面白く感じました。ありがとうございます、
ご視聴ありがとうございました。私は水泥南古墳は行ったことはないのですが、確かに石室と石棺との感じが似ていますね。終末期古墳には、こうした古墳があるのですね。また機会があれば行ってみようと思います。ありがとうございました。
安倍文殊院にはお詣りしましたが、艸墓古墳と谷首古墳は見ていませんでした。玄室入口の天井近くを切り込んでまぐさ石をはめ込んでいましたね。精巧に組み上げているんですね。石室の隅は暗くて見にくいので、映像で気付くことがたくさんありそうです。
ご視聴ありがとうございました。そう言っていただけると嬉しいです。艸墓古墳は結構わかりにくいところにあって、少し迷いました。どの古墳の石室も凄いですね。
石の加工技術凄いな~。ピラミッドにつながるものあるんでしょうね
古墳の石室構築技術の集大成ですね!
動画up有難うございます。
文殊院西古墳の石室は本当に綺麗ですね。被葬者の一族が揃って几帳面だったんでしょうか。笑
そうですね。よくここまで綺麗に揃えましたね。私とは正反対のようです(;^_^A。
@@koukogaku 私も右に同じです。
今回紹介された古墳は橿考研友の会のツアーで行ったことが有ります。一番印象的だったのは、谷首古墳でした。崩れた入口から体を屈ませて入ると、見た目の印象と違って巨大な石室が現れ、圧倒されました。
ご視聴ありがとうございました。谷首古墳の石室、大きくて迫力ありますね。結構町中にあって驚きました。
Pyramid ばっかしみて人間の偉大さを感心させられていましたが日本人もエジプト人みたいな偉大に尊崇を抱く心があったんですね。知らなかったです。いやいや石の大きさにびっくりです。Pyramidの場合は石の積み上げの高さが140メートル?とかで謎のようにされていますが、いずれにしても「どやってどこから石を持ってきたか?」が知りたいですよね。
木造建築にしても「木組みの神秘性」機械のない時代に60トンもある石を・・・など万物の霊長類の「ヒト」の智慧にリスペクトを新たにいたしました。
文殊院と茶臼山古墳の中間辺りの磐余地域で生まれ育ちました。何となく見ていた古墳ですが、すごく詳細に撮影していただいて大変勉強になりました。艸墓古墳にあるような突起のある家形石棺は当時、皇族も豪族もともに使っていたのでしょうか?皇族用と豪族用ではデザインやサイズが違ったりするのでしょうか。
ご視聴ありがとうございます。家形石棺は近畿地方が分布の中心ですが、中国、九州、中部地方などにもありますので、有力者の石棺として採用されていたのではないでしょうか?デザインは時期によって変化があり、艸墓古墳のような縄掛け突起が小さいものは、最終形態のようです。
@@koukogaku なるほど 勉強になりました。有難うございました。
最初の紹介の遺跡は石が新しい感じがしますし、きれいに積みあげすぎという気がします、最近積みあげたものかと疑いたくなるほどです。石のサイズもきちんと等しくされているようですし。。
箸墓古墳にそう遠くないところにあるんですね。
箸墓古墳とホケノ古墳は行ったことありますが。。
文殊院西古墳の綺麗な切石の石室は別格ではないでしょうか。あまり他にはないように思います。
古墳って日本的な感じがしないのが不思議ですね。そこが魅力でもありますが。古代には巨石文化も巨木文化も両方あったのが巨石文化のほうは古墳時代を頂点にして廃れたんですかね?お寺も神社も材木で作る。石も使わないわけではないけれど仏像もご神木から切り出して作ったり。信仰の対象としての巨石は今でもありますけれど。それにしても古代の人の石を加工する技術は凄いですね。
本当にすごい技術ですね。これらの古墳の石材もそうですが、牽牛子塚古墳の石槨をどうやって二上山から運び、あのような位置まで上げたのか、本当に不思議です。
艸墓古墳は昔は確かカラト古墳と言う名称でした。
ご教示ありがとうございます。