源氏物語【桐壺】 朗読

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  • Опубліковано 13 жов 2024
  • 現代語訳(意訳)
    どの帝のころだっただろうか。女官(女御や更衣)が大勢お仕えなさっていた中に、たいして高い身分ではない方で、(帝の)寵愛を受けていらっしゃる方(桐壺)がいた。
    最初から、自分こそは(帝の寵愛をうけよう)と気負っておられた方々は、(桐壺を)軽蔑したりねたんだりなさる。
    (桐壺と)同じ身分やそれより低い身分の女官達は、さらに気が気では無い。(桐壺)朝晩のお勤めになるときも、他の人々の心をさわがせてばかりいて、恨みを受けることが積もり積もったせいだったのだろうか、(桐壺が)ひどく病弱になっていき、なんとなく心細い様子でよく実家に帰っていたのを、(帝は)ますます飽き足らず愛おしいとお思いになって、人々の非難を気にされることも出来ずに、世間の話題になるに違いないようなふるまいである。
    大納言など高級官僚(公卿・殿上人)たちもなんとなく目をそむける状態で、まぶしいほどのご寵愛ぶりである。
    「中国でも、このようなことが原因で世の中が乱れ悪くなったのだ」と次第に世間でも苦々しく思われ、人々の心配の種になり、(世間の人々が)「楊貴妃の事例」まで引き合いに出しかねないほどになっていくので、(桐壺にとって)大変不都合なことが多いけれども、もったいなく恐れ多いほどの(帝の)寵愛を頼りにして(他の人に)交じって(宮仕えをして)いらっしゃった。
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