【解説】ザ・ラモーンズ「53rd & 3rd」は現代に通じるパンクソング
Вставка
- Опубліковано 28 лис 2024
- フォトグラファー久保憲司が、ザ・ラモーンズ「53rd & 3rd」を解説します。
久保憲司プロフィール
1981年に単身渡英し、フォトグラファーとしてのキャリアをスタート。『ロッキング・オン』など、国内外の音楽誌を中心にロック・フォトグラファー、ロック・ジャーナリストとして精力的に活動中。また、海外から有名DJを数多く招聘するなど、日本のクラブ・ミュージック・シーンの基礎を築くことにも貢献。著書『ダンス・ドラッグ・ロックンロール ~誰も知らなかった音楽史~』『ダンス・ドラッグ・ロックンロール ~"写真で見る"もうひとつの音楽史』、『ザ・ストーン・ローゼズ ロックを変えた1枚のアルバム』等々。
ディーディーはGGアリンともバンドを演ってて、結構破滅型の人と言ってしまうのは簡単ですが、最終的にドラッグで亡くなってしまったので、どこかそう思わざるを得ない部分もあります。
たぶん、ディーディーは自分がゲイなのかどうなのか悩んでいたのかなと、そのコンプレックスでドラッグを辞めれなかったのかなと。ルー・リードも同じですが、ルー・リードは最後は太極拳、写真、奥さんなど自分を落ち着かせる方法を見つけることができました。ディーディーもラモーンズというイメージを壊さず、対処出来るそうしたものをみつけるべきでしたね。歴史にIFはないので、いまさら何を言っても仕方がないのですが。
そうでしたか、、精神的にナイーブな面があったのが、ドラッグに走ってしまうという理由なのかもしれないですね。たしかにルー・リードはヘロインについて書きましたが、ドラッグ依存のイメージはそこまで無いですね。
ディーディーの晩年はどこか痛々しくもあります。それこそ違う方法でもっと才能を生かせた人であったでしょうに。