リゲティ: エチュード13番悪魔の階段、14番無限の円柱/ Ligeti: Etudes pour piano no.13,14
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- Опубліковано 21 жов 2024
- Gyorgy Ligeti: Etudes pour piano
No.13 L'escalier du diable
No.14 Columna infinita
(piano: Aruki Fujikawa)
リゲティ:エチュードより
13番《悪魔の階段》
14番《無限の円柱》
(ピアノ:藤川有樹)
有樹さん、こんばんは。
この曲は、始めは、音の数も少なく音量も小さめだけど、うねりを繰り返し、少しずつ音の数を増やし、そして音量もどんどん増してゆく… 不気味な感じもしますが、凄みを感じさせる曲だと思います。
とにかく、凄い曲ですね。びっくりです。
私が想像出来ないくらいの練習量をこなしたのではないですか?そして、それを乗り越えた時に得られるものは、はかり知れないものがあるんですよね。きっと。
そうですね。そういう意味でも価値のある練習曲だと思います。
大好きなリゲティが聴けて感激です。
ありがとうございます!
13番悪魔の階段。冒頭部分から切迫感が感じられました。今にも崩れ落ちそうな朽ちかけた鉄の螺旋階段。その螺旋階段を強制的に登らされているような気分に。登りきったと思っても、いつの間にか次の階段が現れ、頂上に辿り着く事は無い。だんだんと追い詰めらた感覚になり、やがて恐怖感へ。
14番無限の円柱。〝安堵〟など許さないと言わんばかりに押し寄せる〝不安感〟。そしてこちらもやがて恐怖感へと。
…この感覚、以前味わった事が有る…と思い、名前だけは知っていた〝リゲティ〟をにわか勉強(無知で恥ずかしいです)。
すると、検索サイトから十年位前に訪れたポーランドのケナウ収容所の文字が。彼自身もユダヤ系との事。ああ、そういう事か…と。アウシュビッツを訪れた時に味わった感覚とこの演奏を聴いた時の感覚が見事に重なりました。
凄すぎませんか?
この作品がナチスによるユダヤ人への迫害を意識して創作されたかどうかはもちろんわかりかねますが、モノクロの画像のみが映し出された画面の有樹さんの演奏からは過去の闇が伝わって参りました。
今後、アウシュビッツを思い出す度にこちらの演奏を思い出すのだろうなぁ…と。
鬼気迫る、でもどこか悲しみと絶望感の潜んだ深い演奏。届けて下さり有難うございます♪
なるほど、そういうふうに聴こえる方もいらっしゃるんですね。いろんな感想をきくのが好きです!
悪魔の階段というのはカントール関数とかいう数学用語の別称みたいです。で、たしか無限の円柱は同名の彫刻作品かなにかがルーマニアにあったような、、、
いろいろなイメージを想起させてくれる、不思議なタイトルですよね。
@@arukifujikawa
無限の円柱はルーマニア生まれの彫刻家、ブランクーシの作品ですね
彫刻のどこを切っても作品として成立するという作品だったかな
やっぱりすごい。。。正常と異常のギリギリのラインを攻めてくるような、迫力ある演奏に唸るばかりです。そして聴きながら、自然と頭の中で演奏している様子や指の動きが浮かんできて、すごく脳が活性化されます。
「え?今、一番端と端の音が鳴ったよね?え?両手、どんだけ広げた?」とか、「ノンペダル?それとも細かく踏みかえてる?」とか、「右手と左手、今どうなった?」とか、「すごい遠い場所から音が来たよね?」とか、とにかく刺激的で楽しいです。
ありがとうございます。
二曲とも腕を極端に交差して弾かせてみたり、右手と左手で異なるリズムを弾かせてみたり、この練習曲は運動能力や記憶力など、奏者にいろいろか能力をつけさせてくれる良い曲です。
あの温厚で優しくて可愛くて遠慮深いあるおさんが、ピアノの前では豹変ですね。ピアニストさんの頭の中って本当に異次元で、興味津々で、こうしてピアニストさんからお返事頂けるなんて幸せの極地です。良い世の中になりました(シミジミ・・・)。音がたくさんある(ありすぎる)曲を弾いていて楽しいと仰ったり、いろいろな能力をつけさえてくれる良い曲と仰ったり。凡人は「え?楽しい?いい曲?ポジティブですね・・・」と驚いて、「音いっぱいで指があっち行ったりこっち行ったりしてると、目の前の指が右手か左手かわからなくなりそう」程度の心配をするのが精一杯です(汗)。
あるおさんは才能を隠すのが得意だそうですが(笑)、難解で複雑な曲、また紹介してください。いつか答え合わせで映像が見られたらいいな~と、のんびり楽しみに待っています。
いつもお返事くださってありがとうございます。お忙しいでしょうから無理のない範囲でどうぞお気遣いなく。。。ピアニストに読んで頂けた!というだけで幸せに浸っていますので・・・。
@@kae_k3194
僕も聴いてくださる方とお話しするの楽しかったです。
また頑張ります
凄い!としか言いようがない
語彙力が無いので…
すごいですね
こ、これは何処に連れて行かれるんだろう
リアルと魔界の狭間で緊張が膨張し始める👽
すばらしい演奏をありがとうございました👏👏👏
👏👏
宇宙とか異世界とか、そういうイメージがやっぱり湧きますよね。不思議な曲です。
妖しげでカッコいいです👏
少しの間、現実から離れて違う世界に連れて行って貰いました。
スゴイ‼︎演奏をありがとうございました😊
ありがとうございます!ほんとに異世界、異次元のような曲です。
リゲティ、、
こんな旋律を思いつく事がもはや異次元的天才
そしてこれが弾けるピアニストの方々、凄すぎる。
この曲も全く知りませんでした。一見、音が目一杯詰まって機械的な音階練習のような曲に思えますが、深い腕の交差が有ったり、右手左手が左右に思いっきり離れたり、リズム感と運動量が試される曲なんですね。普段穏やかなあるおさんが、格好良く刺激的にこの曲を弾ききっているのは、凄いとしか言えません。演奏後の拍手と歓声がそれを物語ってますよね。本当にあるおさんの選曲演奏には驚かされる事が多いです。
けっこう腰にくる曲です(笑)
@@arukifujikawa あるさん、本当にリズム感のある曲を格好良く弾かれるので、聴いていて楽しいです。それにしても、バッハから現代音楽まで守備範囲が広いなあと思います😊
無機的・幾何学的なモチーフを、あるおさんの手で編み上げて、血の通った魅力的な絵画に仕上げたような、そんな印象を受けました。それにしても、あるおさんのピアニズムに圧倒されます!
2曲とも腕の交差がえげつない曲なんですよー。
ppppからffffみたいな表記もリゲティの楽譜の特徴です。
なるほど!演奏されるお姿、ますます拝見したいです!楽譜も見てみたい♫
拍手を聞いて、緊張感がすっと消えました。
ピアノでこの表現力……凄すぎます👏👏👏👏👏
ここに辿り着けて良かった~🌷有難うございます😊
会場、物凄い緊張感でしたよ。最後の音弾いてから手を下ろすまで誰も息をしてはならないような空気がありました。
@@arukifujikawa
演奏が終わるまで、自分が緊張していることに全く気がつきませんでした。
ピアノで、このような経験をしたのは初めてです……素晴らしい演奏!👏👏👏👏👏
有樹さん、稀有な天才だったんですね。
緊張感で心が震えます。
この曲は今の時代に合っている気がしますね。
手元をフォーカスした動画を作って欲しいです。凄い迫力がありそう👏👏👏👏👏👏👏
コンサート録音から引っ張ってきたので、残念ながら動画ないんですよね、、、手の交差がアクロバティックで面白い曲なので、僕も残念です。
わあ、返信ありがとうございます🤭
今有樹さんの8年前の動画から順番に見させていただいてるところです。
有樹さんの個性と世界観に圧倒されてます。
もっと世の中に知らせなくてはもったいないと思うほど素晴らしいです。
何しろリズム感が天才的で、世界観がとてつもなく深く魅力的です。
動画作成に有樹さんも力を入れてくださったら嬉しいのに😁
単独コンサートがありましたら是非行きたいです😊
面白い❣️特に14番!!
👏👏👏かっこいいー!
いろいろ演奏を聴いていただいてありがとうございます。大学の200周年のイベントで弾いた時の演奏です。
私も何時かはこの曲が「音・楽」と聴こえるようになるのでしょうか?
小中の音楽の時間+α、ピアノもソナチネで脱線転覆した私には、あるおさんのUA-cam上の曲は殆ど知らない物ばかりでした。始めは重すぎる・奇怪すぎるとギョッとしましたが、何故か耳に残り、何度も再生する事に。
初めてピカソの絵を見た時のようです。
未知の世界への扉を少し開けて下さったあるおさんに感謝です🙏😸😹
この曲は正しい意味で"グロテスク"な作品かもしれませんね。
グロテスクという概念はローマ時代にまで遡るもので、たしかラファエロだったかな、彼によって広く紹介されました。植物や動物やその他色々なモチーフが段々と姿を変えつつ、パターン・模様になっているような装飾のことなんですが、この曲なんとなくそういう風に聞こえるな、と僕は思います。
グロッタ(洞窟)は知っていましたが、グロテスクの語源とは知りませんでした。
あるおさんの知識は本当に幅広いですね❗
リゲティエチュードも初めてです。不協和音のような響きが独特ですね♪これも難曲ですよ。
これはたぶん僕の録音の中で最も難曲です。しかもこのコンサートの時は暗譜で弾くように、とのことだったので、必死で練習した覚えがあります。
たく音さんがYAMAHAの掛川工場の自動打鍵機を見て「リゲティみたい」とおっしゃいましたが、なるほど❗
実際、二曲目の無限の円柱は自動ピアノによる演奏録音があったと思います。やっぱり人が機械的に弾いたほうがオモシロイ曲ですけれどね。
これはエチュードなんですか?聴いていると異世界に連れて行かれそう…。弾く人はどんな気持ちで弾くんだろう、と考えさせられる曲でした。
この曲、映像があったほうがわかりやすいんですが、手が無茶苦茶交差したり、左右で違うテンポ感を扱ったり(ポリリズムと言います)、実はめちゃんこ難しい曲です。
あと僕の場合は暗譜したので、記憶力とか、精神力とか、そういう意味でも鍛えられるよい練習曲ですね。
暗譜ですか!!!
あ、でも楽譜を見て弾くことも大変そうですよね。すごい世界を見せていただきました。
ミニマルテクノの如く、カールクレイグ、リッチーホウティンを連想させる。カッコいい😁
リズム構造が見えてきそうで、見えてこない。調整されたカオス。みたいな曲です
凄すぎる。リゲティエチュードの中でも最難の2つを。。
これ弾けたら弾けない曲とかあるんですか?有樹さんのアイブスのコンコードソナタとか聞いてみたい…
これ大学の200周年記念の企画のコンサートで、暗譜で弾かなきゃいけないという企画だったんですが、この時は何かわからないですけど何かが憑依しているような状態だったのを覚えています。
どんなにムズカシイ曲でも弾いている人がいるということはなんとか弾く方法があるんだろうな、と考えるようにしてます。