【土佐日記】羽根といふ所
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- Опубліковано 3 жов 2024
- 羽根(現在の高知県室戸市)という場所に到着した作者一行。
そこに同行した子どもが「羽根は鳥の羽のようなのかなあ」と、いかにも子どもらしいことを言って、周囲を笑わせますが、そこに着想して、別の女の子が「鳥のように飛んで都に帰れたらいいのに」という歌を詠み、周囲の大人たちに納得させます。
また、この子供たちのやり取りを聞いていた任国で娘を亡くした母親は、その娘のことを思い出して悲しむのでした。
◆土佐日記(作者:紀貫之)◆
紀貫之が土佐国(現在の高知県)に国司としての任期を終えてから(承平4年(934年)12月)、平安京に到着する(承平5年(935年)2月)までの内容をつづった日記です。
当時、平仮名は女性が書くものとされていたことから、女性に仮託して書かれています。
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